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高コスパ ハイレゾ対応 ワイヤレスヘッドホン「QCY H3」レビュー

コスパが良いと評判の低価格ワイヤレスヘッドホン

「QCY H3」を入手しました。

 

QCY H3は、定価が6980円(クーポン込みで5,000円台)で購入できる

非常に安価なワイヤレスヘッドホンです。

 

様々なサイトや動画で好評のQCY H3ですが、

実際に購入して使ってみた感想を正直にレビューしていきます。

 

QCY H3の基本情報

「QCY H3」は「QCY」から2023年10月に発売されたばかりの最新ワイヤレスヘッドホンです。

7,000円以下と非常に安価ながら、ノイズキャンセリング、マルチポイント接続、

低遅延モード、ハイレゾ対応(有線接続時のみ)と様々な機能が搭載されています。

 

【QCY H3の主な機能】

  • -43dbのノイズキャンセリング
  • 自然な外音取り込み機能
  • マルチポイント接続 ※最大2台
  • 専用アプリ「QCY」でカスタマイズ可能
  • ハイレゾに対応 ※有線接続時のみ

 

CCY H3はワイヤレス接続、有線接続の両方に対応しています。

有線接続時にはハイレゾ音源の再生にも対応しています。

 

QCY H3の対応コーデックはSBC、AACです。

LCACやAptxHDなど、ハイレゾ音源が再生できるコーデックには対応していません。

 

製品名 QCY H3
メーカー QCY
ドライバー 40mmチタン・コンポジット振動板
ノイズキャンセル -43db
防水 IPX5
Bluetooth Bluetooth5.3
コーデック SBC、AAC
ハイレゾ対応 あり ※有線接続時のみ
再生時間 60時間(ANC OFF)、35時間(ANC ON)
バッテリー 500mAh
充電方法 USB Type-C
重量 約265g
カラー ブラック、ホワイト、ブルー
技適番号 219-239291

 

デザイン・重量

CCY H3のデザイン面を確認していきます。

カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色があり、今回はホワイトを選択しました。

 

イヤーパッド、ヘッドパッドはどちらもモチモチとしています。

とてもさわり心地がよく、装着時も頭を痛めづらくなっています。

装着感もかなり良いです。

 

アームは全部で10段階あります。

自分の頭の大きさに合わせて柔軟な設定が可能です。

 

QCY H3の重さは約265gでした。

正直に言うと、軽くはありませんね。

 

しかし、ヘッドパッドが上質で柔らかいおかげか、

長時間装着していても重たいと感じたことはありません。

 

ノイズキャンセリング・外音取り込み

QCY H3のノイズキャンセリング機能は価格に対して非常に優秀です。

-45dbの強力なノイズキャンセリングは、周囲の音をシャットアウトしてくれます。

 

ヘッドホン自体がイヤホンよりも遮音性に優れるためか、

同じ-45dbのワイヤレスイヤホンよりもノイズキャンセリングが強力に感じます。

 

QCY H3のノイズキャンセリングモードは

専用アプリ「QCY」から5つのモードで切り替える事ができます。

 

【アプリで選択できるノイキャンモード】

  • アダプティブ:周囲の環境に合わせてくれる設定
  • 騒がしい:駅前などの少し騒がしい環境に最適
  • 通勤:電車などの非常に騒がしい環境に最適
  • 室内:図書館、カフェなど比較的静かな環境に最適
  • 風切り音カット:風が強い日に最適

 

基本的には「アダプティブ」モードに設定しておくことをおすすめします。

アダプティブモードは、周囲の騒音に合わせて適切なモードに切り替えてくれます。

 

外音取り込み機能も価格に対して優秀です。

ヘッドセットを装着したまま会話が十分に可能な程度にはしっかり聞こえます。

 

音質について

QCY H3の音質は、10,000円以下の価格帯では上位に入ります。

最高の音質ではありませんが、十分に音楽を楽しむことができます。

※ワイヤレス接続時+専用アプリを組み合わせた場合

 

ただし、調整無しでは低音が強くなっているように感じます。

気になった人は、専用アプリなどで音程を調整すると良いでしょう。

 

「オーディオイコライザー」から「デフォルト」を選択することで音質が改善します。

もっと細かくいじりたい人は、「カスタム」からイコライザーを直接編集することもできます。

 

有線接続は非推奨

QCY H3は、有線接続にも対応しているヘッドホンです。

有線接続時にはハイレゾ音源にも対応し、更に高音質な音声を楽しめます。

そのはずなのですが、私からは有線接続はおすすめできません。

 

QCY H3は先程の記述通り、初期状態では非常に低音が強いヘッドホンです。

有線接続時にはアプリの設定が反映されないため、低音が強いだけのヘッドホンになってしまいます。

正直に言うと、PC等にそのまま繋げて音を聞いても全く音質は良くありません。

 

また、同価格帯でもっと音質が良い有線ヘッドホンは沢山あります。

あえてQCY H3を有線接続するために購入する必要はありません。

 

どうしてもQCY H3を有線接続で使用したい人は、

接続先の端末(PCなど)に別途イコライザーアプリをインストールして

音質を調整しながら使うことをおすすめします。

 

マルチポイント接続

QCY H3はマルチポイント接続に対応しています。

Bluetoothのペアリングで最大2台のデバイス(PC、スマホ、タブレットなど)に接続できます。

 

マルチポイント接続されている端末のうち、

最後に音声が流れた端末に自動的に接続されます。

 

まとめ

今回は、QCYの最新ワイヤレスヘッドホン「QCY H3」をレビューしました。

QCY H3は、7,000円以下ながらノイキャン、ハイレゾ対応(有線のみ)、マルチポイント接続などに対応した、

非常に多機能なワイヤレスヘッドホンです。

 

デザイン、装着感も良好なので、装着していて気持ちが良いです。

7,000円以下ですが、安っぽさは一切ありません。

 

しかし、専用アプリの調整無しでは低音が強すぎる、

ハイレゾ対応を売りにしている有線接続の音質が良くないなど

ヘッドホンの基本である音質面の問題を抱えているのは少し残念です。

QCY H3で音楽を聞く際は、必ず「無線接続」で使用することを強くおすすめします。

 

QCY H3は定価6,980円ですが、定期的にセールやクーポン配布が行われています。

5,000円台や4,000円台で買えるタイミングであれば、悪くない選択だと思います。

 

【QCY H3(公式サイト)】

https://www.qcyjp.com/

 

 

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べすれい

べすれいと申します。
スマホゲームを開発している会社で働いていた経験があります。
AndroidとiPhoneを使用した結果、Androidに落ち着いています。
スマホゲーム開発の経験も活かし、スマホの便利情報をお伝えできればと思います!

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