QUOカードPayは従来のQUOカードにとって代わる!?メリットや注意点を解説
今までギフトカードの代名詞としてプレゼントや懸賞の商品に使われていた「QUOカード」。
そのQUOカードにも今キャッシュレスの波が押し寄せています。
「QUOカードPay」と名付けられた新しいギフトカードは利用店舗が未だ少ないものの、将来的には従来のQUOカードにとって代わる存在になるかもしれません。
今回はQUOカードPayの概要やメリット、そして利用する際の注意点を実際に普段利用している筆者の視点から解説していきます。
この記事に書いてること♪
QUOカードはスマホから表示する時代に!QUOカードPayとは
QUOカードPayとは簡単に説明すると、QUOカードのキャッシュレス版です。
ユーザーはAndroidといったスマホ経由で「バリューコード(URL)」にアクセス、支払用バーコードが表示されたページを店員さんに見せて利用することになります。
このようにアプリではなく、Webページ形式で支払用バーコードが表示される仕組みになっているのが競合サービスと比較するとユニークです。
もともとプレゼント用として贈呈されるQUOカードをキャッシュレス化したものですから、他のキャッシュレスサービスとは毛色が違うのかもしれません。
QUOカードPayは現在以下のような店舗で支払いに使えます。
- ローソン
- ミニストップ
- エディオン
- ユニクロ
QUOカードと名前が付いているものの、QUOカードとQUOカードPayでは利用可能店舗が違うので利用の際は事前に確認してみてください。
アプリがあるとより便利に!QUOカードPayのメリット
ここからはQUOカードPayのメリットを解説していきます。
利用するときに個人情報が一切不要なので安心
他のキャッシュレスサービスの場合は、
- 名前
- 電話番号
- 住所
といった個人情報を登録してから利用する必要があります。
サービスごとに登録の必要がある情報は異なりますが、現在ではセキュリティの関係上不正防止のため、いろいろと聞かれるのが実情でしょう。
しかしQUOカードPayの場合、受け取ってURLを表示するだけで支払い準備が完了。
URLの保存や表示に関して個人情報は一切必要ありません。
ですからもらった後にすぐ使えるのがメリットです。
紙のQUOカードよりも気軽にプレゼントできる
紙のQUOカードは
- 店舗で購入
- オンラインストアで購入して送ってもらう
- ロッピーで購入
といったような方法で入手可能です。
しかし紙のカードを受け渡す必要があるので、プレゼントとして送りたくても送れない場面があるかと思います。
QUOカードPayの場合は、
- 公式サイトへ会員登録する
- デザイン等を設定してオンラインストアから注文
- 支払いを済ませると最短当日でバリューコードが発行
- バリューコードをダウンロードしてメールといった方法でコードを送信する
といった簡単な手順で自分の気持ちを贈れます。
何より贈りたい相手のスマホへ直接バリューコードとしてカードを送信できるのは魅力です。
「郵送しても届かない」といったトラブルがなくなりますし、届いたらスムーズに管理して支払いに利用できます。
アプリがあるとショートカットが不要になり、バリューコードを1つにできる
QUOカードPayはカードごとにWebページが用意されているので、ショートカットを個別に作っておけばAndroidといったスマホで管理が可能です。
ただしカードの数が多くなってWebページ数が増えると、
- フォルダにまとめたけど取り出すのが若干面倒
- 額面を1つにまとめて使いたい
といった希望が出てくるかと思います。
そこでおすすめしたいのが公式アプリです。
公式アプリは個人情報の登録不要、メールアドレスの入力と確認だけですぐ使えるのが特徴になっています。
登録後は複数のバリューコードを1つにまとめることが可能です。
「30円のバリューコードと100円のバリューコードを合わせて130円にしたい」といったことができます。
バリューコードをまとめる際は
- アプリ内でバリューコードに表示されている16ケタの文字を入れる
- バリューコードをWebページとして開き、表示されている「アプリに保存」をタップ
のいずれかの作業を行う必要があります。
個人的にはバリューコードの文字列を入れるのは確認の手間もあり面倒なので、リンクボタンをタップする方法がおすすめです。
タップするとすぐにアプリが開き、残高がまとまった状態で表示されます。
ただしアプリにまとめたバリューコードは失効し、次にアクセスすると「表示できません」となってページが消えるので注意してください。
バリューコードが突然消える!?QUOカードPayを利用する際の注意点
QUOカードPayの仕様は独特なので、注意点もあります。
事前に確認して失敗を防ぎましょう。
他キャッシュレス決済との併用は不可能
QUOカードPayはあくまでキャッシュレスサービスの1つなので、「PayPay」といった他サービスと併用不可能です。
他サービスと違ってWebページを開きバーコードを提示する仕組みなので、「他サービスとも併用できそう」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
ただし残高をきっちり0円になるように使う必要はないです。
現金と併用可能であり、「QUOカードPayで支払ったけど30円不足している」という状況でも残りを現金で支払えるからです。
QUOカードPayを利用するときは、念のため小銭を入れた財布をいっしょに持っていきましょう。
利用可能店舗がまだ少ない
QUOカードPayはQUOカードと比較してまだ歴史が短いサービスなので、利用可能店舗が少ないです。
大手チェーンでは徐々に使えるようになってきましたが、中小規模店舗では利用するのが難しいでしょう。
ちなみにリリース当初はローソンを始め数店舗でしか使えなかった記憶があります。
今後の利用可能店舗拡大に注目しながら、QUOカードPayの最新情報を確認してみてください。
Google Chromeを更新するとバリューコードが消える可能性がある
これは私の体験談であり、また「Chrome ショートカット 消える」といったキーワードを検索エンジンへ入力すると似たような体験談も確認できます。
ある日私はGoogle Chromeアプリの更新が来たので、意識せずに更新を行いました。
しかし更新後にAndroidスマホを見た際、スマホ画面内のWebサイトショートカットがすべて消えているのを見て驚愕。
いちいちWebサイトを探して開き直し、都度ブックマークとショートカットアイコンの再作成をする羽目になってしまいました。
すべてのスマホで起こる現象ではないようですが、運悪く私のスマホはショートカットがChrome更新によりすべて消える使用だったみたいです。
同じことが最近もう一度起こりました。
もちろんQUOカードPayのバリューコードも喪失。
困り果ててしまいました。
皆さんも意識せずにGoogle Chromeを更新すると、せっかく自分で作ったWebサイトショートカットがバリューコードを含めて消えてしまう危険があるので注意しましょう。
私は念のためこの事件後、QUOカードPay公式アプリを導入して管理に使っています。
アプリであればショートカット喪失のリスクがなくなるので安心して残高管理ができるからです。
まとめ
今回はQUOカードPayの概要やメリット、注意点をまとめてきました。
QUOカードPayの利用価値は高く、従来のQUOカードにとって代われる利便性の高さがあります。
導入時と比べて利用可能店舗も徐々に拡大してきましたので益々利用しやすくなりましたね。
今後の更なるQUOカードPayの展望にも注目しながら、皆さんもぜひ一度支払いに利用してみてください。
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