Androidのジェスチャーナビゲーションについて解説
Androidには「ジェスチャーナビゲーション」と呼ばれる直感的な操作が可能になる機能が搭載されています。
最近のスマホがディスプレイが大きく片手では扱いにくいのが難点ですが、ジェスチャーナビゲーションを使いこなすことで、より楽にスマホの操作が可能になります。
今回の記事では、Androidのジェスチャーナビゲーションについて解説します。
ジェスチャーナビゲーションの使い方や設定方法を説明するので、ぜひ参考にして使いこなしてください。
この記事に書いてること♪
Androidのジェスチャーナビゲーションとは
Androidのジェスチャーナビゲーションは、画面を特定の方向にスワイプをするだけで、スマホの操作が可能になる機能です。
通常のAndroidスマホでは画面下部に「戻る」や「ホーム」「アプリ切り替え」ができるボタンが表示されています。
しかし、画面の大きなスマホをお使いの方や手の小さい方にとって、片手で操作をするのは難しいはずです。
ジェスチャーナビゲーションを使うとこれらの操作を簡単なスワイプでできるようになるため、片手でも楽にスマホを操作できます。
ジェスチャーナビゲーションはAndroid 10以降で対応
ジェスチャーナビゲーションはAndroid 10以降のスマホでしか利用できません。
お使いのスマホのOSバージョンを確認して、Android 10以降でない場合にはアップデートしてください。
Androidのジェスチャーナビゲーションの基本操作
Androidのジェスチャーナビゲーションの基本操作について解説します
基本となる以下の3つの操作をマスターしてみてください。
- ホーム画面に戻る
- 1つ前の画面に戻る
- アプリの切り替え
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
ホーム画面に戻る
ホーム画面に戻るときは「画面を下から上に向かってスワイプ」します。
スマホを片手で持った状態で画面下部のホームボタンを押すのは、指が届かなくて大変な人でも、画面中央付近で下から上に向かってスワイプするだけなら片手でも簡単に操作できるはずです。
1つ前の画面に戻る
1つ前の画面に戻るときは「画面の左右どちらかの端から中央に向かってスワイプ」します。
ボタン操作だと画面左下をタップする必要があり、指が届かない人も多いですが、こちらの操作についても片手で簡単に行えられます。
アプリの切り替え
アプリの切り替えは「画面を下から上に向かってスワイプし、そのまま指を止めて長押し」します。
ホーム画面に戻る操作と途中までが一緒で、こちらの場合は指を離さずに長押しするのがポイントです。
起動中のアプリを確認して、操作するアプリを開いてください。
Androidのジェスチャーナビゲーションを使うメリット
Androidのジェスチャーナビゲーションを使うメリットとしては以下の2つです。
- 画面を大きく使える
- 片手でも楽に操作できる
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
画面を大きく使える
Androidのジェスチャーコントロールを設定すると、画面下部の操作ボタン(ナビゲーションバー)が表示されなくなるため、画面をより大きく使うことができます。
ナビゲーションバー分のスペースを使うことができるようになり、ディスプレイの大きさを最大限に活かすことができます。
片手でも楽に操作できる
Androidスマホの操作は画面下部のナビゲーションバーによって行うのですが、片手で操作するのが難しいという方が多いはずです。
ジェスチャーコントロールでは、画面中央部分でスワイプ操作をするだけで操作ができるので、片手でも無理せずに操作ができます。
Androidのジェスチャーナビゲーションを設定する方法
Androidのジェスチャーナビゲーションを設定する方法は以下の通りです。
- 「設定」アプリを起動する
- 「システム」をタップする
- 「ジェスチャー」をタップする
- 「ジェスチャーナビゲーション」をタップする
- 「ジェスチャーナビゲーション」を選択する
ジェスチャーナビゲーションを使ってみて元に戻したい場合には、上記と同様の操作をして「3ボタンナビゲーション」に切り替えてください。
感度調整で操作感を合わせる
ジェスチャーコントロールの感度を調整することで、操作の感覚を合わせることができます。
調整方法はジェスチャーナビゲーションの設定の際に、右側に表示されている「⚙」をタップして、感度の高低を変更してみてください。
感度を上げると画面の端付近でのアプリの操作に影響することがあるので、感覚的に丁度いい範囲で設定するといいでしょう。
まとめ
Androidのジェスチャーナビゲーションについて解説しました。
今までAndroidスマホを使っている中で「片手で操作しにくい」「指が疲れる」と思っていた人は、ジェスチャーナビゲーションを使うのがおすすめです。
今回の記事を参考にして、楽に操作ができるジェスチャーナビゲーションを試してみてください。
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