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Androidスマホのハイレゾ音源対応は意味がない?ハイレゾ音源のホント

    皆さんハイレゾ音源という言葉はご存知ですか。

    ハイレゾ音源というのは、普段聴こえないような些細な音も聴くことができ、臨場感のあるサウンドを楽しめる音源のことです。

    例えば、ライブ中の歌手の息継ぎの音などです。

    しかし、実際はハイレゾ音源は意味がないともいわれています。

    それは何故でしょうか。

    ハイレゾ音源とは

    まず、ハイレゾ音源とは一体どのようなものなのか詳しく解説していきます。

    ハイレゾ音源とは、冒頭でも述べたように、普段はCD等で聴くことができない細かい音まで聴き取ることができる音源であり、音楽好きの人にも大変人気があります。

    また、Androidスマホでもハイレゾ音源対応といって、高音質な音を楽しめるというアンドロイドスマホも増えてきました。

    そんなハイレゾ音源について、詳しく見ていきましょう。

    ハイレゾ音源やCDで聴ける音はデジタル化されている音

    まず、ハイレゾ音源だけでなく従来のCDなどで聴ける音はデジタル化されている音です。

    つまり、実際に収録している時の音(原音とも呼びます)とは異なり、原音では確実に聴こえていた音がデジタル化されることによって消されてしまいます

    ライブ会場で実際の演奏を聴くのと、CDなどを通じて演奏を聴くのとでは若干異なる理由は、デジタル化の有無にあるのです。

    ハイレゾ音源はより原音に近い音で収録できる

    一方で、ハイレゾ音源は従来のCD等に比べて細かく音をデジタル化することができる技術です。

    そのため、実際の演奏とそっくりな音源で演奏を楽しむことができるようになるのです。

    これがハイレゾ音源に対応しているスマホやイヤフォンが人気の理由です。

    従来の音源よりも、よりレコーディング時の音をそのまま楽しむことができるのです。

    デジタルオーディオの仕組み

    専門的な話になりますが、原音をデジタル化する時の情報量の単位は「サンプリング周波数」と「量子化ビット数(ビットレート)」で表されます。

    音とは、非常に複雑な「波」なのですが、「サンプリング周波数」はその波を1秒間に何回記録するかを表しています。

    動画を例に想像してみましょう。
    実はみなさんがネットで見ている動画や、デジタル放送の動画は、1秒間に30枚前後の静止画をパラパラ漫画として記録したものを見ています。
    ※動画の場合は1秒間のパラパラ漫画の静止画の数をフレームレートと言います。

    パラパラ漫画なので、1秒当たりのパラパラ漫画静止画の数が多ければ多いほどなめらかに見えることは想像できますよね。

    もし、1秒間に1枚の静止画しかない動画だったら、1秒ごとに静止画が切り替わっていくようなパラパラ漫画になります。
    1秒間に2枚の静止画でも、かなりカクカクした動画という印象になるでしょう。

    普通の動画として我々が認知するためには、1秒間に30枚程度のパラパラ漫画静止画が必要ということなんですね。

    サンプリング周波数はこれを同じで、1秒間に何回音の波を捉えて記録するかを表しています。
    対してビットレートは、1回の記録を行う際にどのくらいの細かさ(何段階)で記録するかを示す値です。

    16bitを段階で表すと、2×2×2×……(2の16乗)なので65,536段階で記録することができます。
    2bitであれば、2×2(2の2乗)なので4段階、8bitであれば、2の8乗なので256段階となります。
    これも細かければ細かいほど、なめらかになっていくのは想像ができますね!

    ハイレゾ音源の場合は、サンプリング周波数が96kHzまたは192kHz、量子化ビット数が24bitが一般的です。
    CDの場合は、サンプリング周波数が44.1kHz、量子化ビット数が16bitです。

    CDは、1秒間に44.1kHz=44,100回、16bit=2の16乗=65,536段階の細かさで記録する規格です。

    一方ハイレゾ192kHz/24bitの規格の場合は、1秒間に192kHz=192,000回、24bit=2の24乗=16,777,216段階の細かさで記録するという、CDに比べて圧倒的に細かく記録できる規格です。

    さらに小難しい話になりますが、サンプリング定理(標本化定理)というものがありまして、わかりやすく説明すると、サンプリング周波数÷2した音の周波数までデジタル化することができますよ、という定理です。

    CDはサンプリング周波数44.1kHzなので、44.1kHz÷2=22.05kHzまでの音をデジタル化して記録することができる規格です。

    原音をデジタルに変換(AD変換)する際は、サンプリング定理に沿って記録可能な周波数より上の音は、バッサリと切り落として捨ててしまいます。

    その際に、一気に特定の周波数から上をズバッと切ると、切った周波数近辺の音が不自然になるため、少し余裕を持たせて傾斜をかけて切っています。

    下記にも記していますが、人間の可聴域は20kHz程度までと言われていますので、20kHzまでの音は自然にデジタル化できるよう、少しサンプリング周波数に余裕をもって規格されたのがCDの規格と言えます。

    ハイレゾ音源でサンプリング周波数が192kHzの場合は、96kHzの音という人間の可聴域をはるかに超えた音までデジタル化して記録することができる規格です。

    ではなぜ聞こえない音まで記録するような規格ができたのでしょうか。

    人間は実は可聴域以上の音も聞こえはしないものの感覚として捉えていると言われており、そういった「聞こえないけど感じるはずだ」という音も、余すところなく記録しようという規格として現れたのです。

    ハイレゾ音源は意味がない?

    ハイレゾ音源がどのようなものなのか解説しましたが、すごい規格であることは間違いありません。

    しかし、実際にはハイレゾ音源は意味のないものだと言われたりします。

    それは何故でしょうか。

    人間の可聴域は20kHz程度

    年齢を重ねるごとに蚊の飛ぶ音(モスキート音)が聴こえなくなる現象のように、人間が聴こえる音の限界は年齢によって異なります。

    平均的な人間の可聴域は20kHz程度だといわれており、前述したようなハイレゾ音源の情報量があったとしても半分も聴き取れないことがわかります。

    ハイレゾ音源に対応しているスマホやイヤフォンでないと聴けない

    他の音源よりも情報量が多いとされるハイレゾ音源。

    ハイレゾ音源対応のアンドロイドスマホも最近ではよく発売されています。

    しかし、そのAndroidスマホにハイレゾ音源非対応のイヤフォンを付けて音楽を聴こうとしている人がいます。

    ハイレゾ音源は、ハイレゾ音源対応のオーディオ機器でないと聴くことができません

    つまり、Androidスマホが対応していてもイヤフォンが対応していなければ、ハイレゾ音源を聴くことはできないのです。

    そのため、全てのオーディオ機器をハイレゾ対応に揃える必要があります。

    そもそもイヤフォンだけでは意味がないかも?

    ハイレゾは、耳で聞こえない音も記録しています。
    それを感じるのは、耳だけではなく、音の波そのものを身体で感じたりと耳以外の感覚器も密接に関係していると言われています。

    例えば、花火を見に行った時、あのドーンという音とともに感じる衝撃波のような低音は、イヤフォンだけでは再現できませんよね。

    身体全体で可聴域以上の音を感じ取れる規格であるハイレゾを、イヤフォンだけで聴いていることはそもそもあまり意味がないのかもしれません。

    意味がないと言ってもハイレゾ音源の方が良く聴こえるのは何故?

    ハイレゾ音源は意味がないと解説しましたが、実際にはどうなのでしょうか。

    正直なところ、CDよりも音質が良いと感じる人も多いのではないでしょうか。

    だからこそ、ハイレゾ対応の高性能なイヤフォンなどのオーディオ機器が人気なのではないかと思われます。

    では、何故人間の可聴域は20kHz程度なのに、ハイレゾ音源の方が良いと感じる人がいるのでしょうか。

    年齢が若いまたは可聴域が広いから

    年齢が若い人(10代~20代前半)は、上記で解説した20kHzよりも高い周波数の音を聴き取ることが可能です。

    先ほどモスキート音の話をしましたが、まさにそれです。

    若い人の方が、より高い周波数の音を聴き取ることができるのです。

    つまり、元々可聴域が一般の人よりも広い人なら、ハイレゾ音源を聴いて従来のCDなどの音源との違いがわかるのかもしれません。

    量子化ビット数(ビットレート)の差

    上述の通り、CDは16bitでハイレゾは24bitです。
    ビット数だけでみると8しか変わらないじゃん?と思うかもしれませんが、これも上述した通り1サンプル当たり16bitは65,536段階、24bitは16,777,216段階の細かさで記録しています。

    つまり、ハイレゾはCDに比べて2の8乗倍=256倍細かく音を記録しているのです。
    これにより、可聴域云々のまえに、音の「解像度」つまり楽器同士の音がよりクリアに聞こえたり、あまり気にしたことのないような残響音だったりがより自然に再生されたりすることで、音が良いと感じることができます。

    ただし、これも良い再生機器を使って聴くことが前提となります。

    ハイレゾ音源は高音質なサウンドを楽しみたい人におすすめ

    いかがでしょうか。

    ハイレゾ音源は通常の音源では聴き取れない細かい音までフォーカスし、これまでよりも256倍も細かく音の波を記録することで、より自然で臨場感のあるサウンドを楽しめるといわれています。

    実際には再生機器によってその全てを聴き取ることはできないかもしれませんが、ビットレートの恩恵だけでもより良い音質で聴きたい人にはぴったりです。

    音質にこだわりたい人は、是非ハイレゾ音源対応のAndroidスマホを契約してみてはいかがでしょうか。

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    ライター紹介 ライター一覧

    杏奈

    約3年間携帯ショップで働いていました。
    現在はスマホ関係を中心にライター活動をしています。
    iPhoneとAndroidを2台持ちしているので、どちらの操作もお任せください!
    皆さんに有益となるような情報を届けられるよう頑張ります!

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