子供にスマホを持たせたら?スマホ児童の危険性について
スマホの普及が進み、子供たちもスマホを使う機会が増えてきました。
スマホを持っていない子供は友達が出来なかったり、イジメの対象になるかもしれないと買い与えた親御さんも多いのではないでしょうか。
スマホは便利な半面、子供にとって有害なコンテンツやネット犯罪の危険性も多く潜んでいます。
例え有害なコンテンツを閲覧していなくてもスマホの使いすぎによる悪影響もあります。
今回は子供がスマホを使う際の危険性について解説します。
この記事に書いてること♪
子供が巻き込まれるネット犯罪
現在、中学生でも全体の半数以上がスマホを所持しインターネットにアクセスできます。
子供たちでもインターネットを通じて気軽にSNSでの交流やゲームを楽しめるのです。
その中にはアダルトサイトや出会い系サイトなどの子供には有害なサイトも含まれます。
そのようなサイトを悪用し、子供達を巻き込んだ犯罪を目論む人も残念ながら多くいるのです。
実際に、出会い系サイトを利用し児童買春や児童ポルノなどの犯罪が続出しているのです。
発信した情報は後から削除できる?
インターネットではSNSや掲示板に書き込んだ内容はあっという間に世界中に拡散されます。
子供が軽い気持ちで本名や住所を記入してしまった場合、個人情報は流出してしまうことになります。
例えその書き込みを削除したとしても削除前に保存や拡散をされてしまった場合は、完全に削除することは不可能
なのです。
そして、それは文字によるメッセージに限られたことではありません。
例えば、「近所の猫が可愛い!」や「ベランダから外を見たら雪が降ってる!」とSNSに写真を投稿したとします。
その写真に写り込んでいる背景から住所が特定されてしまう可能性もあるのです。
自ら犯罪行為を拡散して炎上することも
子供はいたずらの自慢などで注目を浴びたいと考えるものです。
その延長でインターネットに動画や写真を投稿して炎上してしまう事も多々あります。
万引をしているところやイジメの様子をSNSに投稿したりして問題になった事件も少なくありません。
こんなの、一部の特に頭が悪い子だけじゃないかって思っていませんか?
子供が親に隠れて裏で何をしているかなんて分かりませんよ。
子供たちは家庭よりも友達からの影響が大きいというデータもアメリカの心理学者が発表しています。
自分たちが子供の頃、どうだったのか今一度思い出してみても良いのではないでしょうか?
スマホやインターネットを取り上げる事は得策ではない
ここまで、子供がスマホやインターネットを使用する危険性について解説してきました。
インターネットが子供にとって有害なものであるという印象を受けたかもしれませんが、そうではありません。
インターネットはルールとマナーを守って利用すれば子供にとってもとても便利なものです。
未来を生きる子供達にとってインターネットを活用できないことはあり得ない事でもあります。
そのため、危険であるからとスマホやインターネットを取り上げるのは得策とは呼べません。
親子間でインターネット利用ルールを作る
子供たちはインターネットやスマホを使いこなしますが、社会のルールや法律の知識が足りているとは限りません。
インターネットを利用する子供に対して適切な指導を行う必要があります。
指導するべき内容はインターネットに関する事ではないのでネットの知識は必要ありません。
社会的な常識、マナー、やってはいけないことを教えることが重要なのです。
まずは、家庭内でインターネット利用時のルールを設けてみると良いでしょう。
「家庭内ルールの例」
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フィルタリングサービスを利用する
各携帯電話会社にはフィルタリングサービスが用意されています。
フィルタリングを設定することで、子供が利用するスマホから有害サイトへのアクセスをブロックできます。
詳しくは各電話会社の公式サイトをご確認ください。
「各電話会社のフィルタリング設定について」
トラブルに巻き込まれたら警察へ
フィルタリングやルールを設定しても意図せずにトラブルに巻き込まれる可能性はあります。
家族内だけで解決できないと判断した場合は警察の相談窓口へ連絡してみましょう。
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