AndroidスマホのCPUの見方や比較方法を解説
Androidスマホのスペックの中で、CPUは処理性能を決める重要な要素の1つです。
しかし、スペック表のCPUの項目を見ても、聞きなれない文字列が並んでいて、よく分からないと思っている人も多いはずです。
今回はAndroidスマホのCPUの見方や比較方法を解説します。
新しいスマホを購入する際に、CPUの項目に注目できるようになってください。
この記事に書いてること♪
AndroidスマホのCPUとは?

AndroidスマホのCPUは、簡単に言えばスマホの頭脳にあたる重要なパーツです。
アプリの起動やネットの閲覧、動画の視聴など、スマホ上で行われるさまざまな処理を担っています。
CPUのスペックが高いほど、処理能力が高く、複数のアプリを同時に起動したり、複雑な作業をしたりする際にも、サクサクと快適にこなすことが可能です。
AndroidスマホのCPUの見方
AndroidスマホのCPUには、主に2つの要素があります。
- コア数=マルチ処理性能
- クロック周波数=処理速度
では、それぞれの要素がどのような役割を担っているのか詳しくみていきましょう。
コア数=マルチ処理性能
コア数は、同時に複数の作業を処理する能力を表しています。
よくデュアルコアやクアッドコア、オクタコアなどと呼ばれますが、これらはそれぞれコアの数を示しています。(デュアル:2個、クアッド:4個、オクタ:8個)
コア数が多いほどに、マルチ処理能力が高くなり、複数のアプリを同時に利用しても、サクサクと快適に使えます。
もちろん数が多ければ良いというわけではなく、1コアあたりの性能も重要です。
クロック周波数=処理速度
クロック周波数は、1秒間に処理できる回数を表しています。
CPUのクロック周波数が高いほど、複雑な処理に対しても、スムーズに実行できます。
スタンダードなスペックのCPUだと、クロック周波数は1.8~2.6GHz程度が主流ですが、ハイエンドなCPUだと3GHz以上となっています。
AndroidスマホのCPUの種類を解説
AndroidスマホのCPUの種類を解説します。
主なメーカーとシリーズを一覧で見ていきましょう。
Qualcomm「Snapdragon」
Qualcommは、アメリカの代表的なCPUシリーズ「Snapdragon」を開発しているメーカーです。
圧倒的なシェアを誇っており、さまざまなメーカーのスマホに搭載されています。
ハイエンドからローエンドまであらゆるスマホに搭載されており、主なシリーズとしては以下の通りです。
| 型番 | グレード | コア数 | クロック周波数 |
|---|---|---|---|
| Snapdragon 8 Eliteシリーズ | ハイエンド | 8 | 4.32GHz~4.47GH |
| Snapdragon 8シリーズ | 8 | 2.995GHz~3.2GHz | |
| Snapdragon 7シリーズ | ミドルエンド | 8 | 2.4GHz~2.8GHz |
| Snapdragon 6シリーズ | 8 | 2.3GHz~2.3GHz | |
| Snapdragon 4シリーズ | エントリークラス | 8 | 2.0GHz~2.2GHz |
MediaTek「Dimensity」
Dimensityは、台湾の半導体メーカー「MediaTek」が開発したCPUで、ハイスペックながらもコストが抑えられているのが特徴です。
高いスペックを誇りながらも、スマホ価格を抑えられるため、コスパを重視する方が多く利用しています。
| 型番 | グレード | コア数 | クロック周波数 |
|---|---|---|---|
| Dimensity 9000番台 | ハイエンド | 8 | 3.0GHz~3.73GHz |
| Dimensity 8000番台 | 8 | 2.85GHz~3.25GHz | |
| Dimensity 7000番台 | ミドルエンド | 8 | 2.2GHz~2.6GHz |
| Dimensity 1000番台 | 8 | 2.6GHz~3.0GHz | |
| Dimensity 700~900番台 | エントリークラス | 8 | 2.0GHz~2.36GH |
MediaTek「Helio」
Helioは、Dimensityと同じ台湾の半導体メーカー「MediaTek」が開発しているCPUシリーズです。
主にエントリークラスのスマホに搭載されているのが特徴で、安さを重視してスマホを選んでいる方が利用しています。
| 型番 | グレード | コア数 | クロック周波数 |
|---|---|---|---|
| Helio 100番台 | ミドルエンド | 8 | 2.2GHz |
| Helio 60〜90番台 | エントリークラス | 8 | 2.0GHz~2.2GHz |
| Helio 20~30番台 | 8 | 2.3GHz |
HiSilicon「Kirin」
Kirinは、HiSiliconが開発しているCPUで、ファーウェイ製のスマホ専用で使用されています。
ファーウェイ製の全てのスマホに搭載されているため、ハイエンドからエントリークラスまで幅広くラインナップされています。
| 型番 | グレード | コア数 | クロック周波数 |
|---|---|---|---|
| Kirin 9000番台 | ハイエンド | 8~12 | 2.5GHz~3.1GHz |
| Kirin 900番台 | ミドルエンド | 8 | 2.3GHz2.8GHz |
| Kirin 800番台 | エントリークラス | 8 | 2.2GHz~2.3GHz |
| Kirin 700番台 | 8 | 2.2GHz |
Samsung「Exynos」
Exynosは、Samsungが開発しているCPUで、主にGalaxyシリーズに搭載されています。
主にGalaxyシリーズのCPUは、「Snapdragon」と「Exynos」で分けられています。
| 型番 | グレード | コア数 | クロック周波数 |
|---|---|---|---|
| Exynos 2000番台 | ハイエンド | 8 | 2.9GHz~3.2GHz |
| Exynos 1000番台 | ミドルエンド | 8 | 2.4GHz~2.9GHz |
| Exynos 9000番台 | 8 | 2.7GHz~2.9GHz | |
| Exynos 8000番台 | 8 | 2.3GHz~2.6GHz | |
| Exynos 900番台 | 8 | 2.0GHz~2.73GHz | |
| Exynos 800番台 | エントリークラス | 8 | 2.0GHz |
まとめ
AndroidスマホのCPUの見方や比較方法を解説しました。
新しいスマホを購入する際に、CPUの見方が分かっていれば、スペックなどの優劣や価格とのバランスなども正確に判断できるでしょう。
自分が求める価格とスペックをより具体的にするためにも、CPUへの理解は非常に重要です。
今回の記事を参考にして、AndroidスマホのCPUの見方をマスターしてみてください。
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