Android 13の新機能や注目ポイントについて
2022年8月16日からAndroid OSの最新バージョン「Android 13」がリリースされました。
2022年時点ではGoogle Pixelシリーズの対象機種でしか利用できないのですが、2023年以降に本格的に対応していくと言われています。
そこで今回は新しく登場したAndroid 13について、追加された機能や変更ポイントについて解説していきます。
この記事に書いてること♪
Android 13で追加された新機能
Android 13で新しく追加された機能としては以下の4つが挙げられます。
- コピーした内容がポップアップで表示される
- スマホの背面をタップして使える「クイックタップ」
- イヤホン搭載マイクを使った録音ができる
- ホーム画面のカスタマイズの種類が増える
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
コピーした内容がポップアップで表示される
コピー&ペースト機能についてAndroid 13では、コピーした内容が画面下部にポップアップとして表示されるようになりました。
ホップアップをタップすることでテキストの編集画面に移行して、編集した文章を保存できます。
これまでだと「コピー→ペースト→編集」という順番だったのですが、Android 13では「コピー→編集→ペースト」となるので動作が簡略化されます。
また、個人情報をコピーした場合には、保存された情報が1時間毎に削除されるため、セキュリティ性が向上しました。
スマホの背面をタップして使える「クイックタップ」
スマホの背面をダブルタップすることで操作ができる「クイックタップ」機能ですが、Android 13では新たに「ライト」のオン/オフができるようになりました。
クイックタップでは、スクショやメディアの再生/一時停止などができるのですが、新たにライトが追加されたことで、瞬間的な操作が便利になりました。
イヤホン搭載マイクを使った録音ができる
Android 13からスマホにイヤホンを接続しながら動画撮影を行うと、イヤホン搭載のマイクで外音の録音ができます。
最低限のデバイスでスマホによる動画撮影ができますし、スマホのマイクよりも高性能なイヤホンマイクやワイヤレスイヤホンも便利に使えます。
ホーム画面のカスタマイズの種類が増える
Android 13では、Android 12に引き続き「Material You」が採用されており、壁紙のテーマや色に合わせてホーム/ロック画面のカスタマイズができます。
その上、選べる壁紙の色が12セットから16セットに増え、サードパーティ性のアプリでもテーマアイコンが適用できます。
Android 13で変更されたポイント
Android 13で変更されたポイントとしては以下の4つが挙げられます。
- メディアプレーヤーがが大きく表示された
- アプリのインストールで通知の許諾が必要
- スクショ時のシャッター音が消える
- アプリごとに言語の設定ができる
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
メディアプレーヤーがが大きく表示された
音楽や動画を再生している際にコントロールパネルに表示されるメディアプレイヤーがより大きく表示されます。
再生しているコンテンツのアートパネルが表示され、再生や停止、スキップなどの操作がよりしやすくなっています。
アプリのインストールで通知の許諾が必要
Android 13では、新しいアプリをインストールするたびに「通知の許可」をするかどうかの選択が必ず表示されます。
アプリによっては通知が必要ないケースも多いので、インストール時に設定ができれば、不用意に通知音が鳴ることもありません。
スクショ時のシャッター音が消える
従来ではスクリーンショットを撮影する際にシャッター音が鳴る仕様になっていましたが、屋外や電車の中などで使いづらいという問題がありました。
Android 13では、スマホをマナーモードまたはサイレントモードに設定すると、スクリーンショットのシャッター音を消すことができます。
アプリごとに言語の設定ができる
Android 13では、アプリごとに使いたい言語をえらべるようになっています。
「Youtubeだけ英語で使ってみたい」など、ピンポイントで言語の設定ができるようになりました。
Android 13を使うには?
2022年11月時点で、Android 13に対応しているのは「Pixel 4/4 XL」以降のGoogle Pixelシリーズとなっています。
他社メーカーのスマホに関しては、2023年からの対応となると発表されています。
Android 13が搭載される新機種としてはGoogle Pixel 7/7 Proとなっています。
まとめ
新しくリリースされたAndroid 13について紹介していきました。
大きな変更などはありませんが、細かい変更と新機能の追加によって、より使いやすく、安全性が高められています。
実際に使えるようになるのは、もう少し先になりそうですが、これから機種変更を予定されている方は、Android 13に対応した機種を候補の1つにしてみるのも良いですね。
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