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Androidの自動回転が面倒くさいという方へ!固定する方法や注意点を解説

Androidスマートフォンでは、使っているアプリ等に合わせて自動で画面を回転する仕様となっています。

これはスマートフォン初心者にとっては便利に感じる点でもありますが、ある程度操作に慣れてくると邪魔に感じることがあります。

Androidスマートフォンの自動回転を止めて固定する方法は簡単なので、ぜひ覚えておきましょう。

今回はAndroidスマートフォンの自動回転を止める方法や、実践する際の注意点等を解説していきます。

Androidスマートフォンで画面が回転する仕組みとは?

Androidスマートフォンには、重力方向等を感知して反映するセンサーが搭載されています。

このセンサーが自動回転に強くかかわってきます。

たとえば今、あなたのAndroidスマートフォンが縦→横になったと仮定すると、センサーがそれを感知してくれるのがポイントです。

そして画面表示を縦→横に変更するので、今まで縦で文章や画像を確認していた場合横表示へ急に変わります。

画面が自動回転する弊害って何?

一見、自分が使っているAndroidスマートフォンの向きに応じて画面表示を変えてくれるのは便利だと感じます。

しかしセンサーが「向きが変わった」と感じる場合と、ユーザーが「向きを変えた」と感じる場合がずれるパターンがあります。

たとえば「Androidスマートフォンの向きが少しだけ横になった」際も、条件によっては画面表示が横になってしまうリスクがあるのがデメリットです。

集中して文章や画像等を読んでいる場合に表示が変わると気がそがれます。

また何度も画面が縦→横、横→縦と表示変更になるケースも珍しくありません。

こうなると画面自体に集中できなくなります。

特にメール閲覧やWebページ確認といったビジネス関連の用途で画面が思ってもいないタイミングで回転した場合、業務効率性が下がることもあるので注意しましょう。

こういった理由から、自動回転をすぐに中止したいという需要は一定数あるのがポイントです。

センサーが反応する条件とは?

センサーが反応するには、Androidスマートフォンが立った状態で傾いている必要性があります。

たとえば

  • A:Androidスマートフォンを地面に水平に設置した状態で縦→横にする
  • B:Androidスマートフォンを地面に垂直へ立てて縦→横にする

といった条件では、Aの場合画面は回転しません。

Bではしっかり表示が縦→横になります。

よって水平にAndroidスマートフォンを置いて使うケースが多い場合は、あまり自動回転を面倒と感じないかもしれません。

しかし寝そべってAndroidスマートフォンを立てた状態で動かしたりしている場合は、回転をうっとうしく感じる可能性が高いです。

Androidスマートフォン自動回転を止めて固定する方法とは?

ここからは、Androidスマートフォンの自動回転を中止する方法をご紹介していきます。

クイック設定パネルを使う

クイック設定パネルを使う方法が最も簡単です。

クイック設定パネルはAndroidスマートフォンの上側を上から下へスワイプすると出現します。

表示されるアイコンメニューから「自動回転(あるいはそれに似た表現のもの)」を選択して、ON、OFFをタップで設定します。

変更後に設定が反映されているか、実際に向きの変更できるアプリを使って試してみてください。

設定アプリから変更する

設定アプリからも変更可能です。

まず歯車アイコンの設定アプリを開き、「ディスプレイ」という項目を選択します。

すると次に表示される画面の下部に「詳細設定」という項目が表示されるので、タップして表示します。

そして「画面の自動回転」という項目のトグルボタンのON、OFFを変更すればOKです。

ちなみにこのトグルボタンはクイック設定パネルの「自動回転」メニューと連動しており、片方がONになるともう片方もONになったりと同期しています。

アプリ表示の向きをカスタマイズできるアプリがある?画面表示の向き変更に関する注意点

ここからは、Androidスマートフォンの画面表示向き固定に関して覚えておきたい注意点を解説していきます。

向きが最初から固定されているアプリもある

Androidスマートフォンに入っている、あるいは自分でインストールできるアプリがすべて画面回転に対応しているわけではありません。

たとえばメールアプリは自動回転するケースもありますが、決済アプリの場合画面表示を変更するメリットが小さいので、縦表示で固定されているケースが多いです。

ですから横表示をするアプリをあまり入れていない場合、画面を固定してもメリットはあまり感じない可能性があるでしょう。

自動回転のON、OFF設定は前述の通り簡単な操作で変更できるので、実際に各設定で操作を行い都合がよい環境を検証してみてください。

アプリから向きを変更している場合は正常に表示されない可能性がある

アプリによっては、個別に画面表示を設定できるケースがあります。

たとえば、もう一度固定を解除して自動回転を再開したいと思っても、アプリの設定で固定されている場合はAndroidスマートフォンの設定から変更しても反映されません。

事前に各アプリの画面回転の変更設定について確認を行い、後で面倒が起こらないようにしておいてください。

アプリ経由で強制的に向きを変更できるケースもある

基本的に、Androidスマートフォンの操作では画面表示を縦にしか固定できません。

しかし専用アプリをインストールしてから設定を変更すれば、横表示のまま固定、といった設定まで可能なので便利です。

たとえば「画面回転制御」というアプリでは、簡単に画面表示を横で固定可能になっています。

アプリをインストール後に、「他のアプリの上に重ねて表示」という設定項目をONにすれば使用可能となります。

設定アプリからアプリ一覧を表示して「画面回転制御」のアプリを選択、設定を変更しましょう。

後はアプリから画面の向きを選択して、「START」ボタンを押して反映させるだけです。

「画面回転制御」のアプリ内設定からアプリごとに画面を固定するか、しないかを選択できるのも便利です。

ただしアプリごとに設定を細かくすると画面表示設定を把握するのが難しくなるので、注意してみてください。

まとめ

今回はAndroidスマートフォンの自動回転を止める方法や、実践する際の注意点等を解説してきました。

Androidスマートフォンの自動回転の固定設定はクイック設定パネルからも変更できるので、簡単です。

ただしアプリによっては最初から固定表示になっていたり、基本的には縦固定しか選択できない点に注意してみてください。

横画面への固定が必要なケースでは、上記でご紹介した表示向きの設定アプリをインストールして使ってみましょう。
 

 

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businessofd

クラウドワークスで、フリーランスとして活躍中。
今まで培ってきたITの知識や技術を活かして、さまざまな記事を執筆しています。

AppleよりはAndroid派で、オープンソースという性質上さまざまなAndroidが存在するのも魅力だと思っています。
最近のマイブームはキャッシュレスアプリで、コンビニなどで待たずにサッと決済できる利便性は手放せません。
Androidにさまざまなキャッシュレスアプリを入れて、メリット・デメリットを比較しながら使うのがクセになっています(笑)。

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