スマホでテレビが見れた!Androidスマホでテレビ視聴する方法5つ
パソコンやスマホ、タブレットなどの電子機器が広まったことで、視聴体験は様変わりしました。
以前はテレビで放映されている番組を楽しんだりするのが一般的でしたが、「テレビは持っておらずパソコンやスマホで番組を見ている」という方も今では増えています。
特にAndroidといったスマホで番組を楽しむ方法は、手軽でどこででも視聴できるという点で便利です。
スマホからワンセグ(携帯用に用意された、つながりやすい電波帯域)だけでなくフルセグ(テレビでも使われている、通信料が多く高画質の映像が楽しめる電波帯域)を楽しめるのも、時代の進化を感じさせます。
今回はAndroidスマホからテレビを楽しみたいという方向けに、各方法のメリットやデメリットを分かりやすくご紹介していきます。
この記事に書いてること♪
Androidスマホでテレビを視聴する方法①チューナー付きのスマホを購入する
一部のAndroidスマホは、最初からテレビの電波を受信できるチューナーが搭載されています。搭載済みの機種では専用のアプリを利用して、すぐにテレビを視聴することができます。
対象となるのは
- LG G8X ThinQ
- Xperia 5
- AQUOS R3
といったモデルです。
チューナー付きのスマホを購入するメリットは?
チューナー付きのAndroidスマホを購入すると、後でチューナーを購入して取り付けずにテレビ番組の視聴ができます。
このため外出先でもコンパクトにテレビが楽しめますし、外付けしていたらチューナーを壊してしまった!といったトラブルも防げます。
チューナーが付いていない分重量も減るので、手の負担も楽になるでしょう。
チューナー付きのスマホを購入するデメリットは?
チューナー付きのスマホは、近年減少しています。
SNSでも動画が多数配信されたり動画配信サービスが続々登場したりと、テレビにこだわらずとも映像を好きなプラットフォームで自由に視聴できるようになったのが大きく関係しているでしょう。
そのためチューナー付きのモデルは限られており、「安いモデルがよい」といった希望がある場合は選びにくいというデメリットがあります。
またチューナー付きのスマホは「NHK電波を受信できる設備」とみなされ、持っている場合NHK契約を行う必要があります。
「テレビ番組の中でもNHKはあまり見ないのに、受信料を取られるのは嫌だ」と思う場合は他の方法でテレビを視聴したほうがよいかもしれません。
Androidスマホでテレビを視聴する方法②外付けチューナーを利用する
パソコンと同じように、Androidスマホでも外付けできるチューナーが発売されています。
対応しているAndroidスマホであれば、接続してアプリ設定などを行うだけでテレビ番組を楽しめるようになります。
家電量販店だけでなく、ネットショッピングでも簡単に入手可能です。
外付けチューナーを利用するメリットは?
外付けチューナーを利用すれば、Androidスマホを買い替えなくても簡単にスマホをテレビ対応にできます。
しかもフルセグ機能付きのチューナーもあるので、手軽に高画質のテレビ番組を手元で視聴可能です。
ワンセグ付きのシンプルなチューナーの場合は1,000円以下でも購入できるので、お財布に負担が掛かりません。
外付けチューナーを利用するデメリットは?
外付けチューナーは重い場合もあり、外付けした分かさばってスマホが持ちにくくなるデメリットがあります。
このため取り出せない場面も出てくるかもしれません。
また
- フルセグ対応
- ワンタッチで録画が可能
- フルセグとワンセグの自動切り替えに対応
といったチューナーは価格が高くなるので、用途や機能などによってどんな外付けチューナーを購入するか決められると安心できます。
チューナー搭載付きスマホと同じく、NHK契約および受信料の支払い義務が発生するのもデメリットです。
Androidスマホでテレビを視聴する方法③テレビ局公式の見逃し配信サービスを利用する
今ではチューナー搭載でなくても、気軽にテレビ番組を視聴できるようになっています。
テレビ局も今の時流に乗って、公式の見逃し配信サービスを提供しています。
見逃し配信サービスはWebサイトおよび専用アプリで視聴可能であり、
- Tver
- テレ朝キャッチアップ
- TBS FREE
といったサービスが代表的です。
見逃し配信サービスを利用するメリットは?
見逃し配信サービスを利用すると、自分の視聴したい番組だけをピンポイントで視聴可能です。
「視聴したい番組が限られている」という場合は、テレビを持っていなくても番組を楽しめる可能性もあります。
また見逃し配信サービスは基本無料な上にチューナーと違ってNHK電波を受信できる設備とみなされないので、コストを掛けずに気軽に視聴ができます。
見逃し配信サービスを利用するデメリットは?
見逃し配信サービスで配信される番組は、視聴期間が決まっています。
1週間といったように定められている期間が過ぎると削除され、利用できなくなってしまいます。
また一部コンテンツは視聴する場合、料金が発生する場合もあるので注意してください。
スムーズに視聴できるかといった点でも、見逃し配信サービスにはデメリットがあります。
収益を得られるようにするために広告を挿入するので、続きをすぐに見たくても見られないケースも多いです。
Androidスマホでテレビを視聴する方法④動画配信サービスを利用する
動画配信サービスは映像見放題のサブスクリプションモデル(月額や年額で料金を定期的に徴収するビジネスモデル)で成功し、さまざまなサービスが登場しては競争を行っています。
コロナ禍の中で利用者も増えており、今後さらなる成長が予想されるサービスです。
代表的なサービスには、
- Amazon Prime Video
- Hulu
- U-NEXT
などがあります。
動画配信サービスを利用するメリットは?
動画配信サービスに登録すれば、指定された作品が見放題になります。
このため自分に合ったサービスを利用すれば、「邦画をたくさん視聴したい」「洋画をたくさん視聴したい」といったように好きな作品をいつでも好きなだけ視聴可能です。
また「DAZN」ではスポーツの生中継が見られたりと、生方法が視聴できる場合があるのもメリットになります。
さらにテレビでは見られないオリジナル作品も好評なので、視聴したい作品が見つかったらとりあえず無料トライアルを使って使い勝手を確かめてみましょう。
動画配信サービスを利用するデメリットは?
動画配信サービスはデータ消費が激しいので、月額契約パケット数が少ない場合はWi-Fiを活用して視聴したほうが安全です。
またスマホに映像をダウンロードできるサービスもあればないサービスもあったりと、サービスごとに映像作品の取り扱い内容も含めて大きな違いがあるので比較も重要になります。
一部のコンテンツは有料コンテンツであり、別途課金する必要がある点にも注意してください。
Androidスマホでテレビを視聴する方法⑤無線接続できるレコーダーを用意する
テレビをすでに所有されている方限定にはなりますが、無線接続できるレコーダーを用意するとAndroidスマホからテレビを視聴できます。
無線接続できるレコーダーを用意するメリットは?
レコーダーの映像をスマホに保存すれば、テレビの受信電波に依存せずテレビを楽しめます。
また放送中の番組をレコーダー経由でAndroidスマホへ送信できるので、リアルタイムでのテレビ視聴も可能です。
レコーダーによっては保存領域をスマホのデータ保存に使えるモデルもあり、テレビ視聴以外でも活躍してくれます。
無線接続できるレコーダーを用意するデメリットは?
機能付きのレコーダーがない場合は、別途購入しないといけないのでコストが掛かります。
またAndroidスマホへ映像を保存する場合は、容量が足りなくならないように工夫する必要もあるので注意してください。
リアルタイム視聴ではパケットを消費するので、Wi-Fiも駆使して上手くデータを節約してみましょう。
まとめ
今回はAndroidスマホでテレビを視聴する方法を5つ解説してきました。
チューナーを利用する方法から動画配信サービスに登録する方法まで、さまざまな方法があります。
この記事で各方法のメリットとデメリットを確認して、一番よい視聴方法を見つけてみてください。
ぜひAndroidスマホからテレビを視聴できるようにして、コロナ禍でも楽しみを増やしてみましょう。
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