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Androidで利用するデータの量1GBはどれくらい使えるの?テキスト・動画などの種類ごとに解説

Androidでは毎日のようにさまざまなデータを扱います。

特に動画といったデータをオンラインで利用している方は、通信容量に注意しましょう。

ちょうど何分・何時間でどれくらいのデータを使っているのか参考になる数値があると、管理がしやすいかと思われます。

そこで今回はデータの種類ごとに、Androidで利用するデータ容量の目安などをご紹介していきます。

Androidで利用するデータってどのくらい容量が必要?種類ごとに比較

まずはAndroidで利用するデータで消費する通信容量を、種類ごとに比較していきます。

ちなみに通信の低価格プランにおいて多い、毎月1GB利用できるケースを想定しています。

メール

まずメールについてですが、テキストのみでやり取りする場合はそこまで容量を気にしなくても構いません。

というのも文字1つに対するデータ消費容量は1バイト、2バイトといったようにそもそも単位がギガバイトにもならないので、かなりの文字数を入力することが可能だからです。

バイト→キロバイト→メガバイト→ギガバイトといったように単位は上がっていきますが、まずキロバイトになるには1,000バイトもの文字数を消費しないといけないのでギガバイトに行きつくことはあまり考えられないでしょう。

問題なのは添付ファイルがある場合です。

この場合は画像や動画のデータ容量によって必要となる通信容量が変化します。

事例として、フリー画像サイトから取ってきた画像を1枚添付すると50KBといった容量が発生します。

これを9枚添付して画像容量の合計が450KBになった上で、文字数を含めて合計容量が500KBになったとすると、2,000通ほどは同じ内容のメールを送信することが可能です。

Webサイト

Androidスマートフォンを外出先でも使う場合、Webサイト閲覧は最もよく実行するアクションになるでしょう。

Webサイトの通信容量は内容で変わりますが、現在では画像や動画を複数枚挟んで情報量を増やしたページが一般的となっています。

こういった通常のモダンなページの場合は、1GBの容量があると約2,300ページといったボリュームで閲覧することが可能です。

ちなみにテキスト中心になると約3,490ページとなりさらに閲覧可能量が増えます。

1日に平均100ページ近く閲覧する体制であれば容量がなくなる可能性がありますが、隙間時間に確認するのであれば容量については大きく心配する必要はないでしょう。

SNS

SNSのデータ容量については、サービスごとに少々異なってくるのがポイントです。

たとえばTwitterを利用するケースを想定してみます。

Twitterでテキスト投稿のみを行うようであれば、通信容量はそこまでいきません。

しかし実際には

  • タイムラインを確認する
  • 動画や画像を拡大して閲覧する
  • ページ更新を行う

といったアクションがスピーディーに行われるので、案外容量を消費する可能性があるのがポイントです。

具体的には5分で10MB、1時間で120MBもの容量が消費されてしまう可能性があるでしょう。

1時間で120MB消費してしまう場合、8時間と少しで1GBのデータがすべて消費されてしまいます。

毎日Xを使うようであれば平均10分や20分しか見ることができないので注意が必要です。

動画の視聴やダウンロード

動画は最も通信容量を消費するデータです。

テキスト・音声・映像といったさまざまなデータがいっしょに再生されるので短時間でデータがなくなってしまう危険があります。

たとえばYoutubeで360pの画質で動画を閲覧するケースを想定します。

すると1分でも4~5MBほどデータが消費されるのがポイントです。

そして3時間20分ほどで1GBに達してしまい、データが使えなくなります。

3時間20分を200分に換算して30日で分けてみると、6~7分ほどしか毎日平均で動画を視聴できません。

しかもさらに高画質の動画になってしまうと容量がすぐ消費されるので、上記の目安よりも視聴可能時間が短くなるのもデメリットです。

動画のダウンロードの場合も1つに付き200MBといった容量が発生するケースがあるので危険です。

事前にどのくらい容量が必要なのか確認してダウンロードを行いましょう。

Androidで利用するデータを節約する方法とは?

ここでは上記のような容量をなるべく節約して、毎月1GBといった通信容量でもAndroidスマートフォンを使い続けるコツをご紹介していきます。

Wi-Fiを活用する

まずWi-Fiを活用するのが基本です。

Wi-Fiを使っている間はスマートフォンの通信プランで使える容量を消費しないので、好きなだけデータ通信が可能になっています。

自宅やオフィスだけでなく、外出先のフリーWi-Fiも活用してみてください。

フリーWi-Fiはその名の通り無料で利用することが可能であり、カフェや交通機関、商業施設やコンビニなどで利用できます。

ただしフリーWi-Fiの速度は遅くなるケースが多いので、快適に使える時間帯やサービスを調査しながら見つけていく必要があるでしょう。

またコンビニにおいてはフリーWi-Fiが廃止されているケースがあるので、よく利用するコンビニではフリーWi-Fiが使えるか確認するのも重要です。

消費データ容量を逐一確認して管理する

Androidスマートフォンでは、基本的に消費データ容量を確認できるようになっています。

たとえば設定アプリから現在の利用容量を指定期間で区切りながら確認できますし、携帯電話会社の管理アプリを使えばリアルタイムで現在の利用したデータ容量がグラフで可視化されます。

機能やサービス内で各アプリの利用容量内訳を確認して、消費容量が大きいアプリについては利用時間を減らすといった対策を行うことも重要です。

気になる方は

  • データセーバーをONにして通信制限を掛けておく
  • 利用容量の警告機能をONにして、指定した容量を超えたらモバイル通信をいったんOFFにする

といった対策を行うとより確実です。

Android端末に最初から備わっている機能で操作すればOKです。

動画は事前にダウンロードしてから閲覧する

動画については、オンラインでリアルタイム再生を行うと都度容量を消費するのですぐ容量を使い切ってしまいます。

こういった状況を防ぐためには、事前にWi-Fi環境において動画をダウンロードして端末へ保存しておくことが重要です。

こうすることで動画を何回再生しても通信容量が消費されないため、気軽に動画閲覧ができるようになります。

複数の動画をダウンロードすることはできないため、

  • 必要な動画をあらかじめ調査する
  • 必要なくなった動画は都度削除する

といった対応を行ってみましょう。

まとめ

今回はAndroidスマートフォンのデータ容量の消費目安を種類ごとに解説しながら、節約する方法を解説してきました。

Androidスマートフォンではテキストや画像・動画をやり取りするごとにデータが消費されていきます。

そのため事前に自分の利用方法を確認しながら、適切な方法でデータを節約するのがおすすめです。

ぜひ端末やアプリの機能を利用しながら、効率よくデータ容量を節約してみてください。
 

 

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businessofd

クラウドワークスで、フリーランスとして活躍中。
今まで培ってきたITの知識や技術を活かして、さまざまな記事を執筆しています。

AppleよりはAndroid派で、オープンソースという性質上さまざまなAndroidが存在するのも魅力だと思っています。
最近のマイブームはキャッシュレスアプリで、コンビニなどで待たずにサッと決済できる利便性は手放せません。
Androidにさまざまなキャッシュレスアプリを入れて、メリット・デメリットを比較しながら使うのがクセになっています(笑)。

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