• TOP
  • 便利ノウハウ
  • 高性能なAndroidスマホが欲しいならCPU・RAM・ROMをチェックするべし

高性能なAndroidスマホが欲しいならCPU・RAM・ROMをチェックするべし

今愛用中のAndroid、これから新しく
購入しようと思っているスマホ。

そのスマホのスペックはどういうレベルなのか、
気になりませんか?

性能の良い・悪いスマホの
見分け方がわからずに
悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

必ずしも値段や新しさが全てを
証明しているわけではありません。

そこでぜひ、チェックして欲しいのが
スマホのスペック表にある
CPU・RAM・ROMです。

今回はこの3つのスペックの見方について
わかりやすく、詳しく解説します。

 

CPUとは?

まず、CPUついて解説をします。

CPUはスマホの中でも特に重要な
「頭」の部分になります。

 

CPUは「作業している人の頭」

CPUは専門用語を使うと
「中央演算装置」と呼ばれるものです。

スマホのデータ制御や演算処理などを
主に担当しているシステムですが、
簡単に言うと作業をしている人の頭
のようなものです。

私たちが快適にスマホを使うために
作業をしてくれているという事ですね♪

頭が良ければ良いほど
効率良く働くことができるように、
CPUも性能が良ければ良いほど
処理スピードが上がります。

 

クアッドコアやオクタコアの意味は?

クアッドコアやオクタコアは、簡単に言うと
「脳の数」です。

 ・クアッドコア:脳が4つ
 ・ヘキサコア:脳が6つ
 ・オクタコア:脳が8つ

最近のスマホは最低でも
クアッドコアは搭載されているはずです。

脳の数が多ければ多いほど
処理スピードが上がる
と考えてください。

 

Qualcomm Snapdragon855などの名前の意味は?

CPUを調べていると、
Qualcomm Snapdragon855など
意味のわからない名前が
記載されていると思います。

これは、
SoC(System-on-a-Chip)と呼ばれるもので、
制御や演算処理に必要なシステムを
まとめるための箱
のようなものです。

この箱にはたくさんの種類があって、
Qualcomm Snapdragon以外にも
kirinなどさまざまな名前の箱があります。

そして、その箱ごとに
「ゲームがしやすくなる箱」など
特徴が大きく異なります。

 

RAMとは?

次に、RAMについて解説します。

スマホの処理速度を重視するのであれば、
RAMの容量を確認しましょう。

 

RAMは「机の広さ」

作業している人の頭がCPUなら、
その人が作業している机の広さがRAMです。

RAMは、同時に稼動できるスマホ内のアプリや
ツールの数や容量を示すものです。

簡単に言うと、
一度に使えるアプリの数
だと思ってください。

複数のアプリを使って
スマホの動きが遅くなった
という
経験がある人も多いと思います。

それはRAMの容量が
いっぱいいっぱいになってしまっており、
「もう限界だよ」という合図です。

RAMの容量次第では、
2つのアプリで限界になる場合もあれば
10個のアプリを使っても問題ないこともあります。

 

一般的なAndroidスマホのRAMは3GB~4GB

一般的なAndroidスマホに搭載されているRAMは
大体3GB~4GB程度です。

そんなに頻繁にスマホを触らない、
毎日プレイするようなスマホゲームは
1、2個程度のような、
比較的そこまでヘビーにスマホを使わない人は
これで十分です。

 

ヘビーユーザーは6GB~8GBあると安心

画質の良い3Dグラフィックのゲームなど、
容量の重いアプリを
同時にたくさん起動させて使っているような人は、
RAMが6GBから8GB程度あると安心です。

使い終わったらその都度
アプリを終了すれば良いだけの話なのですが、
中には仕事などで使っている人も
多いと思います。

処理速度を重視したいという人は、
RAMの容量を重視するようにしましょう。

 

ROMとは?

次に、ROMについて解説します。

ROMはスマホにたくさんアプリやデータを
保存したい
人が重視するべき点です。

 

ROMは「机の引き出しの数」

ROMは
机の引き出しの数
だと思ってください。

つまり、スマホに入れられるデータや
アプリの総容量のことです。

ROMが一番イメージがつきやすいかもしれません。

ROMが多ければ多いほどたくさん、
アプリや画像、動画、ファイルなどを
スマホに保存することが可能です。

 

最近のAndroidスマホで多いのは64GB以上

最近のAndroidスマホで多いのは64GB以上です。

連絡もそこそこ、ネット閲覧もそこまで多くない、
アプリもそんなに入れていないという人であれば
十分すぎる容量です。

ちなみに、筆者も64GBの
iPhone XRを使っていますが、
写真が10,000枚以上、
ゲームアプリが10個程度入っていても
使っている容量は25GB程度
です。

 

ヘビーユーザーの人なら128GB以上ある方が無難

容量の重いアプリをたくさん入れている、
写真や動画も保存している場合

128GB程度あった方が無難かもしれません。

過去に64GBで足りなかったという人も、
128GB以上あると安心です。

 

SDカードを使ってROM容量を底上げするのも◎

最近では、
SDカードをスマホのROMと同じようにして
ROMの容量を底上げできるスマホもあります。

容量が不安だという人は、
SDカードを入れてROMと同じ扱い
にするのも良いでしょう。

しかし、一度ROMと同じにしてしまうと、
二度とSDカードを
外付けのメモリーカードとして使うことが
できないので注意が必要です。

 

高性能スマホのメリット・デメリット

次に、高性能スマホの
メリット・デメリット
について解説します。

スマホは高性能であればある程
良いのかと言われると、
そうではありません

どのようなメリット・デメリット
があるのか見ていきましょう。

 

多少無理な使い方をしても快適に使える

容量の重いアプリをたくさん保存したり、
同時に複数のアプリを使うなど、
無理な使い方をしても
快適に使うことができます

仕事でスマホを使っている人や、
1秒の隙も許さない
サバイバルゲームをプレイするような人は
高性能スマホがおすすめです。

 

何も気にせずたくさんのデータやアプリを入れられる

写真を何枚も撮れる、動画も保存できる、
お気に入りの歌手のPVや映画も保存できるなど、
好きな物を好きなだけ保存できる
というのも高性能スマホの魅力です。

これまでスマホを使っている中で、
「容量(またはストレージ)が足りません」
という表記が出た
人は、
もう1段階ROM容量の多いスマホにするのも
おすすめです。

 

バッテリーの消耗は激しくなる傾向にある

RAMもROMも容量が多いといっても、
それだけ複数のデータやアプリの処理を行うとなると、
バッテリーの消耗は激しくなります

充電が減りやすくなったり、
知らない間にバッテリー切れに
なっていることもあるでしょう。

 

基本的に高性能スマホは機種価格が高い

高性能スマホだからこそ、
やはり機種価格は高くなります。

最低でも
80,000円~100,000円程度
はすると思ってください。

一方で、中には高性能で安いスマホもあるので、
必ずこれまで解説してきた
CPU・RAM・ROMをチェックしましょう。

 

高性能スマホが欲しいならCPU・RAM・ROMを重視しよう!

高性能スマホが欲しいのであれば、
CPU・RAM・ROMを重視しましょう。

これらはアプリをいかに快適に使うか、
どれだけ自分が保存したいものを
スマホに保存できるかに直結します。

快適なスマホライフを楽しむためにも、
自分の用途に合ったレベル・性能の
スマホを選ぶことをおすすめします。

【関連する人気記事】

\ SNSでシェアしよう! /

アンドロイド辞典の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

アンドロイド辞典の人気記事をお届けします。

    この記事をSNSでシェア

ライター紹介 ライター一覧

杏奈

約3年間携帯ショップで働いていました。
現在はスマホ関係を中心にライター活動をしています。
iPhoneとAndroidを2台持ちしているので、どちらの操作もお任せください!
皆さんに有益となるような情報を届けられるよう頑張ります!

人気の記事

  • 25%還元!2020年9月スタートのマイナポイント事業にスマホから申し込む方法【Android】

  • Androidで録画すると音声が割れる!ノイズを直す3つの方法

  • Androidスマホで使いやすいおすすめポイントサイト3選

  • テザリングのやり方【au編】androidでネット共有する5つの手順を解説

  • Androidスマホの本体容量がいっぱいになった時にやるべきこと

  • Androidのお楽しみ隠し機能!イースターエッグをまとめてみた