LINEは危険?代わりのアプリはコレだ「Signal」
LINEの利用者の個人情報がシステムの管理を委託されていた中国の会社から漏れていた問題はご存知でしょうか。
LINEは今や日本人の半数以上が使用している定番の連絡アプリで、娯楽から仕事まで様々な情報のやり取りが行われています。
そんなLINEの利用者の情報が中国に漏れていると考えると、安全性を疑わざるを得ません。
今回は、LINEの危険性の解説とLINEに代わるアプリの紹介をしていきたいと思います。
この記事に書いてること♪
LINEの危険性について
サーバーは韓国にある
LINEを運営している株式会社LINEは韓国系の企業です。
個人情報を含む、LINEのユーザー情報は韓国のサーバーに保管されています。
日本にあれば安心というわけでもありませんが、国外に情報を置くのは様々なリスクを伴います。
韓国政府に検閲されている
2014年には、韓国国家情報院がLINEを傍受しユーザーの個人情報の分析を行っていることが明らかになっています。
この時点で、LINEの日本人データが中国のテンセントに漏れた疑いも出ていました。
「韓国国家情報院がLINE傍受」
https://facta.co.jp/article/201407039.html
中国に情報が漏れている
2020年3月、LINE利用者の個人情報がシステム委託先の中国企業からアクセス可能な状態になっている事が判明しました。
中国から最低でも32回のアクセスがあったことが判明しています。
LINEと親会社Zホールディングスによると、情報が悪用された報告は無いと言うものの、信憑性に欠けています。
「LINE 個人情報 中国 委託先技術者から少なくとも32回アクセス」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210317/k10012918871000.html
相次ぐLINE利用停止
上記の中国へのLINE個人情報流出を受け、総務省ではLINEの仕様禁止命令が出ています。
総務省以外にも、全国の自治体で「保育園の入所申請」や「粗大ごみの収集」などの情報共有でのLINE活用の中止が進んでいます。
「総務省、LINE使用中止へ 自治体に調査依頼」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3fd97c5d1988a5948eae4db10b1196105c0171f
LINEに代わるアプリは?
LINEが危険ならば、代わりにどのアプリを使えば良いのでしょう。
LINEに似た安全性の高いアプリをいくつか紹介します。
安全なアプリ
- Signal(アメリカ)
- WhatsApp(アメリカ)
- Viber(イスラエル・日本)
SignalとWhatsAppはアメリカで開発されたアプリです。
Signalは国連職員も使用する最高峰のセキュリティを誇ります。
WhatsAppはアメリカではLINE並みの人気を誇っているようです。
Viberはキプロスに本社を置くバイバー・メディアが開発したアプリです。
2014年に楽天に買収され、日本ではRakuten Viberとして配信されています。
危険なアプリ
- WeChat(中国)
- カカオトーク(韓国)
WeChatは中国で圧倒的な人気を誇っているアプリです。
個人情報の収集など、悪い噂が耐えないため使用は避けるのが無難です。
カカオトークは日本でも使用している人が一定数いますね。
カカオトークは韓国製のチャットアプリです。
電話帳情報の自動収集などが問題になっており、使用は避けたほうが良いでしょう。
Singnalがおすすめ
LINEの代わりになるアプリをいくつか紹介しましたが、
セキュリティ面を考慮すると「Signal」が最もおすすめです。
最も安全なメッセンジャーアプリ
Signalは電子フロンティア財団が定める「最もセキュアなメッセンジャーリスト」で最高評価を獲得しています。
また、セキュリティの専門家からも「最も安全なメッセンジャーアプリ」という評価を受けています。
セキュリティの高さから、アメリカ合衆国上院議員や国連職員の間では連絡にSignalが用いられています。
中国で使用禁止(つまり安全)
Signalは中国国内での使用が禁止されています。
理由は、「中国共産党の検閲が不可能」であるからです。
中国国内で流通するアプリは「中国共産党に情報提供する」事が絶対条件となっています。
Signal利用者の情報は厳重に暗号化されており、中国共産党はユーザーの情報を一切取得できないのです。
そのため、規制を強化している中国はSignalの使用を禁止したのです。
すなわち、「Signalは中国に情報漏えいしないアプリ」と言えるでしょう。
無料で使える
SignalはLINEと同じく無料で利用することができます。
Signalは独立非営利団体のため、企業に買収されたりすることもありません。
利用者の支援や寄付によって開発・運営されています。
SignalはGoogle Playから無料でダウンロードすることができます。
Signal – プライベートメッセンジャー
まとめ
メッセンジャーアプリはLINEにしておけば良しの時代は終わりを迎えそうな雰囲気です。
今後は、個人情報保護を重視した「セキュアなアプリ」が使用される時代が来るでしょう。
今回紹介したSignalへの移行も良いですが、純国産の安全なアプリの登場が求められます。
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