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保冷材はNG?スマホが熱くなる時の原因と対処方法について

 2019/05/24 トラブル
 

スマホを使っているときに、
本体が急に熱くなった経験はありませんか?

あまりの熱さに「故障かな?」と
不安になることもあります。
しかし、スマホが熱くなるのは普通のことで、
大半の場合、故障ではありません

ただし、あまりにも頻繁にスマホが熱くなると、
スマホ本体やバッテリーの負担になり、
今後支障をきたす恐れがあります。

今回は、スマホが熱くなった時の対処法を
1つ1つ詳しく解説していきます。

スマホが熱くなる原因とは

スマホが熱くなるのは故障ではありません。
スマホが熱くなりやすいのは、
スマホの構造に理由があります。

パソコンのように、内部を冷やすファンが
スマホにはありません。(※一部機種除く)

そのため何らかの原因で熱が発生すると、
熱がこもりやすくなるのです。

その原因を解説していきます。

充電のやりすぎ・間違った充電方法

過剰な充電はスマホを熱くする
原因となってしまいます。

充電が満タンになった時点で
すぐに充電器を外しましょう。

また、充電器の種類にも注意してください。
バッテリー容量の大きいタブレット用は、
スマホの充電器に比べて
電圧が高い傾向にあります。

電圧の高い充電器でスマホを充電すると
急激に熱を持ったり、酷い時には
事故にも繋がります

充電器はスマホ専用のものを使いましょう。

Androidはタブレットも人気ですが
充電アダプターはきちんと本来のデバイスに
使うようにしましょう。

負荷の強いアプリを同時に複数利用している

グラフィックの綺麗なスマホゲームなど、
アプリ容量が大きく負荷の強いアプリを
複数同時に利用していると、
スマホが熱くなりやすい傾向にあります。

RAM容量(同時に稼動できるアプリ容量)に
余裕がない場合は特に、
スマホが熱くなりやすいので注意しましょう。

アプリを複数立ち上げている場合は、
要らないアプリを時々チェックして
こまめに終了させておくことをおすすめします。

2014年以降に発売のAndroidなら
RAM容量に余裕がある場合がほとんどですので
あまり熱くなりにくく安心です。

長時間稼動させすぎ

長い時間スマホに負荷をかけ続けると
スマホが熱くなりやすいです。

それこそ、充電器をつけている状態で
長時間の利用
をすると、
スマホが熱くなるだけでなく
バッテリーの負担も大きくなります。

充電池の寿命を延ばすためにも、
このような使い方はおすすめできません。

人間も休憩なしで仕事や勉強をすると
頭がパンクしてしまうように、
スマホも休憩なしで使い続けると疲労します。

スマホが熱くなった時は、
スマホの休ませ時だと思っておきましょう。

さらに、充電しながらスマホの操作をするのも
なるべく控えるべきです。

スマホが熱くなる時の対処方法

スマホが熱くなった時、基本的に使用を中止し
スマホの熱が引くのを待つのが大切
です。
過剰な充電や、負荷の強いアプリを起動したままなど、
スマホの負担になっていることもやめましょう。

スマホが熱くなった時は、
スマホに休憩が必要な時だと思ってください。

充電をやめる

充電をしながらスマホが熱くなっている時は、
過剰に充電している可能性が非常に高いです。

過剰に充電している状態というのは、
充電残量が100%だというのに
充電を続けている状態です。

この場合は、熱が引くまで
充電をすることはやめましょう

また、普通に充電しているはずなのに
スマホが熱くなっている場合は、充電器の電圧が
タブレット用ではないか確認しましょう。

電源を切って熱が冷めるまで放置

スマホが熱くなったらスマホの電源を切り、
スマホの熱が冷めるまで放置しましょう。

後述しますが、すぐに使いたいあまり
無理矢理冷やすのは良くありません。

自然にスマホの熱が冷めるまで
少しスマホを使うことは我慢しましょう。

直射日光を避けて涼しい場所に置いておく

なるべくスマホを日差しの当たらない
涼しい場所に置いておくことも大切です。

直射日光の当たっている場所だと、
スマホがうまく熱を放出できず、
余計に熱がこもってしまう恐れ
もあります。

スマホの熱をスムーズに冷ますためにも、
日差しの弱い涼しい場所に置くことをおすすめします。

スマホが熱くなった時にしてはいけないこと

前章でも軽く解説しましたが、
スマホが熱くなったからといって
無理矢理冷ますのは良くありません。

急激に冷えることにより、
スマホ内部で結露、内部が腐食し
故障の原因となるから
です。

いくら防水のスマホでも、スマホの内部が
水濡れしてしまうと故障してしまうリスクが
非常に高いです。

スマホの熱は無理に冷やさずに、
自然に冷めるまで
しばらく放置するのが最適です。

保冷材で冷やす

よく、スマホが熱くなったからと
氷や保冷材で冷ます人もいます。

保冷材ならスマホが濡れることはないですし、
水濡れのリスクもないと思うかもしれません。

しかし、実は保冷材で冷やすのは
かなり危険
なのです。

保冷材は急激に熱を冷ますことができますし、
熱が冷めてスマホが使いやすくなるでしょう。

しかし、温度差で水蒸気が出るように、
スマホ内部でも急激に冷えたことによる
結露が発生する恐れがあります

結露が出来てしまうと内部が腐食し、
故障の原因となります。

スマホを冷ます目的で保冷剤は
絶対に使わないようにしましょう。

水に浸す

急激に冷やすという点では、
水に浸すというのも同様です。

自分のスマホは防水だから、
とスマホを水で冷却してようと
考えるかもしれませんが
防水=どんなに水に浸らせても大丈夫
というわけではありません

スマホにはそれぞれ防水の程度が
設定されています。

少し水がかかる程度の生活防水レベルから、
ある程度浸水してもOKなレベルもあります。

生活防水レベルの防水で水に浸すと
水濡れ反応が出てしまう恐れがあります。

防水だからという理由で水に浸すのは
絶対にやめましょう。

スマホが熱くなったらそれはスマホの休み時!しっかり休ませて熱を冷まそう

スマホが熱くなった時は、
スマホの休み時です。

使いたい気持ちはわかりますが少し
スマホから離れて、熱が冷めるまで
スマホを休ませてあげましょう

無理な使い方をすると、新品のスマホでも
早い段階でトラブル症状が出る
可能性があります。

今使っているスマホをなるべく長く、
そして快適に使うためにも

  • 過度な充電をしない
  • 正しい充電器の利用
  • ROM容量に合わないアプリ稼働
  • 長時間の利用はしない

などに気を付けてくださいね。

スマホが熱くなる理由の大半は
故障しているわけではないので、
安心して冷静に対処していきましょう。

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杏奈

約3年間携帯ショップで働いていました。
現在はスマホ関係を中心にライター活動をしています。
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