料金が高いだけじゃない?大手キャリアのスマホを使うメリットとは?【Android】
大手キャリアの料金が高すぎると、政府も度々値下げするように求めているニュースを聞きますよね。
大手キャリアの携帯電話料金は機種代金を含めて平均8,000円~10,000円だといわれています。
実際に筆者もドコモで平均8,000円ほどかかっているので、いつも高いなと感じます。
では、格安SIMがある中で大手キャリアを使い続けるメリットとは一体何なのでしょうか?
この記事に書いてること♪
大手キャリアと格安SIMの違いは?
格安SIMは大手キャリアの半額以下の価格で使うことができます。
では、大手キャリアと格安SIMの違いとは一体何なのでしょうか?
大手キャリアとは
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのようなキャリアの正式な名称は、MNO(移動体通信事業者)です。
通信サービスに関わる回線網や基地局を自ら開設し、維持するために運営を続けている業者です。
そのため、通信エリアの拡大や基地局の増設なども全て行っており、常に快適な通信サービスを提供しています。
格安SIMとは
一方で格安SIMの正式な名称は、MVNO(仮想移動体通信事業者)です。
英語表記だとバーチャルという名称が含まれており、日本名でも「仮想」という言葉通り、自社で回線網や基地局を持っていません。
ではどのように通信サービスを提供するかというと、大手キャリアから回線を借りて事業を行っているのです。
そのため、基地局や回線網の増設・維持にかかるコストが0なので、その分安く通信サービスを提供することができるのです。
ただし格安SIMは安いという大きなメリットがある一方で、混雑する時間帯など通信品質が不安定になるというデメリットもあります。
借り物の回線である分、借りている回線数が少ない・混雑時の調整などが一切できないことが原因だと考えられます。
大手キャリアのメリットは?
次に、大手キャリアのメリットを格安SIMの特徴と比較しつつ解説していきます。
安定した高い通信品質
自社で回線網と基地局を開設し維持・運営も行っているので通信品質が非常に高いことが、まず大きなメリットです。
具体的な通信速度を挙げると、格安SIMが平均10Mbps程度であることに対し、大手キャリアは30~40Mbpsの通信速度が出ます。
また、混雑した時にユーザーを移すための回線なども別途用意されているため、アクセス集中による回線品質の低下などはほとんどありません。
常に高速ネット通信が利用できます。
基本的にどこでも使える幅広い通信エリア
楽天モバイルに関してはまだサービスが始まったばかりのキャリアなのでエリアは狭いですが、他の大手3キャリアは基本的にどこでも繋がります。
よほど山奥や地下でなければどこでも使うことができるので、場所を選ぶ必要もありません。
通信エリアに関しては、格安SIMもキャリアの回線を使用するので同じです。
大容量の通信プラン
格安SIMにも30GBなどの大容量プランが使える会社がありますが、基本的に小容量プランの方がコスパが良い印象があります。
一方で、キャリアでは無制限や50GBなどの大容量プランが充実しています。
そして、中には特定のアプリの通信量がノーカウントになる・動画アプリがセットになったプランなどもあります。
格安SIMにも同じようなプランはありますが、キャリアほど大容量で使うことはできません。
よりたくさんの通信量を使いたい人も大手キャリアがおすすめです。
実店舗が多い
格安SIMはインターネットでのオンラインサービスが主流となります。
一方で、大手キャリアはオンラインサービスだけでなく実店舗も多く、料金などの相談を対面で行うことができます。
オンラインサービスでは料金プランなどを1人で把握しなければいけないので、対面でスタッフがサポートしてくれる実店舗はかなり心強いですよね。
最新のスマホを購入できる
格安SIMで主に取り扱われているスマホは、5万円以下の格安スマホと呼ばれる中程度のスペックの機種と型落ちiPhoneです。
iPhoneはもちろん、XperiaやGalaxyなど最新の高性能機種は大手キャリアで発売されることがほとんどで、格安SIMでは手に入りません。
スマホにこだわりがある人は、大手キャリアの方が選べる機種の幅が広いです。
大手キャリアがおすすめな人の特徴
次に、大手キャリアがおすすめな人について見ていきましょう。
ネットをどこでも快適に使いたい人
通信エリアが広く、基本的にいつでも快適にネットができる高速通信が利用できます。
そのため、どこでもネットを快適に使いたい人は大手キャリアがおすすめです。
また、動画アプリやスマホゲームなど通信速度を重視したい人も大手キャリアが適しています。
スマホでネットをたくさん使いたい人
無制限や50GBなど、ネットをたくさん使える点も大手キャリアのメリットです。
スマホをパソコン代わりに使っている人や、Wi-Fiがない人、とにかくたくさんネットを使いたい人も大手キャリアがぴったりです。
最新機種を購入したい人
最新の高性能スマホを購入できるのも大手キャリアです。
そのため、SIMフリー版のない最新の機種が欲しい人は大手キャリアを選ぶと良いでしょう。
実際に、欲しい最新機種が使えなくて格安SIMの契約を渋る人もたくさんいます。
大手キャリアを使わなくてもいい人
では逆に、大手キャリアを使う必要がない人とはどのような人でしょうか?
Wi-Fi接続がメインの人
スマホの通信サービス(モバイル通信)をあまり使わない人は、大手キャリアを選ぶ必要はありません。
スマホは主にWi-Fiで使うという人は、格安SIMの安い小容量プランを選ぶと良いでしょう。
スマホを使う頻度が少ない人
そもそもスマホを連絡手段としてしか使わず、ネットやアプリをそこまで利用しないライトユーザーも大手キャリアである必要はありません。
あまりスマホを使わないのに月10,000円近く払うのはかなりもったいないので、格安SIMへの乗り換えを考えることをおすすめします。
スマホのメーカーやスペックにこだわりがない人
iPhoneやXperia、Galaxyなど最新・高性能スマホに興味がない・必要性を感じない人も大手キャリアを使わなくても問題ないでしょう。
格安SIMであれば5万円台で購入できるミドルスペックのスマホがたくさんあるので、できるだけ安くスマホを購入したい人も格安SIMがおすすめです。
まとめ
いかがでしょうか。
大手キャリアは通信品質を重視する人・どこでも快適に使いたい人・最新のハイスペックスマホを使いたい人におすすめです。
コストを重視する人や、そこまで通信速度やスマホの性能にこだわりがない人は格安SIMの方がおすすめです。
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