パスワード管理アプリの定番「Bitwarden」
Youtube、Amazon、Netflix、メルカリやLINEなど現代社会では様々なサイトやサービスを利用する機会が多いです。
それらのサービスに登録するたびに、パスワードの設定が必須となります。
パスワードはセキュリティ確保の為に大事な仕組みですからね。
日に日に増えて行く登録先、パスワードを全部同じにしていませんか?
同じパスワードを設定していると、1つのサイトで情報が漏れると一気に別サイトの情報も漏洩する可能性があります。
個人情報を保護するためにも、サイト毎に別のパスワードを設定するのが望ましいです。
しかし、いちいちサイト毎にパスワードを設定するのは面倒です。
そんなに多くのパスワードを覚えてもいられないでしょう。
そこで、便利なのが「パスワード管理アプリ」です。
パスワードの保護だけでなく、パスワードの自動入力にも対応していて、便利ですよ。
Bitwarden
Bitwardenはクラウドでパスワードを管理するアプリです。
パスワードの自動生成や自動入力にも対応しています。
「クラウドで管理」と聞き、セキュリティ面の不満を感じる人もいるでしょう。
Bitwardenは「生体認証(顔認証・指紋認証)」や「2段階認証」に対応しているので安心です。
Bitwardenの特徴や出来る事は以下のとおりです。
- 日本語対応
- Android、iPhone、タブレット、PCに対応
- 無料で十分使える(一分機能は有料)
- パスワード自動入力
- 2段階認証アプリに対応(Google認証・Authyなど)
- パスワード自動生成
- 様々なブラウザに対応(Chrome、Firefox、Edgeなど)
- コマンドライン対応 ※上級者向け
日本語対応で分かりやすいUI
Bitwardenにはスマホ版アプリもありますが、
セキュリティ面の問題からスクリーンショットが許可されていません。
今回は、PC版を例に紹介させていただきます。
上の画像のように、Bitwardenアプリは日本語に対応しています。
Bitwardenは基本的にはパスワード管理アプリですが、クレジットカードやID(身分証明書)、メモなども保管する事が出来ます。
Bitwardenの使い方
Bitwardenを使用するにはアカウントを作成する必要があります。
「Bitwarden(公式サイト)」
「Personal Plans」の「Create Free Account」を選択します。
指定された項目を入力してアカウントを作成しましょう。
「マスターパスワード」はパスワード管理ツールにログインする際に使用します。
これだけはアプリに頼れないので、自分で突破されづらいパスワードを考えましょう。
パスワードの追加・自動生成
パスワードの追加方法は簡単です。
管理ツール内にログインしたら画面内の「+」ボタンを押します。
PC版では中央下、アプリ版では画面右下に表示されています。
「名前」には「IDやメールアドレス」
「パスワード」には「パスワード」を入力します。
「URL1」にパスワードを使用するサイトのURLを入力しておくことで、自動入力が可能になります。
「右回り」のボタンを押すと、「パスワード生成ツール」へ移行します。
パスワード生成ツールではアプリが自動的に強力なパスワードを生成してくれます。
記号をオンにする方が強力なパスワードになりますが、対応していないサイトもあるため、必要に応じて切り替えましょう。
スマホでの自動入力設定
筆者が使用しているスマホはAndroidのカスタムOS(MIUI)です。
そのため、一般的なAndroidスマホとは設定が異なる可能性があります。
スマホの「設定画面」を開いて検索欄で「自動入力」と検索します。
「自動入力サービス」をタップします。
自動入力サービスを「Bitwarden」を選択します。
以上で、各ブラウザでのログイン時にパスワード自動入力にBitwardenを使用する準備が整いました。
まとめ
Bitwardenは現在、パスワードを管理する手段の中でも最良の選択の1つです。
しかし、Bitwardenだけではセキュリティは完璧とは言えません。
Bitwardenのアカウント作成時のパスワードも強力なものを設定し、
2段階認証や生体認証(指紋認証、顔認証)を設定して、更にセキュリティを強化しましょう。
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