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楽天リンクアプリが改悪!?なぜ広告がたくさん付くようになっているの?

ドコモ、au、ソフトバンクに続く第4の大手携帯電話会社となってしばらく経過した「楽天モバイル」。

改悪の仕方が陰湿で、一部ユーザーから批判を受けているのはご存じでしょうか。

私もどちらかというと、現在批判をしたいと思っているユーザーの1人です。

提供開始から楽天モバイルの「Rakuten Unlimit」を使っている私ですが、改悪の方針が悪質だと感じています。

料金無料化廃止は将来的にあるだろうと予測していましたが、「楽天リンク」では何と急に広告を表示するようになりました。

今回は楽天リンクアプリに広告が付くようになった経緯や、そのデメリットなどを解説して楽天モバイル契約を考えている方の参考となるようにしていきたいと思います。

急に楽天リンクに広告が付くように!なぜこんなことになっているのか

私がある日楽天リンクのSMS履歴を見ていると、急に間に広告が表示されるようになっていました。

しかもその広告の量が多過ぎると感じるほど挟まれ方が雑で、現在では履歴を見るのが面倒になっています。

インターネットを調べていると、この変更は2022年6月末ごろから始まっていました。

私がこの改悪に気付いたのはこれからずっと後ですが、改悪の時期的にはちょうど料金無料化が廃止される前後です。

無料化を停止した上で広告を付けて料金を回収しようという意図が見えますが、今回の件は度を越していると感じます。

なぜならば楽天リンクは、実質的な楽天モバイルの通話専用アプリだからです。

  • 楽天モバイル自体が利用を推奨しているメイン機能の1つである
  • スマートフォンからデフォルトの通話アプリに切り替えができない

といった状況を作り出しているのにもかかわらず、料金を優先しているとしか言いようのない改悪をする意図が分かりません。

実際批判的な意見も多く、なぜ通話アプリに広告を出して無理やり利益化しようという発想になるのか理解ができない方が私同様に多いようです。

楽天リンクが広告表示するようになって、どんなデメリットが増えたの?

楽天リンクに広告が表示されるようになり、次のようなデメリットが出てきました。

関心のない広告まで出てくる

今回特に問題と思っているのが、メッセージタブをタップすると開けるSMS履歴に多くの広告が挟まれることです。

実際にこの記事を書きながら確認してみると、履歴4~5あたりに1個広告が挟まれるようになっています。

しかも広告の内容も問題です。

  • メガネ
  • 洋風だし

といった製品が表示されましたが、いずれも検索した覚えがありません。

どうやらこちらの検索履歴等は特に関係なく広告を出してくるように感じます。

中には興味のない高額なハンガーが表示されたりといった方もおり、広告経由で利益がそもそも得られるのかよく分からないのも謎です。

広告は楽天の関連サービスである「楽天市場」から引っ張ってきているようです。

今のところは楽天市場のみですが、将来的には楽天サービス以外の広告まで表示される可能性まであるでしょう。

履歴と広告が混じると誤タップ等が起きる

今回の改悪はやりすぎの印象があります。

というのもSMSで履歴を調べて送信等を考えている場合に、広告が邪魔をしてくるからです。

広告は履歴欄より少し小さく表示されるので、うっとうしく感じます。

また誤タップもそれなりの頻度で発生しており、Webサイトへ飛ぶたびにため息を漏らす毎日です。

固定電話の通話履歴等に広告が表示されて見づらくなるケースを想定してみてください。

今回の楽天リンクの改悪内容はこれに近い印象を与えています。

ちなみに広告が多いせいか、楽天リンクアプリが以前よりチープなデザインだと感じるようになってしまいました。

楽天としてはLINEをイメージしているのかもしれませんが、あちらと楽天リンクは性質が違います。

LINEは通話機能のあるSNSであり、楽天リンクは通話メインのアプリです。

そういった背景を考えると楽天リンクをLINE的にするのはよくないように感じてしまいます。

楽天リンクを操作しているときにいちいち出てくる

楽天リンクでたとえば通話をしたとします。

すると通話終了後に、POP形式で広告が表示されることがあります。

こちらもLINE的ですが、そもそもデフォルトの通話アプリを変えられないのにこのような面倒な仕様にするのはよくないと思います。

変更ができれば通話アプリを変えながら広告を回避できますが、実際にはそうもいきません。

毎月最低0円が廃止に!他の楽天モバイルの改悪事件もご紹介

楽天モバイルの改悪は今回だけにとどまりません。

ここからは他の改悪事象について確認していきましょう。

2022年7月から無料化が廃止になる

最大の改悪の1つとも言える無料化の撤廃は、2022年7月から順次行われました。

7月と8月は1GB未満の利用で料金が無料に、また9月と10月は1GB未満の利用で後日料金分をポイントバックとなっています。

しかしすでに料金無料化の猶予施策は終了しており、11月以降は全員が1,078円~で月ごとに料金を支払う方式に変化しました。

これは仕方のないことかもしれませんが、無料を謳って他の施策で料金回収しようという思惑が感じられた点を考えるとよくない方向へ向かっているように感じます。

少なくとも楽天の利益赤字が増え続けている点から、楽天モバイルの運営が上手くいっていないのは間違いありません。

実店舗の撤退等も行われており、今後どうなるかが注目されます。

iPhoneにおいて楽天リンクアプリの仕様が変わる

iPhoneではAndroidと楽天リンクアプリの仕様が変更になりました。

具体的には着信時にiOSの標準アプリを使う方式へ変更され、楽天リンクアプリから着信できなくなりました。

これによって楽天リンクアプリではなく、間違って標準アプリから有料で折り返しをしてしまうリスクが増えています。

またSMSについても、iOSの場合Rakuten楽天リンクアプリ以外からの送受信になると楽天リンクが使えなくなりました。

なぜ日本で利用者の多いiPhoneユーザーの離脱が増えるような改悪をするのかはなぞです。

AndroidからiPhoneに乗り換えて楽天モバイルを契約しようとしている方は、注意してみてください。

まとめ

今回は楽天リンクの改悪についてご紹介してきました。

楽天リンクの改悪も問題ですが、楽天モバイル全体でもサービス内容が改悪してきています。

また楽天スーパーポイントのポイントバック率が改悪されたりと他の気になる点も多いです。

楽天グループが規模縮小しないか心配になってきました。

ぜひ楽天モバイルを契約する際は、今回の注意点も踏まえて他社と比較してみてください。
 

 

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businessofd

クラウドワークスで、フリーランスとして活躍中。
今まで培ってきたITの知識や技術を活かして、さまざまな記事を執筆しています。

AppleよりはAndroid派で、オープンソースという性質上さまざまなAndroidが存在するのも魅力だと思っています。
最近のマイブームはキャッシュレスアプリで、コンビニなどで待たずにサッと決済できる利便性は手放せません。
Androidにさまざまなキャッシュレスアプリを入れて、メリット・デメリットを比較しながら使うのがクセになっています(笑)。

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