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ARで何ができる?おすすめのAndroidで楽しむARアプリ5選

 2020/11/17 アプリ
 

コロナ禍で外出しにくい状況にある中、「自宅でも刺激を得たい」という方は多いでしょう。「AR(拡張現実)」コンテンツを利用すれば、自宅にいながら新鮮な体験が可能です。

ARは高価なデバイスを購入しなくても、Androidスマホさえ持っていれば簡単にアプリを入れて楽しめます。自宅で過ごす時間が増えている今、空いている時間をARアプリに使ってみると新しい体験ができるかもしれません。

今回はARとは何か、そしてARの種類やおすすめのARアプリなどをご紹介していきます。「コロナウイルスが蔓延している中、自宅でできることを探している」という方はぜひご覧ください。

ARとは何か

ARとは、「現実世界にコンピューター処理を行ったグラフィックを追加し、現実を拡張する技術」です。現実世界にゲームのキャラクターを出現させたり、自動車のフロントガラスに速度情報を立体表示したりといろいろな使い方ができます。

対してARと同じく人気の高まっている「VR(仮想現実)」は、「現実世界をコンピューター処理した映像に置き換え、現実世界ではあり得ない体験ができるようにする技術」のことです。RPGの世界を目の前に立体表示して実際に冒険できるようにする、ライブ会場を投影して実際に会場でアーティストの曲を聴いているかのような体験ができるなど、ARと同じくさまざまな使い方ができます。

ARの種類

ARの実現方法には、主に次の2種類があります。

ロケーションベース

スマホ内のGPS(位置情報測定システム)を活用し、ARを表示するタイプです。

まずは位置情報を測定し、スマホユーザーが今どの場所にいるのかを特定します。そしてスマホの磁気センサーやジャイロセンサー(加速度センサー)などを利用して、ユーザーの動きをリアルタイムに検出してグラフィックを表示します。

目の前の風景に頼らないタイプであるため、たとえば「夜になると向いている方向に見える星座を、アプリを通して昼に表示する」、といったことも可能です。

ただしGPSが使えない環境や不安定な環境では、利用できないのが弱点です。また各センサーが付いていないスマホだと、機能を使えない場合があります。

ただし現在のスマホは標準でARに必要なセンサーが搭載されているケースがほとんどなので、あまり気にしないでよいでしょう。

ビジョンベース

スマホのカメラを利用して、写っている風景を認識して処理を行うタイプです。

  • マーカータイプ
  • マーカーレスタイプ

の2種類が存在します。

マーカータイプの場合は、あからじめ用意された画像(ARマーカー)を撮影することで起動します。マーカーを中心として、立体映像を表示して楽しめるのが特徴です。

一方マーカーレスタイプは、ARマーカーを必要としません。カメラに映った風景から特徴点を抽出し、空間を把握します。そしてその上で、その空間に合うようにグラフィックを合成します。

マーカータイプより処理負荷が掛かりますが、自由に風景を認識して情報を付与できるのが特徴です。

おすすめのAndroidで使えるARアプリ5選

ここからは、おすすめのAndroidで使えるARアプリを5つご紹介していきます。

  • ポケモンGo
  • IKEA Place
  • Instagram
  • Go雨! 探知機 -XバンドMPレーダ
  • 日経AR

ポケモンGo

ARゲームを数多く制作するゲーム会社、「Ingress」の知名度を高めた代表的なゲームアプリです。

プレイヤーは現実世界を歩きながら、ポケモンを探すことができます。そしてバトルして捕まえ、仲間にして交流を楽しむといった実際のポケモン世界に入ったかのような体験が可能です。

他にも

  • ポケモン図鑑を埋めて楽しめる
  • ジムバトルで白熱のバトルができる
  • 時間限定のイベントで限定ポケモンを入手できる

など、いろいろなエンターテイメント要素があります。

IKEA Place

家具販売大手、「IKEA」の手掛けるAR家具配置アプリです。

カタログだけだとどうしても家具のサイズ感が分かりませんが、IKEA Placeを使えばその心配はなくなります。実際のサイズに合わせた各家具製品のARモデルを、自分の部屋に設置して感触を確かめられるのがメリットです。

  • 実際の家具サイズを立体的に確認したい
  • 部屋に置いたとき、周囲の雰囲気に家具が合うか確かめたい

といった方におすすめのアプリになっています。

ARモデルなので、家具の移動や向き変更なども簡単です。

Instagram

大手SNS、「Instagram」にもAR機能が搭載されています。

ストーリー投稿でエフェクトを付けたい場合、

  • 顔にペイントを付ける
  • 口の部分をモザイクで覆いながらしゃべる
  • 口元にひげを付ける

などいろいろなARエフェクトを使って投稿が可能です。

コロナの影響でInstagramを使う方も増えたと思いますが、AR機能を上手く使えば友達や家族とも楽しくコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

Go雨! 探知機 -XバンドMPレーダ

「日本気象協会」が提供する、ARアプリです。

ARモードを使うと、実際の空に雨量情報を表示できます。どの場所でどのくらい雨が今降っているのかも、直感的に判断可能です。事前に雨の情報を知り、降る前に移動するといった使い方もできるでしょう。

また落雷情報をARで確認して、どこに雷が落ちたのかを立体的に把握できるのもメリットです。

1分ごとに雨量情報は更新されるので、情報が古くて役に立たないといったトラブルは起こりません。気に入ったら、日常の生活にアプリを取り入れてみましょう。

日経AR

「日本経済新聞社」は、日本経済新聞の購読をいつもより楽しくしてくれるアプリです。

マーカータイプのARアプリであり、日本経済新聞の対象マーカーを読み込むと

  • 紙面自体が動く
  • 違うコンテンツを表示して楽しめる

といった仕掛けが働きます。

またキャンペーン応募にも利用できるので、日本経済新聞を読む楽しみが広がります。

アプリが面白いと思ったら、ぜひSNSシェア機能で他の人にも知らせてみてください。

まとめ

今回はARとは何か、そして仕組みやおすすめのAndroidで使えるARアプリをご紹介してきました。

ARは昔からある技術ですが、現在でも進歩を遂げています。Androidスマホがあれば後はアプリをインストールするだけで楽しめるので、コロナの影響で時間がある場合はぜひ活用してみてください。

ARコンテンツを利用して、日々の生活に楽しみを増やしましょう。

 

 

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businessofd

クラウドワークスで、フリーランスとして活躍中。
今まで培ってきたITの知識や技術を活かして、さまざまな記事を執筆しています。

AppleよりはAndroid派で、オープンソースという性質上さまざまなAndroidが存在するのも魅力だと思っています。
最近のマイブームはキャッシュレスアプリで、コンビニなどで待たずにサッと決済できる利便性は手放せません。
Androidにさまざまなキャッシュレスアプリを入れて、メリット・デメリットを比較しながら使うのがクセになっています(笑)。

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