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Twitterの元CEOが作ったSNS「Bluesky」とは? 「X」との違いも解説

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X(旧Twitter)がイーロン・マスク氏に買収されてから、

移行先のSNSを探している人も多いのではないでしょうか。

 

今回は、Twitterからの移行先のSNS候補の1つである

「Bluesky(ブルースカイ)」を紹介します。

 

Blueskyはまだまだ開発途中で、機能はTwitterに大きく劣りますが

シンプルな時代のTwitterが好きであった人にはかなりの高評価を得ています。

 

Bluesky(ブルースカイ)とは

「Bluesky(ブルースカイ)」はTwitter(現X)の共同設立者の

ジャック・ドーシー氏が発案した分散型SNSプロジェクトです。

 

実は、Blueskyの構想はドーシー氏がTwitterに属していた頃に発足したものでしたが、

Twitterがイーロン・マスク氏に売却されたことにより、

完全に独立したプロジェクトとして生まれ変わりました。

 

旧体制のTwitterメンバーが多く参加していることもあり、

Blueskyのアプリの画面はTwitterに非常に似ています。

 

Blueskyアプリは2023年1月からiOS(iPhone)とAndroid向けに配信されています。

2023年12月のアップデートで日本語表示にも対応し、日本人ユーザーも増加しています。

 
従来、Blueskyは「招待制」のSNSのため、誰でも参加できるものではありませんでした。
既に利用しているユーザーから招待コードをもらう方法や、公式の待機リストに登録してコードを待つ方法がありました。

しかし、2024年2月に公式が、招待制を撤廃したことを発表。
下記URLから登録すれば誰でも利用できるようになり、新規登録者が一気に増えました。
 

「Bluesky」

https://bsky.app/

 

分散型SNSとは

Blueskyの特徴である「分散型SNS」についても軽く説明します。

 

Twitterなど、従来のSNSは「中央集権型SNS」と呼ばれています。

中央集権型SNSは管理者がサーバーを一括管理し、ルールやサービス内容も全て管理者に依存します。

 

中央集権型SNSは管理者がSNS全体を管理しやすいというメリットがある反面、

言論や表現が管理者によって規制されてしまうといった問題も孕んでいます。

 

対して、「分散型SNS」は明確な管理者が存在せず、複数のサーバーが連携してSNSを構築します。

言論の自由が確保されやすい一方、問題が発生した際は自己責任になる可能性が高いです。

 

  • 中央集権型SNS:管理者が主要なサーバーを管理し、ルールなどを統制する。
  • 分散型SNS:明確な管理者がおらず、サーバーも複数存在。

 

Bluskyの機能

BlueskyはiOSとAndroid向けにアプリがリリースされており、

PCではWeb版が利用できます。

 

基本期な機能はTwitterと同様です。

 

【Blueskyの機能】

  • 最大300文字までのテキストの投稿 ※Twitterは140字まで
  • 画像、写真は最大4枚まで投稿可能 ※動画は今後対応予定
  • いいね、リポスト(リツイート)、引用
  • 他ユーザーのフォロー、ミュート、ブロック
  • タイムラインの閲覧
  • タイムラインのカスタマイズ

 

しかし、Blueskyはまだまだ開発途中のSNSです。

Twitterでは当たり前の機能でも利用できないものも多くあるのが現状です。

 

【Blueskyで利用できない機能(2023年12月時点)】

  • ハッシュタグ(#◯◯)
  • ハッシュタグ検索
  • ダイレクトメッセージ
  • 投稿後の編集

 

Blueskyの専門用語

Blueskyで使われている専門用語をいくつか紹介します。

どれもTwitterで似たような機能があるので、用語を覚えずとも使いこなすことはできるでしょう。

 

  • Post(ポスト):Twitterでいう「ツイート」。
  • Feed(フィード):Twitterでいう「タイムライン(TL)」。
  • Repost(リポスト):Twitterでいう「リツイート(RT)」。
  • Quote Post(クオートポスト):Twitterでいう「引用リツイート(引用RT)」

 

おすすめのフィード(タイムライン)

Blueskyは自分の好みのフィード(タイムライン)を表示するようにカスタマイズが可能です。

フィードは誰でも作成が可能ですが、作成にはSNSの知識と技術が必要です。

 

そこで今回は、有志の方が作成したフィードをいくつか紹介します。

 

やはり、まずは日本語が通じる仲間を探すためにも、

日本人が集まっているフィードを探すことをおすすめします。

 

おすすめのフィードは以下の3つです。

 

  • Japanese Cluster
    日本語のポストを収集し、表示してくれるフィード。
  • JP
    言語設定を日本語にしているユーザーのツイートを表示してくれるフィード。
  • Japanese and Images
    日本語の画像付きポストのみを表示してくれるフィード。

フィードの設定

ホームに表示するフィードを設定する方法を解説します。

 

  1. アプリ画面下部の「#」をタップします。
  2. 「新しいフィードを見つける」の欄に検索したいワードを入力。
  3. 追加したいフィードの「+」ボタンを押す。

 

ホーム画面の上部にフィードが追加されました。

フィードはタップによる選択やスワイプで切り替えられます。

 

まとめ

今回は、Twitterからの移行先候補のSNS「Bluesky」を紹介しました。

BlueskyはTwitterの共同設立者が立ち上げた、分散型SNSプロジェクトです。

 

開発メンバーにTwitterの旧スタッフが多いこともあり、

Blueskyの使い心地はかなりTwitterに近いです。

Twitterからの移行でも違和感なく使うことができるでしょう。

 

しかし、Blueskyはまだまだ開発途中のSNSです。

ハッシュタグ「#◯◯」やダイレクトメッセージなど、Twitterで便利な機能の一部が利用できません。

 

また、Blueskyは招待制のSNSなので、誰でも利用できるわけではありません。

参加には招待コードが必要であり、公式サイトから待機リストに参加するか

既にBlueskyを利用しているユーザーから招待コードを送ってもらう必要があります。

 

Blueskyはユーザー数も機能面もまだまだ発展途上なSNSではありますが、

着実にアップデートを繰り返して快適なSNSに成長していっています。

 

Blueskyに興味がある人は、今のうちに待機リストへの登録をしておくことをおすすめします。

 

「Bluesky」

https://bsky.app/

 

 

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べすれい

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スマホゲームを開発している会社で働いていた経験があります。
AndroidとiPhoneを使用した結果、Androidに落ち着いています。
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