モバイルPASMOの使い方・メリット・デメリット【Android】
2017年頃に「モバイルPASMO」が商標登録を行ったことが話題となり、ついにリリースかと思われてから3年が経過した2020年3月18日、ついに「モバイルPASMO」がスタートしました。
PASMOユーザーにとっては待望のサービスだったのではないでしょうか。
スマホからPASMOが使えるようになり、これまでのカードタイプにはない利便性が搭載されています。
そこで今回は「モバイルPASMO」の使い方やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
この記事に書いてること♪
1.ついにリリース!「モバイルPASMO」の概要
首都圏を中心にした私鉄やバス事業者が運営している交通系ICカードの「PASMO」から、スマホアプリ版の「モバイルPASMO」がリリースされました。
2020年3月18日のスタートということで、かなり待ったという方も多かったのではないでしょうか。
モバイルSuicaのようなイメージでこれまでのカードタイプから一新され、スマホアプリ1つでチャージから電車などへの乗車、お買い物ができるようになっています。
モバイルPASMOが1つあれば、首都圏を中心とした私鉄やバスはもちろん、全国の鉄道やバス路線の相互利用区間で使うことができます。
では、モバイルPASMOの詳しい使い方を見ていきましょう。
2.「モバイルPASMO」の使い方
モバイルPASMOの使い方を解説していきます。
「対応機種」「チャージ」「利用」と項目ごとに分けて解説するので参考にしてみてください。
対応機種
モバイルPASMOの対応機種は下記のとおりです。
- OS:Android 6.0以上
- おサイフケータイ対応機種
利用にはこの2つに該当する機種である必要があります。
また、iPhoneなどのiOS端末に関しては、一足遅れですが2020年10月6日より対応となりました。
チャージ方法
モバイルPASMOへのチャージ方法は以下の3つがあります。
- クレジットチャージ
- 現金チャージ
- オートチャージ
それぞれの詳しいやり方を見ていきましょう。
クレジットチャージ
モバイルPASMOに登録したクレジットカードからチャージを行います。
カードの登録方法からチャージ方法までは下記の手順で行います。
- アプリ画面左上の「アカウント設定」をタップ
- 「クレジットカード情報」をタップ
- 利用規約への同意+カード情報を入力
- 登録完了
- トップ画面から「入金(チャージ)をタップ
- 「金額変更」からチャージ金額を選択する
- 支払いを行うクレジットカードを選択し「入金(チャージ)」をタップ
- チャージ完了
以上のようになります。
登録できるクレジットカードは「VISA」「MasterCard」「JCB」「アメリカン・エキスプレス」の4つです。
現金チャージ
モバイルPASMOは現金でもチャージが可能です。
PASMO加盟事業者の一部駅に設置してあるモバイルPASMO対応の券売機やバス窓口、バスIC運賃機、コンビニでのチャージができます。
オートチャージ
残高が設定した金額を下回った際に自動的にチャージを行う「オートチャージ」も利用可能です。
申し込み手順は下記のとおりです。
- アプリ画面右下の「定期券購入・PASMO管理」をタップ
- 「オートチャージ設定」をタップ
- 規約に同意し、カード情報の入力を行う
- カードの登録を行い、審査に通過したらオートチャージの設定を行う
- 「定期券購入・PASMO管理」→「オートチャージ設定」の順にタップ
- 「実行する」をタップ
オートチャージの初期設定は「残額が2,000円以下のときに3,000円がチャージ」となっています。
金額変更の際は「定期券購入・PASMO管理」→「オートチャージ設定」→「オートチャージ金額変更」から行ってください。
また、対応するクレジットカードは以下の交通系カードに限られるので注意してください。
- 小田急ポイントクレジットカード
- 京王パスポートカード
- 京急プレミアポイントカード
- 京成カード
- 相鉄カード
- SEIBU PRINCE CLUBカードセゾン
- TOKYU CARD
- Tokyo Metro To Me CARD
- 東武カード
- 横浜交通hama-eco card
利用方法
モバイルPASMOの利用方法は至って簡単です。
駅の改札やバスの乗車、お買い物の際はスマホを読み取り端末にかざすだけで利用できます。
スマホのロックを解除したり、アプリを起動したりする必要はありません。
3.モバイルPASMOの3つのメリット
モバイルPASMOのメリットを3つ紹介します。
①スマホをかざすだけ電車・バスに乗れてお買い物も可能
モバイルPASMOを使えば、チャージから利用までを全てスマホアプリ1つで完結できます。
これまでのように駅の券売機でチャージをする必要はありません。
しかも、利用はスマホをかざすだけで済んでしまいます。
これまで以上にPASMOをスマートかつ便利に使えるのでおすすめです。
②発行手数料・年会費がかからない
モバイルPASMOは発行手数料・年会費が無料です。
カードタイプだと発行時にデポジットとして500円を支払う必要がありますが、モバイルPASMOなら費用は一切かからないのでお得です。
③オートチャージや定期券購入にも対応
モバイルPASMOでは、便利なオートチャージはもちろん定期券購入にも対応しています。
定期券の購入、管理、利用も全てアプリ上で行えるので非常に便利ですね。
4.モバイルPASMOの3つのデメリット
モバイルPASMOのデメリットを3つ紹介します。
①モバイルSuicaとの共存ができる端末が限られる
モバイルPASMOとモバイルSuicaを共存できるのは以下の端末に限られます。
- Xpedia 1/1 Ⅱ/5/8/10 Ⅱ
- AQUOS R 5G
- Android ONE S6
- Google Pixel 4/4XL
モバイルSuicaも使っているという方は注意が必要です。
②PASMOカードをモバイルPASMOに移行できない
これまで使っていたPASMOカードの情報をモバイルPASMOに移行することはできません。
モバイルPASMOを利用する際は新規発行から始める必要があります。
PASMOカードでチャージ残高が余っているような方は注意してください。
5.まとめ
モバイルPASMOの使い方・メリット・デメリットについて紹介しました。
これまでカードタイプのPASMOをお使いの方にとっては待望のサービスだったのではないでしょうか。
今まで以上に便利になったモバイルPASMOを是非ご利用ください!
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