QR/バーコード決済アプリの機能比較!電子マネーや請求書払いが使えるのはどれ?
QR/バーコード決済アプリも普及が進み、日常的な存在になってきました。
皆さんの中にも普段使いのアプリを1つに絞って、日々のお買い物で使っているのではないでしょうか。
QR/バーコード決済において、「使えるお店の多さ」や「チャージorクレジット決済」「還元率の高さ」など決済関連の機能を重視するのが一般的ですが、それ以外でも各社注目すべき機能を用意しています。
そこで今回は、QR/バーコード決済アプリ各社の機能面に焦点を当てて比較していきます。
便利な機能があるのはどのアプリなのか詳しく見ていきましょう。
この記事に書いてること♪
1.QR/バーコード決済アプリの機能比較一覧
今回の記事で取り上げるのは以下のQR/バーコード決済アプリです。
- PayPay
- d払い
- 楽天ペイ
- メルペイ
- LINE Pay
- auPay
では、各社の機能を一覧表で見てみましょう。
PayPay | d払い | 楽天ペイ | メルペイ | LINE Pay | auPay | |
---|---|---|---|---|---|---|
クーポン | ◯ | ◯ | ー | ◯ | ◯ | ◯ |
ネットショップ | ー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ー |
請求書払い | ◯ | ー | ー | ー | ◯ | ◯ |
電子マネー | ー | ー | 楽天Edy Suica |
iD | ー | ー |
送金 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
予約サービス | ◯ | ◯ | ー | ー | ー | ー |
融資 | ◯ | ー | ー | ー | ー | ー |
ポイントカード | ー | ◯ | ◯ | ー | ー | ー |
後払い | ー | ー | ー | ◯ | ー | ー |
一覧でみると各サービスで機能の充実度に差が見られます。
機能のバリエーションだけでなく、特定のサービスでしか使えない機能もあります。
では、この表を元に注目の機能をピックアップして紹介します。
2.各QR/バーコード決済アプリの注目機能を紹介!
各QR/バーコード決済アプリには、決済機能以外にさまざまな機能が搭載されています。
ここでは、各アプリの注目機能をピックアップして詳しく解説していきます。
意外に知られていないQR/バーコード決済アプリの注目機能を把握していきましょう。
①電子マネーが使えるのは「楽天ペイ」「メルペイ」だけ!
「楽天ペイ」と「メルペイ」では、QR/バーコード決済以外にも、電子マネー決済が可能です。
- 楽天ペイ:楽天Edy、Suica
- メルペイ:iD
「楽天ペイ」には、楽天EdyとSuicaが使えるようになっており、アプリからチャージして、スマホをタッチするだけで支払いが可能です。
QR/バーコード決済は確かに還元率が高く魅力的なものの、支払いの際に手間がかかるのが厄介でした。
スマホをかざすだけで支払いができる電子マネーなら、よりスマートな支払いができるでしょう。
しかも、楽天ペイならSuicaも使えるので、お買い物だけでなく電車に乗ることも可能です。
楽天カードからチャージすれば楽天ポイントも貯まるのでおすすめです。
「メルペイ」には、電子マネーのiDが搭載されています。
通常、iDはクレジットカードと連携して使うポストペイ型の電子マネーなのですが、メルペイ内で使えるiDはチャージ型となっています。
銀行口座と連携してチャージをして使うこともできますし、メルカリで商品を売った代金を支払いに充てることも可能です。
こちらもスマホをかざすだけでスムーズに支払いができるので、QR/バーコード決済よりもスマートな使い方ができるでしょう。
②スマホからお店やサービスの予約ができる「PayPay」「d払い」
「PayPay」と「d払い」では、アプリ内から商品やサービスの予約・注文ができる機能が搭載されています。
PayPayには、配車サービスの「DiDi」と連携した「タクシー配車」という機能があり、アプリからタクシーを呼ぶことができ、支払いもPayPayで行えます。
d払いでは、「ミニアプリ」と呼ばれる機能があり「JAPAN taxi」「バイクシェア」「吉野家テイクアウト」「ChargeSPOT(充電)」の4つのサービスで予約や注文が可能です。
利用できるサービスの数自体は少ないものの、アプリ内で予約や注文が完結し、支払いもアプリ内で済ませることができるスマートな機能になっています。
③アプリからお金が借りれる「PayPay」の融資サービス
融資サービスはPayPayにしかない機能です。
PayPayでは、ジャパンネット銀行と連携して使えるキャッシング機能がアプリ上から利用できます。
PayPayユーザーなら最大100日まで無利息で借入ができるなどメリットがあるのも特徴です。
また、2020年6月19日には、ソフトバンク傘下でスマホ向け証券会社の「One Tap BUY」にみずほ証券が追加出資をして、共同経営体制に移行したことを発表しました。
One Tap BUYと連携しながら、PayPayを通じた投資サービスを開発する予定になっており、スマホ決済アプリの幅を広げる挑戦的な姿勢が見受けられます。
④使った分の後払いが可能な「メルペイ」
「メルペイ」では、お買い物などで使った分の代金を後からまとめて支払う「メルペイスマート払い」という機能があります。
その他のアプリではクレジットカードと連携することで実質的な「後払い」を可能としていますが、メルペイの場合はアプリ内で後払いの仕組みを作っています。
お買い物のたびにチャージをする必要がなく、使った分は1ヶ月ごとにまとめて支払います。
毎月の上限額は自分で設定可能なので、使いすぎる心配もないでしょう。
⑤請求書払いを使えば公共料金や税金がスマホ1つで支払える!
請求書払いは「公共料金」「社会保険料」「各種税金」などの払込票に記載してあるバーコードをアプリから読み取って支払いを行うという機能です。
この機能が備わっているのは「PayPay」「LINEPay」「auPay」の3つで、このうちPayPayとauPayに関しては請求書払いでポイント還元が得られます。
スマホアプリでバーコードを読み取るだけで各種料金の支払いが簡単にできますし、いちいち口座残高を確認する必要もなくなるでしょう。
公共料金や税金を請求書払いで支払えばかなりのポイント還元が受けられるので、ぜひ利用してみてください。
3.まとめ
QR/バーコード決済アプリに搭載されている決済以外の機能について紹介しました。
「電子マネー」や「予約サービス」「融資」「後払い」「請求書払い」など、各アプリに特徴的な機能が盛り込まれています。
アプリによって使える機能が異なるので、ポイント還元や使えるお店の多さ以外にも注目して、利用するアプリを選んでみてください。
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