Android版Firefoxが便利！広告ブロックやバックグラウンド再生も可能

Androidスマホのブラウザにはどのアプリを使用していますか？

スマホに標準搭載されている「Google Chrome」を使用している人が多いでしょうか。

もちろんGoogle Chromeも優秀なブラウザですが、より便利な機能を備えて安全性も高いブラウザもあります。

そんなブラウザの1つが「Mozilla Firefox（モジラ ファイヤーフォックス）」です。

 

Firefoxと聞いて「そんな、昔にPCで流行ったブラウザが今でも残ってたのか！？」と思った人もいるでしょう。

Firefoxは長年のアップデートを経て、使いやすいブラウザに進化しているんです。

 

Firefoxのインストール

FirefoxはGoogle Playストアから無料でダウンロード・インストールできます。

 

よりプライバシー保護を重視した「Firefox Focus」もインストール可能ですが、

通常のFirefoxでもGoogle Chrome以上のプレイバシー保護性能があるため十分です。

「Firefox Beta」や「Firefox Nightly for Developers」は開発者向けのため、インストールは避けましょう。

 

「Firefox（Google Play）」

https://play.google.com/store/apps/details?id=org.mozilla.firefox&gl=JP

 

ダークテーマの設定が分かりやすい

ダークモードとは、暗い背景と明るいテキストでWebページを表示する機能です。

この機能により、夜間など暗い場所でも快適にウェブページを閲覧できます。

 

Android版Firefoxでは、初回起動時にダークテーマ－の設定が大きく表示されます。

スマホ初心者の方には難しい設定画面などを開くこと無く、簡単にダークモードに設定できます。

 

プライバシー保護機能が標準搭載

Android版Firefoxには、プライバシー保護機能が標準搭載されています。

プライバシー保護機能は、インターネットでの行動を監視する「トラッカー」などからあなたを守ってくれます。

 

トラッカー機能の強度は「通常」と「厳格」から選択することができます。

「厳格」を選択した場合、プライバシー保護機能が強化されますが、

一部のページが正常に機能しない可能性があります

 

検索エンジンをワンタップで切り替え

Android版Firefoxはホーム画面から検索エンジンの変更をワンタップで行えます。

「DuckDuckGo」のようなプライバシー重視の検索エンジンはもちろん、

「Amazon」や「Yahoo! JAPAN」、「Wikipedia」などに切り替えることもできます。

 

筆者のおすすめの検索エンジンは「DuckDuckGo」です。

DuckDuckGoは、Googleのように個人情報の収集を行っておらず、

Googleのような怪しい広告の表示も少ない検索エンジンです。

 

拡張機能（アドオン）が使える

PC版のGoogle Chromeは拡張機能（アドオン）による拡張性の高さが人気の要因の1つです。

しかし、Android版Google Chromeは拡張機能に対応していません。

 

それに対して、Android版FirefoxはPC版と同じく拡張機能に対応しています。

拡張機能を利用することで、プライバシー保護機能を強化したり、Youtubeのバックグラウンド再生などが可能になります。

 

Android版Firefoxでおすすめの拡張機能をいくつか紹介します。

 

uBlock Origin

「uBlock Origin（ユーブロック・オリジン）」は広告ブロックの拡張機能の定番です。

uBlock Originはただ広告をブロックするだけではなく、CPUとメモリー効率も改善します。

広告ブロックはトラッキングや悪意のあるサイトへの誘導も防いでくれます。

Android版Firefoxをインストールしたら最初にインストールしておきたい拡張機能です。

 

「uBlock Origin」

https://addons.mozilla.org/ja/android/addon/ublock-origin/

 

Ghostery

「Ghostery（ゴーストリー）」は、ウェブサイトのトラッカーや広告のブロック、

個人情報の特定に繋がるデータの匿名化により、プライバシー保護を図る拡張機能です。

 

他にもGoogle Analyticsのサイト分析、Facebook Social GraphなどのSNS、DoubleCliなどの広告などのトラッカーを検出してブロック・リスト表示できます。

すなわち、ウェブページがどのような外部ツールであなたを追跡しようとしているかが分かるのです。

 

【注意】

Ghosteryの広告・トラッカーブロック機能は非常に強力です。

一部のウェブページが正常に動作しなくなる場合があります。

そのような症状が出た場合は一時的にGhosteryの保護機能を停止するか、

信頼できるサイトの場合は「サイトを信頼」にチェックを入れましょう。

 

「Ghostery」

https://addons.mozilla.org/ja/android/addon/ghostery/

 

Privacy Badger

「Privacy Badger（プライバシーバッジャー）」は、電子フロンティア財団（EEF）が開発した拡張機能です。

ブラウザの「Do Not Track（追跡しない）」を尊重しない広告やトラッキング用Cookieをブロックしてくれます。

 

Privacy Badgerは広告のブロックを主な目的としておらず、悪意の無い広告はこれまで通りに表示されます。

ウェブページのレイアウトを必要以上に乱すこと無く、ユーザーの安全性のみを向上します。

 

「Privacy Badger」

https://addons.mozilla.org/ja/android/addon/privacy-badger17/

 

Video Background Play Fix

「Video Background Play Fix」は、Youtube好きの方におすすめの拡張機能です。

Video Background Play Fixを導入することで、Youtubeなどの動画をバックグラウンド再生できるようになります。

※バックグラウンド再生：アプリを裏に隠しても再生が継続される機能。

 

また、スマホをスリープ状態にしても再生し続けることができるため

焼き付け防止やバッテリー消費を抑えながら、動画の音声のみを楽しむ事もできます。

 

「Video Background Play Fix」

https://addons.mozilla.org/ja/android/addon/video-background-play-fix/

 

まとめ

今回は、Android版Firefoxについて紹介しました。

Mozilla FirefoxはGoogle Chromeに比べてプライバシー保護を重視しており、安全なブラウザです。

また、ダークモードの設定や検索エンジンの切り替えも分かりやすく、簡単に設定できます。

 

Android版のブラウザながら拡張機能にも対応しており、プライバシー保護を強化したり、機能追加をするなどの拡張も可能です。

 

FirefoxはGoogle Playストアから無料でダウンロード・インストールが可能です。

 

「Firefox（Google Play）」

https://play.google.com/store/apps/details?id=org.mozilla.firefox&gl=JP