公共料金や税金をスマホの決済アプリ(PayPayやLINEPay)で支払う方法【Android】
これまで公共料金や税金の支払いは口座振替や銀行ATMを使った振込、納付書を使ったコンビニ払いが主でした。
コンビニや銀行にまで足を運ぶ必要がありましたし、口座振替ではポイントも貯まらないのでイマイチ利便性やお得さに欠けると感じていた方も多いのではないでしょうか。
最近では、PayPayやLINEPayといったスマホ決済サービスが「請求書払い」に対応し、スマホ1つで公共料金や税金の支払いが行えるようになりました。
家から出る必要もなく支払いができるので忙しい方にもぴったりですし、サービスによってはお得な還元も用意されています。
今回はPayPayやLINEPayといったスマホ決済アプリを使った公共料金や税金を支払い方法について解説します。
この記事に書いてること♪
1.スマホ決済アプリで登場した「請求書払い」
いくつかのスマホ決済アプリでは、公共料金や税金の納付書に記載されているバーコードをスマホで読み取るだけで支払いができる「請求書払い」が利用できます。
スマホと納付書を用意すればその場ですぐに各種料金の支払いができるので、家から出る必要もありませんし、時間も数分程度しかかかりません。
これまで口座振替で各種料金の支払いを行なっていたという人でも、スマホ決済アプリの請求書払いを使えばお得なポイント還元※が受けられます。
※ポイント還元があるのはPayPayのみ
現在、請求書払いによる公共料金や税金の支払いに対応したスマホ決済サービスは以下の2つです。
- PayPay
- LINEPay
どちらのサービスも利用者が多く馴染みのあるアプリだと思いますので、ご利用になっている方はぜひ公共料金や税金の支払いをやってみてください。
2.公共料金・税金がスマホ決済アプリで支払えるかは自治体によって異なる
スマホ決済アプリを使った請求書払いを利用する際の注意点として挙げられるのが「対応状況が自治体によって異なる」という点です。
自治体によって請求書払いで支払いが可能な料金に違いがあります。
ある自治体では国民健康保険や固定資産税の支払いが可能でも、別の自治体では対応していないといったケースがよくあります。
スマホ決済サービスで公共料金や税金を支払う際は、お住いの自治体の各種料金が請求書払いに対応しているかをチェックしてみてください。
例えば、東京都と福岡県では請求書払いに対応している公共料金や税金が異なります。
都道府県 | 対応している公共料金・税金 |
---|---|
東京都 | 自動車税種別割 固定資産税・都市計画税(23区内) 固定資産税(償却資産)(23区内) 個人事業税 不動産取得税等 |
福岡県 | 自動車税種別割 |
請求書払いの対応状況について、PayPayとLINEPayに関しては以下から確認できます。
ご利用前に必ず確認しておきましょう。
では、各サービスで請求書払いを使った公共料金・税金の支払い方法について解説していきます。
3.PayPayの請求書払いを使って公共料金や税金を支払う方法
PayPayの請求書払いを使った公共料金・税金の支払い方法を解説していきます。
アプリを起動した上で手元に各種料金の納付書を用意してください。
支払い手順
PayPayの請求書払いで公共料金を支払う手順は下記の通りです。
- アプリホーム画面にある「スキャン」をタップする
- 納付書/払込票に記載してある「バーコード」をスマホで読み取る
- 画面に表示された支払金額を確認し「支払う」をタップする
- 支払い完了
たったこれだけで済んでしまいます。
スマホ1つで数分もかからず公共料金の支払いが可能です。
さらに、PayPayでの支払いにはポイント還元というメリットがあります。
PayPayなら請求書払いで0.5%~1.5%還元
PyaPayの請求書払いなら利用状況に応じて0.5%〜1.5%のPayPayボーナスが還元されます。
これまで公共料金や税金の支払いでは、ポイント還元がほとんど受けられませんでした。
しかし、光熱費や各種税金、社会保険料など金額も大きくなるため、0.5%であってもかなりの還元になります。
PayPayの場合、初期時は0.5%還元で「50回以上の利用/月」+「10万円以上の利用/月」という2つの条件を満たさないと1.5%還元にはなりませんが、それでも「還元がある」というだけで大きなメリットです。
毎年支払う公共料金や税金をよりお得に便利に支払いたい方にPayPayの請求書払いがおすすめです。
4.LINEPayの請求書払いを使って公共料金や税金を支払う方法
LINEPayの請求書払いを使った公共料金・税金の支払い方法を解説します。
こちらも同じくアプリを起動し、納付書を手元に用意してください。
支払い手順
LINEPayの請求書払いで公共料金を支払う手順を紹介します。
- 「ウォレット」内の残高をタップする
- 「請求書支払い」→「次へ」をタップする
- 納付書/払込票に記載してある「バーコード」をスマホで読み取る
- 金額を確認し「支払う」をタップ→パスワードを入力する
- 支払い完了
こちらも非常に簡単な手順によって公共料金・税金の支払いが可能になります。
LINEPayではポイント還元なし
LINEPayの請求書払いのデメリットとして「ポイント還元がない」という点が挙げられます。
PayPayであれば還元が受けられるのですが、LINEPayでは請求書払いにかぎりポイント付与の対象外となってしまいます。
お得さは無くなってしまう分、魅力が半減してしまいますが、それでも便利な支払い方法ではあるので、ぜひ使ってみてください。
5.まとめ
スマホ決済アプリを使った公共料金や税金の支払い方法を解説しました。
PayPayとLINEPayでは、スマホ1つで簡単に各種料金の支払いができるので便利です。
対応する自治体をよく確認した上で使ってみてください。
また、請求書払いによるポイント還元があるのはPayPayのみなので、お得な還元が受けたい方はこちらがおすすめです。
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