災害時に慌てないために! Androidスマホで緊急通報を行う方法
事故や病気などで自分の身が危険な状態になったり、災害などが発生したりした際に利用できる「緊急通報」。
緊急通報があると万が一の際も安心ですが、使う機会がないのでよく分かっていない人も多いはずです。
今回はAndroidスマホで緊急通報を行う方法を解説します。
この記事に書いてること♪
Androidスマホの「緊急通報」とは
Androidの緊急通報は、スマホのロックがかかった状態からでも緊急情報の確認や、警察救急車への通報が行える機能です。
事故や病気などで危険な状態に陥った際でも簡単に通報ができますし、災害などの情報をいち早く知ることができるため、適切な行動をとることができます。
さらに、緊急通報を行う際に位置情報や健康状態などの情報を同時に伝えることもできるため、スムーズな救急作業によって助かる可能性を上げられるでしょう。
Androidスマホの「緊急通報」を使う方法
では、Androidスマホで緊急通報を利用する方法を詳しく解説します。
主な使い方は以下の通りです。
それぞれの使い方を解説するので、万が一に備えて把握しておきましょう。
緊急通報を行う
緊急通報を行う方法は機種によって異なるのですが主に以下の通りです。
- 電源ボタンを素早く5回押す
- 電源ボタン長押しから「緊急通報」をタップする
いずれかの操作を行ってみて、どちらで緊急通報ができるかを確認しておきましょう。
緊急SOSを設定する
緊急SOSとはロック画面からスマホの持ち主の緊急情報が確認できる機能です。
スマホの持ち主以外でも緊急情報が確認できるため、スムーズな対応が期待できます。
設定方法は以下の通りです。
- 設定アプリを起動する
- 「緊急情報と緊急通報」をタップする
- 「緊急SOS」をタップする
- 設定から捜査を選択する
緊急速報メールを受信する
緊急速報メールは、地震や大雨、津波などの災害情報をいち早く通知する機能です。
災害の情報を素早く確認できるため、的確な行動ができます。
- 設定アプリを起動する
- 「アプリと通知」から「緊急速報メール」をタップする
- メールを受け取る頻度やオンにする設定を行う
緊急情報を登録する
緊急情報とは、緊急通報を行うのと同時に自分の位置情報や服用中の薬、個人情報などを自動的に伝えるための機能です。
事故や病気で思うように状況を伝えられない場合でも、自動的に緊急情報が伝えられるため、迅速な対応が可能になります。
緊急情報の登録方法は以下の通りです。
- 設定アプリを起動する
- 「デバイス情報」から「緊急時情報」をタップする
- 共有したい情報(住所、名前、服用中の薬、臓器提供、健康状態など)を入力する
緊急通報で位置情報を自動送信する
緊急通報を行う際に位置情報を自動送信するには、事前の設定が必要になります。
設定方法は以下の通りです。
- 設定アプリを起動する
- 「位置情報」をタップする
- 「緊急位置情報サービス」をタップする
- 「緊急位置情報サービス」をONにする
緊急通報の連絡先を変更する
緊急通報は初期設定の状態だと警察(110番)に繋がるようになっています。
もし病気や怪我などが心配で、いつでも救急(119番)に通報したい場合は設定から変更してください。
- 設定アプリを起動する
- 「緊急情報と緊急通報」をタップする
- 「緊急SOS」をタップする
- 「緊急サービスへの発信」をタップする
- 緊急通報番号を入力する
緊急連絡先へ共有する
緊急通報を行ったことを家族などに伝える設定ができます。
子供に持たせたスマホの緊急連絡先として親のスマホを設定するなど、万が一のトラブルの際でも素早く行動が取れるので設定が推奨されます。
- 設定アプリを起動する
- 「緊急情報と緊急通報」をタップする
- 「緊急連絡先を追加」をタップする
- 共有する人の連絡先を記入する
Androidスマホの「緊急通報」の誤作動を防ぐ方法
Androidスマホの緊急通報は、電源ボタンを何度か押したり、長押ししたりして簡単に通報ができるようになっています。
しかし、操作が簡単なだけに誤作動で通報が行われる可能性もあります。
例えば、カバンの中にスマホを入れていたら、他の荷物とボタンが接触して通報が行われるなどが考えられるでしょう。
スマホを持ち運ぶ時はポケットなどに入れて、他の荷物と接触しないようにするなどの工夫が必要です。
また、緊急通報が起動してしまった場合でも、キャンセルボタンをタップすれば問題ありません。
万が一発信してしまった場合でも、間違えたことをキチンと伝えれば大丈夫です。
まとめ
Androidスマホで使える緊急通報について解説しました。
事故や怪我、病気などの際に利用することで、スムーズな対応が可能になるため、生存率を上げることができます。
災害や事件、事故など万が一のトラブルに備えて、緊急通報の設定を見直しておくと安心です。
今回の記事を参考にして、緊急通報の使い方をマスターしてみてください。
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