AIライティングツールって何?使うときの注意点はある?

近年注目されているチャット型AIですが、ライティングに幅広く活用されているのをご存じでしょうか。

最新の事例ではチャット型AIを組み込んだAIライティングツールも続々と登場しており、人間の作業工程を簡略化して負担を減らしたりするのに役立てられています。

ただしAIライティングツールにはまだ注意点が多いので、個人的に活用したりする際には十分ご注意ください。

今回はAIライティングツールとは何か、その事例やメリット、注意点などを解説していきます。

AIライティングツールとはそもそも何?Androidスマホでも使えるの?

AIライティングツールとは「AIを使って記事の執筆を行ったりできるツール」のことです。

インターネット上から情報を検索するだけでなく、それをシチュエーションに応じて記事にし直してユーザーへ提出してくれます。

AIライティングツールには次のような2種類が存在します。

汎用的に使えるタイプ

AIを搭載しており、それでいてライティング用途以外でも使うことが想定されているツールです。

たとえばもっとも有名であるチャット型AIツール「ChatGPT」はライティング用途でも使われているだけでなく、

  • アイデア出し
  • プログラミングコードの作成
  • 今日作りたい料理レシピの検索

といったようにさまざまな用途で使われています。

ChatGPTが会話型のAIツールとしていろいろな場面で使われていることが想定されているという背景があるので、汎用的に使えるのは当たり前のことではありますがライティング以外でも使えるのはメリットです。

ただしライティングに特化したタイプと比較すると、文量が確保しにくい、細かいところまで執筆作業が行き届かないといった弱点もあります。

ライティングに特化したタイプ

AIライティングツールとして公開されており、最初から執筆作業のサポートに特化しているタイプです。

こういったツールはChatGPTといった汎用型と違い有料版で提供されているパターンが多いですが、同時にお試し版として無料利用ができるプランも用意されているので初心者でも気軽に利用できます。

たとえば「Creative Drive」というツールは無料版では3つまでしか記事を執筆できませんが、ある程度しっかりした記事を長文で書いてくれるのでビジネスでも活用することが可能です。

こういったライティング特化型のツールは執筆工程ごとに順次操作画面を表示して自動で記事を書いてくれたりと、ライティング作業で使うことを想定して使いやすくデザインされているのがメリットになっています。

ただし汎用型のツールと比較するとライティング作業でしか使えず、無料版だと制限が多めなのはデメリットです。

AIライティングツールを使うメリットとは?

AIライティングツールには次のようなメリットがあります。

Androidスマホでも使える

AIライティングツールはPCで使うとすぐに文字入力ができたり転用したりすることができるので楽です。

ただしPCでしか使えないというわけではなく、普通にAndroidスマホでも使うことができます。

登録なしですぐ使えるもの、いったん登録が必要なものなど違いはありますが簡単に利用可能です。

ちなみに個人的にはいったん登録してから使ったほうが機能が増えて使いやすくなるのでおすすめです。

早ければメールアドレスと簡単な情報登録だけで数分で登録完了します。

たとえばBing AIは1日5個までの検索制限はありますが登録なしでもすぐ利用可能です。

専用アプリも用意されており、Bingボタンを押して情報を入力するだけで回答が返ってきます。

ちなみに音声入力や画像アップロードもできるので、文字入力以外でも質問できるのが魅力です。

音声入力を使えば手が空いていなくても気軽に質問できるので、Androidスマホでもスムーズに使えるでしょう。

記事の執筆作業がはかどる

当然AIライティングツールを使うとAIが執筆作業を代行してくれるので、執筆作業がはかどります。

キーワードの入力や記事の修正といった作業は必要ですが、今まで1から人間の手で執筆していたときと比較すると大きく効率性が確保できるのがメリットです。

たとえば「どういった切り口で話を始めてから内容を広げてよいか分からない」という際は、AIライティングツールに下書きを作ってもらいそれからそれを基に記事を執筆すれば、スムーズに執筆初心者でも記事を作成することが可能になっています。

AIライティングツールは執筆作業を変革する可能性を秘めています。

ある程度独自性のある記事を作成できる

AIライティングツールは従来のAIツールと違い、あらかじめ決まった回答しかできないわけではありません。

まだまだ人間と比較すると話の広げ方は上手いとは言えませんが、基本的な話の進め方は人間と比較してもそん色ないレベルになっています。

たとえば「ライティングのコツ」というテーマでも、少し質問の仕方を変えただけでいろいろな返答が返ってきます。

これはインターネットから情報を収集して独自の言葉で返答を行う仕組みを採用している、AIライティングツールだからできることです。

AIライティングツールを使う際の注意点

AIライティングツールを使う際は、次の点に注意しましょう。

表現方法などで問題がないか確認する

AIライティングツールは個人の性格や地域の文化背景といった内容をフィードバックするのが苦手です。

たとえば質問したユーザーからすると言い回しが不適切であったり、文化背景にそぐわないよろしくない発言をしてしまうリスクがあります。

ですから表現方法等で問題がないか、また出る危険性がないか確認してから記事を公開する必要性があります。

情報が正確かどうか確認する

AIライティングツールにおいて、AIはインターネットから情報を持ってきて執筆を行います。

ただしそこに弱点があり、基本的にはファクトチェックというのを行わないので内容が古かったりそもそも違っている可能性があります。

人間であれば参考にする際もいったんファクトチェックを行ってから文章として公開できますが、AIライティングツールだけに任せているとそれができません。

ですから情報が正確かどうか確認してからAIの言っていることを記事として編集する工夫が必要です。

サービスによってはトレンド等に対応できないのを覚えておく

今回事例として紹介しているChatGPTは回答速度や自然な言い回し等に定評のあるツールですが、2021年9月までのデータしか参考にできないという大きなデメリットがあります。

ですから2022年や2023年に起こった出来事を聞いても分かりませんと言われたり、代替の情報を教えられたりします。

このようにAIライティングツールのサービスによっては、トレンド等の質問に対応できない点を頭へ入れておきましょう。

まとめ

今回はAIライティングツールとは何か、その事例やメリット、注意点などを解説してきました。

AIライティングツールは人間の手で行われてきた執筆作業をサポートしてくれる役立つツールです。

ただし表現方法や内容の正確性等についてはよく気を付けて利用する必要があります。

ぜひ上手くAIライティングツールを活用して記事の執筆をスムーズに行ってみてください。
 

 

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businessofd

クラウドワークスで、フリーランスとして活躍中。
今まで培ってきたITの知識や技術を活かして、さまざまな記事を執筆しています。

AppleよりはAndroid派で、オープンソースという性質上さまざまなAndroidが存在するのも魅力だと思っています。
最近のマイブームはキャッシュレスアプリで、コンビニなどで待たずにサッと決済できる利便性は手放せません。
Androidにさまざまなキャッシュレスアプリを入れて、メリット・デメリットを比較しながら使うのがクセになっています(笑)。

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