【こんな事があったら注意!】Androidスマホがハッキングされている時の兆候
Androidスマホがハッキングされるとデータを改ざんされたり、個人情報が漏洩したり、ウイルスをインストールさせられたりといったリスクが生じます。
iPhoneと比較してセキュリティリスクが高いと言われているAndroidだからこそ、十分に注意しなければなりませ
今回はAndroidスマホがハッキングされているときの兆候を解説していきます。
以下に該当する症状になっている場合はハッキングを疑ってください。
Androidスマホがハッキングされている10個の兆候
Androidスマホがハッキングされている兆候としては以下の10個が挙げられます。
- スマホの動作が遅い
- 充電の減りが早い/不自然に熱くなる
- 設定が変更されている
- 身に覚えのないアプリがインストールされている
- 広告ポップアップが大量に表示される
- データ容量がすぐになくなる
- 月額料金が増えている
- アプリが勝手に起動する
- 身に覚えのない請求書が届く
- 端末がロックされた
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
スマホの動作が遅い
スマホがハッキングされると1つ1つの動作が遅くなる傾向にあります。
不正なプログラムがインストールされたことで、スマホのリソースの多くが消費されて処理速度を下げる原因になってしまいます。
アプリを動かしたり、Webサイトを閲覧していたりする際に、動作がモッサリとしたような具合になっていた場合は注意が必要です。
充電の減りが早い/不自然に熱くなる
Androidが遠隔操作されたり、ハッキングによって不正な通信がバックグラウンドで行われたりすると、使っていないの充電の減りが早くなってしまいます。
さらに、より多くの計算処理を要するため不自然に熱くなることもあります。
設定が変更されている
ハッキングされることでスマホ本体やアプリの設定が変更されることがあります。
利用しているサービスを確認して不正に利用された形跡がないかを確認してみましょう。
身に覚えのないアプリがインストールされている
不正な操作が行われることで知らないアプリがインストールされることもあります。
個人情報が漏洩する原因にもなるので、慌てずにスマホをオフラインにしてネット環境から隔離をした上で調査を行いましょう。
広告ポップアップが大量に表示される
ハッキングによって広告ポップアップが大量に表示される不具合が生じることがあります。
普通に使っているだけなのに広告ポップアップだらけになっていまう場合は注意してください。
データ容量がすぐになくなる
自分の知らないところでデータ容量が大量に消費されてこともあります。
外部に情報が流出し続けていることでもデータ容量を消費するでしょう。
あまり使っていないのにデータ容量がなくなったり、速度制限になったりした場合にはハッキングを疑ってください。
月額料金が増えている
データ容量が膨大に消費されるなどして、月額料金が増える被害も考えられます。
いつもと同じように使っていたのに月額料金が高額になった場合はハッキングに遭っている可能性が高いです。
アプリが勝手に起動する
ハッキングによってプログラムなどを変更することでアプリが勝手に起動するようになります。
アプリが不正にアクセスされて利用状況や個人情報が流出する原因にもなるので注意してください。
身に覚えのない請求書が届く
通信会社やGoogle Playなどから身に覚えのない請求書が届いた場合、ハッキングによって自分のスマホが悪用されている可能性があります。
例えば、Google Play storeのパスワードが流出したことで、アカウントが乗っ取られて不正な決済が行われるなどが考えられます。
端末がロックされた
Androidスマホがマルウェアに感染するとランサムウェアの影響によって、端末がロックされることがあります。
解除のために身代金を求めるような手口もあるので注意してください。
ハッキングの被害に遭わないための習慣
ハッキングの被害に遭わないためには日頃からの習慣付けが大切です。
以下の習慣を意識して大切なスマホをハッキングから守りましょう。
- OSやアプリをアップデートして最新の状態に保つ
- バレにくいパスワードを使う
- 使わない時はWi-Fiをオフにする
- 専門家に相談をする
では、それぞれのポイントを詳しく解説してきます。
OSやアプリをアップデートして最新の状態に保つ
OSやアプリが過去のバージョンのままだと、システムの脆弱性を悪用されてハッキング被害に遭うリスクが高まってしまいます。
更新情報を細かく確認するのが面倒という人は、自動的にアップデートする設定にしておくのがおすすめです。
バレにくいパスワードを使う
パスワードが流出して不正にログインされるという被害も想定されるので、他人が予想しやすいパスワードは使わないようにしてください。
単純な数字の羅列や誕生日などを使うのではなく、記号や文字などを組み合わせた複雑さのあるパスワードにしてください。
また、パスワードを定期的に変更すると、より効果的な対策になります。
使わない時はWi-Fiをオフにする
ハッキングの被害に遭うのは常に端末がネットに繋がったオンラインの状態です。
特に、街中で飛んでいるフリーWi-Fiと安易に接続したのをきっかけにハッキング被害に遭う可能性もあります。
そのため、使わない時はWi-Fiの設定をオフにして、不用意に接続しないようにしましょう。
専門家に相談をする
もし上記で紹介したハッキングの兆候が出た場合には、焦って対応するのではなく、専門家に相談をするのがおすすめです。
警察相談専用ダイヤル「#9110」に問い合わせたり、サイバー犯罪専門の調査機関に依頼をするのもいいでしょう。
まとめ
Androidスマホがハッキングされている兆候を紹介しました。
今回紹介した症状が見られた場合は、ハッキング被害の疑いがあるので焦らずネットとの接続を切断した上で冷静に対処してください。
思わぬ被害に遭う前に兆候を読み取れるようにしましょう。
この記事をSNSでシェア