スマホ決済の再注目株!PayPayのメリットやデメリットを分かりやすく解説します【Android】
現金よりスマートな決済方法と言えば、まずスマホ決済が思い浮かぶのではないでしょうか。
普段持ち歩いているスマホで支払いができるスマホ決済は、確実にシェアを伸ばしています。
スマホ決済でも一番人気があるのが、「PayPay」です。
当初は「PayPalと似ていてややこしい」などと言われていましたが、今や「スマホ決済と言えばPayPay」というまでにブランドを確立しています。
今回はPayPayについて詳しく知りたい方向けに、実際にPayPayを頻繁に利用している私から見たPayPayのメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。
この記事に書いてること♪
PayPayとは
PayPayとは、正式には「QRコード決済アプリ(QRコードなどを読み込んで、決済を行うアプリ)」の一種になります。
ちなみにスマホ決済は、電子マネーアプリなど広い範囲の決済サービスを指します。
PayPayはソフトバンクグループである「PayPay株式会社」が運営しており、実質的にソフトバンクの決済サービスとして2018年10月に提供が開始されました。
携帯電話会社が提供している他のQRコード決済サービスには
- d払い・・・ドコモ
- au PAY・・・au
などがありますが、その中でもPayPayはトップクラスの人気を誇ります。
数値で表現すると2020年4月時点で
- 利用者数・・・2,800万人以上
- 加盟店数・・・220万店舗以上
となっており、QRコード決済市場全体で見てもトップのシェアを獲得している注目株です。
AndroidスマホでもiPhoneでも、PayPayを利用すれば簡単に支払いできるようになります。
PayPayのメリット
PayPayには支払いが素早く済むという以外にも、次のようにたくさんメリットがあります。
- 使える店舗が多く、ネットサービスや公共料金支払いにも利用可能
- キャンペーンが頻繁に開催されているので、お得なお買い物が可能
- ヤフーの商圏に入っている方は、特に有効活用できる
使える店舗が多く、ネットサービスや公共料金支払いにも利用可能
PayPayのメリットとしてまず一番に挙げたいのが、使える店舗が多い点です。
コンビニで言うと
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
など大手はすべて網羅していますし、飲食店でも
- すき家
- スシロー
- ガスト
など、大手チェーンが参加しています。
またPayPayでは中小店舗への売込みにも力を入れたことにより、街のお店でも気軽に使えるようになっているのもポイントです。
私も自転車で道端を走行していたら、個人店舗に「PayPayが使えます」という張り紙が貼られているのを見て驚いた記憶が何度もあります。
さらにPayPayが使えるのは、実店舗だけではありません。
たとえばネットサービスでは、
- ヤフーショッピング
- PayPayモール
- GYAO!
などヤフーのサービスを中心に利用可能です。
今後は企業が個別に運営しているECサイトでも、PayPayが使えるようにPayPay株式会社が展開を行っていく予定です。
また
- 東京電力
- 九州電力
- 大阪ガス
など、公共料金の支払いもPayPayでできます。
私は「九州電力」を利用していますが、支払いをPayPayで済ませることがあります。
請求書内バーコードを読み込むだけで支払いが完了するので、便利です。
キャンペーンが頻繁に開催されているので、お得なお買い物が可能
PayPayでは、キャンペーンが頻繁に行われているのでお得です。
残念ながら開始当初にあった「100億円還元キャンペーン」などの大々的なイベントは、PayPay側の予算の関係もあってあまり見なくなりました。
しかし2020年4月時点で言うと
- 飲食店での支払いに使うと最大20%還元
- 対象店舗でキャッシュレス・消費者還元事業の分と合わせて最大10%還元
など、十分お得なキャンペーンがいまだに多数開催されています。
キャンペーンをこまめにチェックして開催時にPayPayを利用するようにすれば、かなりお得なお買い物が楽しめます。
ヤフーの商圏に入っている方は、特に有効活用できる
PayPayは、ヤフーの商圏に入っていると特に有効活用可能です。
たとえばヤフーショッピングでお買い物をすると、
- いまトク!ストアキャンペーン・・・対象ストアでのお買い物で5%PayPayボーナス還元などが受けられる
- 5のつく日・・・PayPay残高などで支払いを行うと、PayPayボーナスが+4%還元される
など、各セール時にPayPayボーナスが還元されます。
また「ヤフープレミアム」会員になると常に+4%のPayPayボーナスを獲得できたりと、さらにPayPayボーナスが貯まりやすくなります。
また最近登場したヤフーショッピングの姉妹サイト「PayPayモール」でも、PayPayボーナスが貯まるキャンペーンが開催されているのでお得です。
ヤフーのサービスを使う場合は、PayPayを使えるようにしておいたほうがよいでしょう。
PayPayのデメリット
PayPayには、次のようなデメリットもあります。
- セキュリティに気を付けないと、残高を盗み取られたりなどの危険がある
- 事前に立ち上げておかないと、起動にもたつく可能性もある
セキュリティに気を付けないと、残高を盗み取られたりなどの危険がある
QRコード決済は、全体的にセキュリティを心配されています。
たとえば当初注目されていた「セブンペイ」は、大量の金銭被害が発生してサービス提供中止に追い込まれました。
またPayPayでは、セブンペイが大きな問題を起こす以前に不正利用のトラブルが発生しています。
現在PayPayはセキュリティを強化しているので、技術を持った悪意のある人間が不正利用を行う心配は以前より減少しています。
注意したいのが、実店舗での支払い時の不正利用です。
QRコード決済では決済コードを表示している間に、後ろに並んでいる人にスクリーンショットを撮影されると、スクリーンショットから不正に残高を利用されてしまう危険性があります。
PayPayを利用するときは画面が見えないように隠すなどの工夫をし、支払いをすぐに済ませてしまいましょう。
事前に立ち上げておかないと、起動にもたつく可能性もある
QRコード決済は便利ですが、いざ支払うときに使えない可能性があります。
QRコード決済はセキュリティ確保のために、自動ログアウト処理が行われるときがあります。
つまりQRコード決済アプリを使うと、
- レジで自分の番が来た時にQRコード決済アプリを立ち上げる
- アカウントがログアウト状態になり、ログインに時間が掛かってもたつく
という状況に陥るかもしれません。
実際私もd払いを使ったとき、アカウントがログアウト状態になって支払いに時間が掛かりました。
PayPayで同じような問題が起こったことはないですが、それでも立ち上げにもたつく可能性はあります。
自分の番が来る前に、コードを表示できるようアプリを立ち上げておいたほうが安心です。
まとめ
今回は使用者から見たPayPayのメリット、そしてデメリットを詳しく説明してきました。
PayPayはQRコード決済の中で、現在最も現金に近い使い方ができるサービスと言ってよいでしょう。
あなたの近くの小さなお店でも、PayPayを気軽に利用できると思います。
ぜひまだ利用していない方はPayPayアプリをAndroidスマホなどにダウンロードして、活用してみてください。
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