【Android】Google PayにPASMOが追加され更に便利に使いやすく!登録方法は・・・
バスや電車、タクシーなどの交通機関で使える交通系ICカード「PASMO(パスモ)」。
現在はコンビニや飲食店、家電量販店など全国140万以上の店舗でも利用できる便利な決済サービスへと成長しました。
普段の通勤通学や買い物、旅行などで使用している人も多いでしょう。
そんなPASMOがAndroidスマホ向けの決済サービス「Google Pay」に対応しました。
この記事に書いてること♪
対応端末
Google Payは以下の条件を満たしているAndroidスマホのみご利用いただけます。
- NFC、おサイフケータイアプリ(6.1.5以上)に対応している
- Android 6.0以上
Google PayにPASMOを追加する
Google PayでPASMOを利用する方法は簡単です。
1.Google Payのアプリを開いたら画面上部の「設定」
ボタンを押します。
2.「PASMO」を選択します。
3.新規にカードを追加する場合は「無記名カード」
既に持っているカードを移行したい場合は「プラスチックのカードを移行する」を選択します。
Androidスマホに登録できるPASMOカードは1台につき1枚まで
JR東日本の「Suica(スイカ)」はGoogle PayやモバイルSuicaを用いて複数枚のSuikaカードを登録できます。
それに対し、Google Pay及びモバイルPASMOではAndroidスマホ1台につき1枚までしかPASMOカードを登録できません。
また、新たにPASMOカードを登録したい場合は、登録されているPASMOカードの登録を解除する必要があります。
移行できないカード
Google PayにPASMOカードを移行できない場合があります。
Google Payに移行できないのは以下の特徴に当てはまるPASMOカードです。
- 入場中のカード
鉄道などで利用中のPASMOカードは移行できません。
改札から出れば移行可能になります。 - 氏名を英字(ローマ字)で登録しているカード
通常の記名カードの場合は近くのPASMO事業所の窓口、定期券の場合は発行元会社の窓口で氏名をカナ表記に訂正することで移行可能になります。 - 無記名カード
PASMO事業者の窓口などで記名することで移行可能になります。 - 小児用カード
有効期限終了後、通常カードに切り替えた後に移行可能になります。 - クレジットカードと一体化しているカード
- 高校生までの通学定期券
大学、専門学校生向けの通学定期券は移行可能です。 - モバイルPASMO定期券を発行していない事業が発売したPASMO定期券
連絡定期券の場合は発売元を対応行者に変更できる場合があります。 - 企画乗車券や各種乗車証のデータが搭載されたPASMOカード
該当データを削除後に移行可能になります。
モバイルPASMOアプリと併用すると定期券を購入・利用できる
PASMOをGoogle Payで利用する際は「モバイルPASMO」アプリと併用すると更に便利です。
モバイルPASMOアプリでは鉄道や路線バスの通勤・通学定期券を購入できます。
※事業者によっては買えない種類や期間があります。
モバイルPASMOアプリで購入した定期券はGoogle Payに紐づけたPASMOカードでも利用できます。
モバイルPASMOとの比較
Google PayにPASMOカードを登録して利用する場合と、モバイルPASMOを利用する場合はできることが少し異なります。
発行
モバイルPASMOまたはGoogle PayでPASMOカードの新規発行が可能です。
ただし、記名カードの発行は「モバイルPASMOのみ可能」です。
電子マネー(チャージ)
モバイルPASMO、Google Payともにアプリからクレジットカードでチャージが可能です。
ただし、どちらのアプリでも別途カードの登録作業が必要です。
オートチャージ機能は「モバイルPASMOのみ可能」です。
定期券購入
定期券の新規購入は「モバイルPASMOのみ可能」です。
定期券の継続購入はモバイルPASMO、Google Payともに可能です。
定期券の区間変更も「モバイルPASMOのみ可能」です。
鉄道定期券
鉄道定期券は、業者が対応している場合に限り、「二区間定期券」も購入することができます。
また、Suica(JR東日本)エリアの他事業者との「連絡運輸契約」が結ばれている区間の場合は「連絡定期券」も購入できます。
「PASMOモバイルで定期券が購入可能な鉄道事業者」
- 小田急電鉄
- 京王電鉄
- 京成電鉄
- 埼玉高速鉄道
- 相模鉄道
- 京浜急行電鉄
- 首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)
- 新京成電鉄
- 西武鉄道
- 多摩都市モノレール
- 千葉都市モノレール
- 東急電鉄
- 東京地下鉄(東京メトロ)
- 東京都交通局
- 東武電鉄
- 北総鉄道
- ゆりかもめ
- 横浜高速鉄道(みなとみらい線)
- 横浜市交通局
- 横浜シーサイドライン
路線バス定期券
路線バス定期券は均一運賃区間用の「全線定期券」と区画運賃用の「金額式定期券」のどちらかを購入できます。
事業者によっては有効期間を指定した定期券「端数日数付き定期券」や4月1日から翌年の3月31日まで有効な「年度定期券」、学校の1学期を有期間とする「学期定期券」も購入できます。
「PASMOモバイルで定期券が購入可能な路線バス事業者」
- 江ノ電バス
- 小田急バス
- 神奈川中央交通
- 川崎市交通局
- 川崎鶴見臨港バス
- 関東バス
- 関東鉄道(バス)
- 京王バス
- 京成トランジットバス
- 京成バス
- 京成タウンバス
- 西武バス
- 相鉄バス
- 立川バス
- 東急バス
- 東武バスセントラル
- 東武バスウエスト
- 東洋バス
- 千葉シーサイドバス
- 西東京バス
- 日立自動車交通
- 船橋新京成バス
- 横浜市交通局
購入できる定期券の種類や区画、金額などは利用する交通機関のホームページなどをご確認ください。
まとめ
Google PayアプリにPASMO(パスモ)が追加され、更にGoogle Payが便利に使いやすくなりました。
既にモバイルPASMOアプリに登録されているPASMOカードもGoogle Payに紐づけることができます。
定期券の新規購入や区画の変更などの作業はモバイルPASMOでしかできません。
オートチャージや定期券の購入は「モバイルPASMO」
PASMOカードの利用時は「Google Pay」と使い分けると良いでしょう。
モバイルPASMOやGoogle PayでのPASMOカード利用についての詳細はPASMOの公式サイトをご確認ください。
「Google Pay(PASMO)」
https://www.pasmo.co.jp/mp/and/start/gp/new/
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