スマホでも使える注目のAI「ChatGPT」の使い方
「ChatGPT」という対話型のAIが話題になっています。
テレビでも紹介されたので、名前だけなら聞いたことがあるという人も多いでしょうか。
ChatGPTは調べごとやプログラミング、デバッグ、エクセルのマクロ作成など様々な用途で使用できる便利なAIツールです。
主にPCで利用されるAIツールですが、実はスマホでも使うことができます。
この記事に書いてること♪
ChatGPTとは
「ChatGPT」とは、OpenAIによって開発されたテキスト生成AIです。
対話形式でのコミュニケーションはもちろん、情報収集や文章の生成、翻訳、プログラミング、デバッグ、マクロ作成など様々な用途で使用できます。
ChatGPTは主にPCで利用することを想定されていますが、スマホからも利用できます。
Google Playに「ChatGPT」のアプリがありますが、広告が多い物や偽アプリも多いです。
ChatGPTを利用する際は、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザを用いる事をおすすめします。
筆者はAndroid版のBraveを用いてChatGPTを利用してみました。
Braveについては、こちらの記事をご確認ください。
ChatGPTの使い方
ChatGPTをスマホで使う方法を解説していきます。
ChatGPTに登録
まずは、ChatGPTのサイトにアクセスしてください。
「ChatGPT」
https://chat.openai.com/auth/login
ChatGPTのサイトにアクセスすると以下の画面が表示されます。
「Sign up」をタップして登録画面に移動します。
ChatGPTへの登録は「メールアドレス」「Googleアカウント」「Microsoftアカウント」のいずれかで行なえます。
今回はAndroidスマホをお持ちの方であれば必ず作成済みと思われるGoogleアカウントを使っていきます。
「Continue with Google」をタップすると、ChatGPTの画面へ移動します。
アカウント選択画面が表示された場合は、自分が普段使用しているアカウントを選択してください。
「Tell us about you」の画面では氏名を入力します。
「First name」に名前、「Last name」に名字を入力してください。
また、利用者は18歳以上であることを確認して「Continue」をタップしてください。
次に、電話番号認証です。
“+81″に続いて、0を抜いた携帯番号を入力してください。
例えば、090で始まる電話番号の場合は「80」から入力を始めます。
電話番号認証が完了後、「How will you primarily use OpenAI?」と質問されます。
その画面では「I’m exploring personal use(個人的な利用)」を選択してください。
これでChatGPTを利用する準備が整いました。
ChatGPTの使い方
ChatGPTの使い方はとても簡単です。
画像の赤丸で囲んだ部分ををタップして、AIに聞きたいことを入力して紙飛行機のマークをタップするだけです。
試しに、ChatGPTに対していくつか質問を投げてみましょう。
質問1:Android OSについて教えて(不変の情報)
ChatGPTにAndroid OSについて質問をしてみました。
質問を投げかけてから2分程度でAndroid OSに関する細かな情報を教えてくれました。
Android OSに関する情報はインターネットにも多いですから、AIも返答がしやすかったのでしょう。
質問2:おすすめのAndroidスマホを教えて(最新情報への弱さ)
次に、ChatGPTにおすすめのAndroidスマホを質問してみました。
ChatGPTによると、おすすめのAndroidスマホは「Samusung Galaxy S21 Ultra」や「OnePlus 9 Pro」、「Google Pixel 6」だそうです。
この情報を見て「え…?おかしくない?」と思った人もいるでしょう。
そうです。ChatGPTの情報更新は2021年時点で停止しており、最新の情報には対応していません。
そのため、ChatGPTは2021年時点で最新かつ人気だったAndroidスマホをおすすめしてきたわけです。
ChatGPTは最新の情報に対応できないため、日々変化する情報やトレンドを調べるには不向きです。
この特徴を覚えておかないと、ChatGPTの古い情報に振り回されてしまうかもしれません。
質問3:都道府県一覧をリスト表示するExcelマクロを書いて(作業の効率化)
次に、ChatGPTに都道府県一覧をリスト表示するExcelマクロを書くように頼んでみました。
結果、ChatGPTはExcelのマクロ(Excel VBA)を出力してくれました。
画像では映っていませんが、最後にマクロの使い方も説明してくれました。
普段Excelを使い慣れていない人でも、ChatGPTを活用すれば、様々なマクロを利用できるようになりそうですね。
まとめ
ChatGPTはAlexaやSiriのような質問に対する簡単な返答だけでなく、様々な応用が可能なテキスト返答AIです。
質問に対して情報を検索してくれる機能はもちろん、Excelのマクロを作成したり、プログラミングしたり、デバッグをしてくれたりもします。
他にも小説を書いたり、ゲームで遊んだりなどユニークな使い方も可能です。
しかし、ChatGPTにも弱点があります。
ChatGPT の情報は2021年時点で更新が停止しており、最新の情報やトレンドには対応していません。
そのため、日々変化する情報に対する検索には全く向いていないツールです。
ChatGPTと似た対話型のAIにMicrosoftの「Bing AI」やNotionの「Notion AI」が登場しています。
今後は、様々なメーカーから様々な用途のAIが次々とリリースされ、普段の生活でAIを使う機会が増えるでしょう。
そんな時代に乗り遅れないためにも、ChatGPTを活用してみてはいかがでしょうか。
慣れるといろいろな使い方ができるので、とても便利ですよ。
「ChatGPT」
https://chat.openai.com/auth/login
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