Androidスマホの画面が割れた時に自分で修理する方法とリスク
スマホの画面が割れてしまうと誰でもショックですよね。
画面が割れたまま使うこともできますが、症状が悪化したり怪我のリスクを考えるとなるべく早く修理に出すことをおすすめします。
修理に出すとなるとキャリアで受付しなければいけないと思う人が多いと思いますが、最近では自分で修理することもできます。
今回は、Androidスマホが割れた時に自分で修理をする方法とリスクについて詳しく解説していきます。
自分で画面割れを修理する方法とは?
まず、自分で画面割れ修理をする方法について解説します。
今まではキャリアで修理に出さないと直すことができませんでしたが、スマホの画面の修理を自分でもできるようになりました。
どのような流れで修理をすれば良いのか、簡単に解説していきます。
修理キットはAmazonなどの通販サイトで買える
まず、専用の修理キットを購入する必要があります。
だからといってどこか特別な場所で買わなければいけないというわけではなく、通販サイトで簡単に手に入ります。
修理キットの中には分解工具や取り替え用のパネル、内蔵バッテリーが同封されています。
通販サイトで機種名を入力して修理キットを検索してみてください。
利用している機種によっては販売されていないかもしれません。
価格は大体5,000円で買えます。思ったよりも安いですよね。
修理は動画を参考にしながらやろう
修理の簡単な手順は下記の通りです。
- 液晶パネルを外す
- 内部の部品を外す
- 新しいパネルを取り付ける
- 外したパーツをそれぞれ元の状態に戻す
修理キットにもマニュアルが同封されていると思いますが、マニュアルを読みながら作業するよりもYouTubeなどで動画を観た方がわかりやすいと思います。
取り外しが必要な部品は細かいものも多いので、決して失くさないようにしましょう。
部品を紛失させてしまったり、コードを引っ張ってしまって断線するなどのトラブルも頻発するので、初めて修理をする人は特に慎重に作業を進めてください。
1番難しいのは画面を貼り替えた後に元の状態に戻すこと
修理の段階で特に難しいのは、パネルを取り替えた後に元の状態に戻すことです。
元々の状態と全く同じように組み立てなければいけないですし、少しでも順番が異なったり、部品の紛失・コードの断線が起きてしまうと、修理が終わった後にスマホが正常に動かないケースがたくさんあります。
部品の取り扱いはもちろんですが、全ての行程において慎重に取り組むようにしてください。
自分で画面割れを修理するメリット
次に、自分でスマホの画面割れを修理するメリットについて解説します。
修理にかかる費用が安い
必要なものは専用の修理キットだけですし、修理キットは通販サイトで5,000円程度で買えます。
キャリアの保証オプションに加入して修理をすれば大体5,000円ですが、保証オプションに入っていない場合は数万かかることもあります。
また、非正規の修理業者に依頼したとしても1万円程度はかかるので、保証オプションに加入していない場合は、自分で修理した方が修理にかかるコストが安い点がメリットとして挙げられます。
即日修理ができる
修理キットが手に入れば自分ですぐに修理を始められるので、即日修理が可能です。
キャリアだと最低も2週間程度かかりますし、非正規の修理業者も混み合っている時は即日修理が難しい場合もあります。
なるべく時間をかけたくない、待ちたくないという時には、自分で修理すると良いでしょう。
自分で画面割れを修理するリスク
先に自分で修理するメリットを伝えましたが、正直自分で修理するのはやめておすすめできません。
それでも自分で修理したい!という方はぜひ、最後までこの記事を読んでから検討してみてください。
この章では、自分で画面割れの修理をする場合に考えられるリスクについて解説していきます。
失敗する確率が高い
ネットに画面割れ修理をしてみた人の動画やブログがたくさんありますが、失敗している人も多いのが特徴です。
- 部品がなくなってしまった
- コードが断線してしまった
- 順番通りに修理したはずなのになぜか液晶が映らない
このような失敗事例を多く見ます。
失敗する確率が高いことを考えると、材料費の5,000円はかなりコスパが悪いので、あまり細かい作業が得意ではない人は自分で修理をするべきではないでしょう。
失敗すると正規でも非正規でも修理を断られる可能性がある
自分で修理して失敗した場合、どこをどのように失敗したのかわからない時があります。
確実に修理ができるという保証がない以上、キャリアなどの正規の修理はもちろん、非正規の修理業者ですら修理を断るケースもあります。
自分で修理をするということは、今後専門の修理サービスが利用できなくなるという危険性もあるということを知っておきましょう。
メーカーの純正品ではないので改造と見なされてしまう恐れもある
修理キットの素材は、使っているスマホの純正パーツではありません。
本来、スマホの中に入っている部品は全て純正品で、それぞれシリアルナンバーが書かれています。
外部メーカーのパーツを自分で勝手に入れて修理したということで、「改造した」と見なされる可能性も非常に高いです。
その場合、修理を断られる可能性はもちろん、キャリアの保証オプションに加入していても保証対象外になってしまう恐れがあります。
保証対象外だと修理費が全額実費でかかるので、修理費用だけでかなり大きな負担となってしまいます。
自分で画面割れ修理をするべき時は?
では、自分で画面割れ修理をするべき時とは一体どんな時なのでしょうか?
なるべく修理費用をかけたくない時
修理キットによっては5,000円以下で買えるものもあり、修理費用はメーカー修理や非正規の修理業者に依頼するよりも安く抑えることができます。
なるべく修理にお金をかけたくない時には、自分で修理をするのがおすすめです。
キャリアの保証オプションに加入していない時
保証オプションに加入していない状態でメーカー修理をすると、下手したら新品のスマホを買った方が安いというくらいに修理費がかかる場合があります。
非正規の修理業者も1万円程度はかかるので、前述と同じくなるべく費用を抑えたい時におすすめです。
しかし前章でも言いましたが、自分で修理をするのは極力避けるべきです。
まとめ
いかがでしょうか。
自分でスマホの画面割れを修理することはできますが、一方で失敗するリスクが非常に高く、今後正規でも非正規でも修理ができなくなる可能性があります。
かなりリスクが高いので、できれば自分で画面割れの修理をするべきではありません。
スマホの画面が割れてしまった時は、できるだけメーカー修理や非正規の修理業者を利用し、確実に修理することをおすすめします。
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