講習がオンライン化!免許の更新手続きの一部がスマホでできるようになる
数年に1回とはいえ、免許の更新手続きを面倒に感じている人は多いはずです。
遠い場所にある免許センターに行く必要がありますし、混雑で手続きに時間がかかったり、長い講習を受けたりなど、もう少しスムーズにできたらと思いますよね。
そんな中、一部の都道府県では免許更新の手続きがスマホでできるようになっています。
今回は免許更新の手続きの一部が試験的にスマホでできるようになっている件を紹介します。
この記事に書いてること♪
免許更新時の講習が試験的にオンラインで受けられる
一部の都道府県では試験的に、免許更新時の手続きの一部がオンラインで受けられるようになっています。
オンラインで可能になるのは更新時に受ける「講習」のみで、スマホやパソコンを通じて動画を視聴する形で講習が受けられます。
ただし、視力検査や免許証の受け取りなどは従来通り免許センターなどで行う必要があるため、すべてがオンラインで完結するわけではありません。
24時間好きな時に講習が受けられる
オンライン講習では24時間好きなタイミングで講習が受けられるので、仕事などで忙しい方でもスムーズに更新手続きが行えます。
免許更新で最も時間がかかるのが講習なので、先にオンラインで終わらせておけば、免許センターに行く時間も大幅に短縮できるでしょう。
対応している都道府県
免許更新時のオンライン講習が受けられるのは以下の都道府県です。
- 北海道
- 京都府
- 千葉県
- 山口県
試験導入なのでまだ数は少ないですが、警察庁は、2024年度末までに運転免許更新時の講習を全国でオンラインで受講できるようにすることを目指しています。
オンライン講習に必要な物
オンライン講習を受けるためには以下のものが必要です。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードを読み取る端末(ICカードリーダーやスマホ)
- スマホやパソコンのインカメラorWebカメラ
- 動画視聴用の端末
- ネット環境
オンライン上の動画で講習を受けるため、ネット環境とスマホなどの端末が必要なのですが、それ以外にも必要なものがあります。
講習を受ける際にはマイナンバーカードを使ってログインしなければならず、カードを読み取るためのICカードリーダーやNFC機能があるスマホが必要です。
また、講習中に受講者を撮影するためのカメラが必要で、スマホのインカメラまたはWebカメラを用意してください。
免許更新手続きの一部をオンラインで行う手順
免許更新手続きの一部をオンラインで行う手順は以下の通りです。
- 免許更新の連絡書を確認する
- お住まいの都道府県の警察ホームページから専用サイトにアクセスする
- 専用サイトからマイナンバーカードを使ってログインする
- 講習動画を視聴する
- アンケートに回答する
対象の都道府県にお住まいで免許更新の連絡書を受け取っている方は、専用のサイトから手続きに従って講習を受けてください。
免許のスマホ更新の注意点
免許をスマホで更新するときの注意点は以下の5つです。
- 利用できるのはゴールド免許のみ
- マイナンバーカードが必要
- 講習内で確認用の問題が出題される
- 動画視聴中に受講者の撮影が行われる
- 視力検査や免許証の受け取りは免許センターで行う
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
利用できるのはゴールド免許のみ
今回試験導入されているオンライン講習が受けられるのは、ゴールド免許を持っている方のみです。
それ以外の方は従来の方法で、免許センターでの講習を受けなければいけません。
マイナンバーカードが必要
オンライン講習を受けるにはマイナンバーカードを用意しなければなりません。
専用サイトからログインする際にマイナンバーカードによる認証があるため、利用する場合は必ず準備してください。
講習内で確認用の問題が出題される
講習中の居眠りや席をはずすなどの問題に対処するため、オンライン講習では随時確認問題が出題されます。
問題に正答できないと講習を受けたことにならないので、オンラインとはいえしっかりと内容を頭に入れてください。
動画視聴中に受講者の撮影が行われる
講習をきちんと受けているかの確認のため、動画を視聴している間に受講者の撮影が3回行われます。
そのため、途中で席を外すときちんと講習を受けていないとみなされる可能性があります。
視力検査や免許証の受け取りは免許センターで行う
オンラインでできるのは講習の受講のみで、それ以外の視力検査や運転免許証の受け取りは以前と同様に免許センターに行く必要があります。
もちろん講習がオンラインでできるだけでかなりの時間が短縮できるのですが、すべてがオンラインでできるわけではないので注意しましょう。
まとめ
免許更新手続きの一部がオンラインでできるようになった件を紹介しました。
数年に1回の面倒な手続きではありますが、講習がオンラインで受講できるだけでもかなり助かりますね。
オンライン講習を受けるためにはいくつかの条件があり、受講中にも頭に入れるべきポイントがあるので今回の記事を参考にしてみてください。
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