日本に新上陸したコスパ最強スマホメーカーXiaomiとは?
中国の大手スマートフォンメーカー「Xiaomi(シャオミ)」が日本に上陸しました。
Xiaomiはガジェット好きにはおなじみのメーカーですが、日本での知名度はそれほど高くはありません。
今回は、そのXiaomiとそのスマホの魅力に迫ります。
この記事に書いてること♪
Xiaomiとは?
小米科技(Xiaomi、シャオミ」)は中国北京に本社を置く総合家電メーカーです。
元はスマホメーカーとして創業しましたが、現在はスマート家電やタブレット、パソコンなど幅広い商品を手掛けています。
「中国・家電版の無印良品」と呼ばれており、シンプルで高品質な商品を販売しています。
また、「ハードウェア製品の利益率を永久的に5%以下に抑える」と宣言しており、低価格高品質を維持しています。
Xiaomiは「安くて高品質」で世界中で有名
Xiaomiは日本での知名度は低いものの、世界シェアではSamsung、Huawei、Appleに次ぐ第4位のシェアを誇る有名スマホメーカーです。
日本で人気のSHARP、SONY、OPPO、LGなどよりも世界的には圧倒的に人気なのです。
人気の理由は、高性能なスマホを他のメーカーよりも圧倒的に安く買えるためです。
例えば、最新のiPhone11(約80,000円)と同性能のスマホが約50,000円で買えるとしたらどうします?
よほどのiPhone愛好家でもない限り、50,000円のスマホを選択すると思います。
そのようなスマホを販売しているのがXiaomiなのです。
例えば、上記の画像のPOCO F1はiPhoneXと同等の性能ながら約25,000円で購入可能です。
POCO F1は主にインド市場をターゲットにし、大成功を収めています。
※2020年1月にPOCOはXiaomiから独立しました。
しかし、中国メーカーで低価格と聞いて「品質が引くのでは?」と思う人もいるでしょう。
Xiaomi製品は低価格ながら非常に品質が高く、ソフトウェアの更新も頻繁に行われています。
安心して長期間使い続けることができますよ。
Xiaomiの代表的な商品
Xiaomiはスマホ以外にもIoT家具のジャンルなどでも成功を収めています。
スマートバンド、体組成計、炊飯器、ライト、PCなど扱う商品は様々です。
では、Xiaomiを代表する高コスパで高性能な商品をいくつか紹介しましょう。
Xiaomi Mi 10(5G対応)
Xiaomiが2020年に投入した最新のハイエンドスマートフォンがMi 10です。
Mi 10は日本市場での発売も期待されており、低価格版のMi10 LiteがAuからの発売が決まっています。
最新ハイエンドCPUのSnapdragon865を搭載し、5Gにも対応。
Antutuスコアは約568,000点。
録画は8Kの超高画質に対応。
90Hz表示のディスプレイでヌルヌル動く画面でゲームや映像を楽しめます。
価格:約95,000円 ※グローバルモデル(メモリ8GB、HDD128GB)
Xiaomi Mi band 4
Xiaomi Mi band 4は国内外問わずに大人気のスマートバンドです。
Xiaomiの国内参入と同時に目玉商品として投入されました。
約3,500円と超低価格ながら、生活習慣管理、心拍数計測、歩数・運動記録、睡眠記録など様々な機能を備えています。
防水性能も非常に高く、入浴や洗い物時もつけっぱなしOKです。
筆者もその性能に惚れ込んでおり、Xiaomi Mi band 4をつけた状態で執筆しています。
価格:3,490円(税別)
詳しくは過去の記事にまとめてありますので、そちらを御覧ください。
Xiaomi Mi Scale 2
Xiaomi Mi Scale 2は先述のXiaomi Mi band 4と連携できるスマート体組成計です。
Mi fitアプリと連携することで、体重以外にも体脂肪率、基礎代謝、BMIなどの10種類の身体データを検知できます。
1つにつき16人分までデータを保存できるので、大家族でも問題なく使用できます。
価格:3,980円(税込み)
Xiaomi mi IH 炊飯器
Xiaomiの日本へ参入したスマート家具で魅力的なのがMi IH炊飯器です。
Mi IH炊飯器はWifiに接続することで外からスマホ経由で操作することができます。
三菱電機出身の日本人が開発に関わっているため、お米命の日本人にも安心の美味しいお米が炊けることでしょう。
まだ日本で購入することはできませんが、GearBestなどの海外通販で購入可能です。
価格:9,999円(税別)
Xiaomiの今後の日本市場での活躍に期待
Xiaomiは日本市場に参入してまだ間もなく、日本で販売されている商品の数も多くはありません。
Xiaomiの商品の多くは技適などの問題を抱えており、日本では販売できないのです。
※先程紹介したMi band 4、Mi Scale 2、Mi 10などは技適取得済み
また、家電量販店などで扱われている物も少なく、購入はネット経由に限定されています。
Xiaomi製品が日本で普及していくためにはより購入しやすい環境を整える必要があると感じます。
製品の品質とコスパの高さは十分なので、今後の日本市場での活躍に期待しましょう。
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