アンドロイドのスマホカメラで手ブレを防いでキレイな写真を撮る方法
「デジカメ要らず」と言われるくらいに、スマホカメラの画質が綺麗になってきましたね。
背景をぼかす本格的なポートレート写真や、120°超えの超広角カメラが搭載されており迫力のある写真が撮影できる機種など、そのクオリティはかなりのもの。
しかし、カメラの画質が良くてもスマホで写真を撮るたびにぶれてしまうという人も少なくありません。
そこで、今回はスマホカメラで手ブレを防ぐ方法について詳しく解説していきます。
この記事に書いてること♪
手ブレを防ぐにはまず姿勢から!
デジカメや一眼レフカメラと同様、スマホカメラも撮影する時に姿勢に気をつけるだけで、一気に写真のクオリティが上がります。
手ブレが発生する1番の原因は、スマホを持つ手や腕が不安定だからだといわれています。
今まで姿勢に気をつけてこなかった人は、ぜひこの機会に意識してみてください。
脇を締める
スマホを構える時、脇を広げた状態で持っている人が非常に多いです。
脇を広げてスマホを構えてしまうと、腕の支えが一切なく非常に不安定になります。
そのため、シャッターチャンスを狙うために長時間同じ姿勢でいると、疲れて腕を動かしてしまうことで写真にぶれが生じてしまうようになります。
そこで、広げている脇を締めて胸に固定してみましょう。これだけでも一気に安定感が出て、疲れにくくなります。
これまでよりも、長時間写真を撮り続けることができますし、手ブレの頻度も減らせるでしょう。
テーブルや壁などスマホを持つ手の位置を固定する
写真を撮る時に、テーブルや壁などがあればそれらを利用するのもおすすめです。
テーブルに腕や肘を置いて構えることで、手ブレの頻度が一気に減ります。
また、背もたれがあるかないかでも安定感が違います。壁がある場合は、壁に寄り掛かって撮影すると良いでしょう。
セルフィーで撮影する時は壁側に体を向けて、両腕を壁に寄り掛からせることで安定します。
画面から手を離した時が勝負!
スマホカメラのシャッターが切れるタイミングはご存じでしょうか。
シャッターボタンをタップした瞬間と思う人がほとんどだと思いますが、実は「シャッターボタンを押して画面から指が離れた後」がシャッターが切れるタイミングです。
つまり、シャッターを押したからと安心して腕や手を動かしてしまうと、手ブレの原因となってしまうのです。
そのため、シャッターボタンを押した後も、数秒間は腕や手を動かさないように注意しましょう。
それを意識するだけでも、手ブレの頻度が少なくなるはずです。
動いている被写体を撮りたい時は連写を利用しよう
子どもの運動会やペットの写真など、動いている被写体の写真を撮りたい時もあると思います。
手ブレ補正がついているスマホカメラであっても、あちこち動き回る被写体の撮影はなかなか上手くいきません。
しかし、最近のスマホには「連写」と呼ばれる機能があります。
連写とは、秒ごとに何枚も一度に写真を撮る方法であり、例えるなら動いている被写体をパラパラ漫画のように撮影することができます。
動いている被写体の写真を1枚だけ撮るとぶれてしまっている可能性はかなり高くなりますが、連写して複数枚一気に撮影することで、はっきりと綺麗に撮れているものが見つかる可能性が一気に上がります。
連写したものは中からお気に入りを数枚選んで、それ以外を一気に削除することもできるので、管理の手間がかかるわけでもありません。
手ブレ補正のあるカメラが搭載されたスマホを選ぶ
より手ブレを防ぎたいということであれば、手ブレ補正に定評のあるスマホを選ぶこともおすすめです。
最近ではどのスマホにも手ブレ補正が備わっていますが、やはり機種によってスマホカメラの性能は大きく異なります。
10万円を超えるスマホに関しては、こぞって高性能なカメラを搭載しているケースが多いですが、5万円以下の格安スマホでも、HUAWEIなどカメラ性能に特化している機種も多いです。
手ブレが少ない、動いている被写体が撮りやすいと定評のあるスマホを、口コミやレビューなどをチェックして見つけると良いでしょう。
その写真本当にぶれている?
自分の腕や手の動きが原因で写真がぶれていると思いがちですが、手ブレだと思っていたものが実はそうではなかったというケースも多いです。
そこでこの章では、手ブレ以外に写真がぶれて見えてしまう原因について解説していきます。
ぼやけている写真もぶれているように見えてしまうので、見分けが難しいかもしれませんが、毎回自分の写真がぶれているように見えるのであれば、下記のような原因がないか確認してみてください。
レンズが曇っている
カメラのレンズが汚れていたり、屋内外の気温差で曇ってしまっている時など撮影すると、ぼやけた写真が撮れてしまう場合があります。
ぼやけている写真がぶれているように見えて、手ブレ写真になってしまったと勘違いする人も多いでしょう。
レンズを拭いて綺麗にしよう
眼鏡拭きのような柔らかい布で、こまめにレンズを拭くようにしましょう。
特に夏や冬など屋内外の気温差が激しい季節は、レンズが曇ってしまう可能性が非常に高いので、故障を防ぐためにもなるべくこまめに水分を拭き取ることが大切です。
被写体にピントが合っていない
ぶれているように見える写真の原因が自分の手や腕ではなく、スマホカメラそのものにある可能性もあります。
カメラを起動した時に、なかなかピントが合わないと感じたことはありませんか。
ピントが合わないまま撮影してしまうと、ぼやけたような写真になってしまい、ぶれているように見える可能性があります。
被写体をタップするとピントを合わせることができる
機種によって若干仕様は異なりますが、スマホカメラを起動した状態で被写体をタップするとピントを合わせることができます。
しかし、なかなか合わない場合もあるので、その時は被写体から一気にスマホを離して再度合わせてみたり、カメラそのものを再起動することをおすすめします。
まとめ
いかがでしょうか。
スマホカメラは比較的何もしなくても綺麗に写真を撮ることができますが、まだスマホの扱いに慣れていない場合など、手がぶれてしまって撮影することが難しいと感じることもあるでしょう。
そのような場合には、姿勢を少し変えるだけで一気に安定するので、ぜひ試してみてください。
尚、レンズの汚れやカメラ自体のピントが合っていないなど、手ブレ以外の原因がある可能性もあります。
あまりに手ブレが続くようであれば、他の原因も疑ってみるようにしましょう。
特にレンズは水分や傷などで故障しやすいので、レンズ用のフィルムを貼ったり、こまめに手入れすることをおすすめします。
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