SOUNDPEATSの最新オープンイヤーイヤホン「Soundpreats Go Free 2 」レビュー
SOUNDPEATSの最新オープンイヤーイヤホン
「SOUNDPEATS GoFree 2」を入手したため、レビューしていきます。
低価格ながらも高品質、高音質で優秀なワイヤレスイヤホンです。
しかし、一般的なイヤホンとは根本的に構造が違うため、注意点なども合わせてお知らせしていきます。
この記事に書いてること♪
Soundpeats Go Free 2の基本情報
「SOUNDPEATS GoFree 2」は、「SOUNDPEATS」から2023年11月に発売されたばかりの最新ワイヤレスイヤホンです。
オープン型のイヤホンで、耳を全く塞がない独特な装着方法が特徴です。
耳を塞がないため、ノイズキャンセリングには対応していませんが、
マルチポイント接続、低遅延モードと
10,000円以下としては必要十分以上の機能が搭載されています。
【SOUNDPEATS GoFree 2の主な機能】
- マルチポイント接続 ※最大2台
- 専用ソフトウェアでのカスタマイズ
- ハイレゾ音源の再生に対応
- LDACコーデックに対応
SOUNDPEATS GoFree 2の対応コーデックはSBC、AAC、LDACです。
LDACはハイレゾ音源の再生に対応している、非常に高音質なコーデックです。
だだし、LDACには再生遅延が大きいというデメリットもあります。
遅延のデメリットは「低遅延モード(ゲームモード)」で補うことができます。
製品名 | SOUNDPEATS GoFree 2 |
メーカー | SOUNDPEATS |
ドライバー | 16.2mmダイナミックドライバー |
ノイズキャンセル | なし |
防水 | IPX5 |
Bluetooth | Bluetooth5.3 |
コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ハイレゾ対応 | あり |
再生時間 | 最大9時間(イヤホンのみ)、最大35時間(充電ケース込み) |
バッテリー | 60mAh(イヤホン)、450mAh(ケース) |
充電方法 | USB Type-C |
重量 | 片側 約9g |
カラー | ブラック |
技適番号 | 214-230251 |
重量・つけ心地について
SOUNDPEATS GoFree 2本体の片方の重量は約9gです。
流石に小型のインナーイヤーイヤホンよりは重いですが、
オープンイヤーイヤホンとしては軽いのではないでしょうか。
耳掛け部分は柔らかいシリコン素材が採用されており、
つけ心地は良好でした。
LDAC・ハイレゾ対応
SOUNDPEATS GoFree 2は、格安のオープンイヤーイヤホンとしては
珍しく、高音質コーデック「LDAC」と「ハイレゾ認証」を取得しています。
-
LDAC:ソニーが開発した音声圧縮コーデック。ハイレゾ対応。
※LDAC接続には対応デバイスが必要です。
主にAndroidスマホ、WALKMANなど。 ※iPhoneは非対応。 -
Hi-Res(ハイレゾ):CD音源を超える情報量を持つ高音質音源。
筆者はハイレゾ音源を所有していないため、
今回はCD音源やYoutubeの「自称ハイレゾの音源」でテストしてみました。
確かに、SBCやAACまで対応のイヤホンと比べると情報量が多く感じます。
正直、オープンイヤーイヤホンに音質を期待していなかったので、嬉しい誤算でした。
SOUNDPEATSのイヤホンは安いけど音質が良いという噂は本当だったようです。
専用ソフトウェアで音質を調整
SOUNDPEATS GoFree 2はデフォルトでも十分音質が良いですが、
筆者は少し低音が物足りなく感じました。
そんな時は、専用ソフトウェアで音質を調整できます。
プリセットから選択する方法が簡単ですが、
音に詳しい人はイコライザーで細かく設定することもできます。
【アプリで選択できるプリセット】
- SOUNDPEATSクラシック:SOUNDPEATSチームが調整したプリセット
- 低音強調:低音が強調されます。迫力のある映画などにおすすめです。
- 低音低減:低音が低減されます。中華イヤホン独特の低音が苦手な人におすすめです。
- 電子音:テクノやレトロゲームのサウンドトラックを聞く人におすすめです。
- ロック:ロック音楽を主に聞く人におすすめです。
- 民謡:民謡を主に聞く人におすすめです。
- 高音の強調:オープンイヤーは高音がシャカシャカしがちなので、おすすめしません。
- ポップ:ポップミュージックを主に聞く人におすすめです。
- クラシック:クラシックを主に聞く人におすすめです。
専用ソフトウェアはGoogle Playから無料でインストールできます。
【Soundpeats(専用アプリ)】
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.thirtydays.headset&hl=ja&gl=JP
外の音が聞こえる(メリット・デメリット)
SOUNDPEATS GoFree 2は、耳を全く塞がないオープンイヤーイヤホンです。
そのため、外の音が思いっきり聞こえてきます。
これは、メリットにもデメリットにもなると思います。
【メリット】
-
外の音が聞こえるので、事故に合いづらい
-
作業中に急な来訪などに気づける
-
圧迫感が無く、疲れづらい
【デメリット】
-
外が騒がしい環境ではイヤホンの音が聞こえない
実際に、SOUNDPEATS GoFree 2を
静かな室内と騒がしい駅前の両方で使ってみました。
静かな室内では、素晴らしい使用感です。
急に話しかけられても、音楽を止めずに対応できました。
ノイズキャンセリングイヤホンのように、いちいち機能をオフにしたり
イヤホンを外して話を聞き直す必要もありません。
騒がしい駅前では「外の音が聞こえる」特性が悪く作用していました。
車の走行音、店内BGM、話し声、子供の鳴き声などなどに
イヤホンから流れている音楽がかき消されてしまいました。
オープンイヤーイヤホンは、あくまでも
静かな環境で使うためのイヤホンだなと再確認させられました。
外で使うにしても、静かな公園などが良さそうです。
まとめ
今回は、SOUNDPEATSの最新オープンイヤーイヤホン「Go Free 2」をレビューしました。
SOUNDPEATS GoFree 2は10,000円以下ながら、ハイレゾ対応、マルチポイント接続等に対応した
非常に多機能で高音質なワイヤレスイヤホンです。
オープンイヤー型は耳を全く塞がないイヤホンなので、耳を痛めたり圧迫感を感じることが無いのが魅力的です。
その反面、遮音性は皆無でノイズキャンセリングにも対応していません。
「周りの音が聞こえる」という点がメリットであると感じる人におすすめです。
【SOUNDPEATS GoFree 2(公式サイト)】
https://jp.soundpeats.com/products/gofree2
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