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果たしてX(旧Twitter) は改悪なのか?機能などを基に解説

急にTwitterブランドが廃止されて、驚かれた方は多いでしょう。

イーロン・マスク氏はTwitterの青い鳥のアイコンや名前を撤廃、代わりに「X」という新ブランド名とアイコンを追加しました。

このニュースは世界的に話題となりましたが、実際にはよい方向の評判よりも悪い評判が目立つ結果となっています。

それにはイーロン・マスク氏の従来のTwitterにおける経営方針も関係しているように思えるのがポイントです。

今回は旧TwitterがXに変更される前後、何が改悪されたと言われているのか機能などをベースに解説していきます。

Xとは?Twitterと何が違うの?

ここではXの基本情報を解説していきます。

Xとは?

Xとは旧Twitterに代わる新ブランドのSNSです。

この変更に伴いTwitterの青い鳥はXという文字をベースにしたブラック基調のブランドロゴへ変更され、Twitterという名前自体が廃止されてXとなりました。

最初は「X1文字だけが新ブランド名なのか」とびっくりされる方も多かったでしょう。

といってもこういった変更はユーザーからよい評判を受ければ浸透して、違和感はなくなるのが常識です。

ところが実際には改悪と言われる部分が多く、不評が増えてTwitterのころを懐かしむ方が増加しています。

現時点では少なくとも、TwitterからXへのブランド変更がうまくいっているとは言えない状況です。

Twitter→Xでいったい何が変わったのか?

Twitter→Xへの変更に伴い「画面デザインや機能が大きく変更されるのではないか」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

結果としては現在Twitterの仕様をそのまま引き継いている状態なので、Twitterを利用している方はXもすぐに使い慣れるはずです。

ただし中途半端なブランド変更のせいで、分かりにくさが目立っているのは問題となっています。

たとえばXというタイトルやブランド名が大々的に表示される仕様になったのにもかかわらず、ページのURL自体はいまだにTwitterが入ったままです。

本来ブランドを変更した場合URLもXを想起させるものにするのが普通ですが、実際にはそれができていません。

技術的な問題からするとTwitterブランドのURL認知度やアクセス数などを引き継いだまま、XブランドのURLへ誘導するには準備が必要であり単に新URLを発行してそちらにTwitterの機能を移動させればよいというわけでもありません。

そのため現時点でのTwitterURLが残っている状況はしょうがないかもしれませんが、このいびつな状況が続くとブランド認知などで「TwitterとXどちらで呼べばよいの」といった混乱が起きる可能性はあるでしょう。

TwitterからXへ変更される前後で変わったことは?今までの改悪も評判の悪さに影響している?

ここからはTwitter→Xの変更の前後に伴い、改悪と言われている内容をまとめていきます。

Tweetbotなど人気サービスの突然停止・終了

ユーザーを大きな混乱に陥れたのは、2023年1月に発生した大規模な関連サービスの停止・終了です。

これはサードパーティーの外部Twitter連携サービスを締め出して使えなくする方針を、旧Twitterが発表したことにより起きました。

そもそも停止直前に事前報告もなく急にサービスを終了させたため、多くのサービス提供者や利用ユーザーがクレームを殺到させる結果となっています。

この影響を受けて廃止されてしまったサービスには、ボットが日時通りにツイートを行ってくれるTweetbotなどのサービスも含まれていました。

こういったTwitterと協業していたようなサービスまで締め出したことで、Twitterへの反感や対抗感がさらに増す結果となっています。

ちなみにサードパーティー製ではないTweetDeckといったサービスはまだ顕在ではありますが、有料サービスへの加入などをしないと利用できなくなるのではないか、という不安をあおる規約などが発表されたことにより問題が起こっています。

ログイン制限

2023年6月30日、旧Twitterへアクセスしたくてもできない状況が発生しました。

これはバグや不具合ではなく、Twitterが意図的に起こしたものです。

強制的にログイン・新規登録画面へリダイレクトされ不満を覚えた方はかなりいらっしゃいます。

この対応は緊急的なものだとされていますが、ログインや登録しないで匿名利用したい方には痛手です。

閲覧数制限

2023年7月1日ごろ、Twitterの投稿が急に読み込めなくなる状況が発生しました。

これもバグ・不具合ではなく意図的に発生していたものです。

この制限数は1日に付き8,000件や800件など、認証の有無や作成タイミングなどで分かれています。

データ抜き出し(スクレイピング)等への対応と言われていますが、毎日のようにTwitterメインで検索している方は影響を受けるような改悪です。

 

DMを1日20件までに制限

2023年7月21日、旧Twitterは有料サービスであるTwitter Blueのアカウントを利用していないユーザーのDMを制限しました。

具体的には1日20件までに制限を掛け、それ以上は利用できないようにしています。

一般の方の場合1日20件までDMを送ることはそうないかもしれませんが、ビジネスだと超える可能性は十分あります。

この変更でTwitter Blueへ強制的に加入しないといけなくなった方もいらしゃるかもしれません。

その他

その他にもさまざまな仕様について不評が発生しています。

たとえば望んでいない投稿が通知欄に上部表示されるようになりました。

このツイートは表示回数を減らすといったアクションが取れますが、また別の関係ないポストが表示される事例も多く意味があるのか不安視している方の投稿が複数X内で見受けられます。

また以前より広告が挿入されるタイミングが増え、以前より見にくくなったと感じる方が増えています。

デザイン面でも不評が多く、改善は優先事項だと思われますがその傾向があまり見られないのも残念です。

まとめ

今回はX(旧Twitter)の改悪などをまとめてきました。

正直イーロン・マスク氏が就任してTwitter経営を行うようになってから、ユーザー目線の改善が行われなくなっているように感じます。

それだけでなく急なブランド変更で対応できていない企業も多く、いまだにSNSの紹介欄でTwitterブランドを使っている事例も多いです。

事前に通知してゆっくりブランド変更することもできない状況なのかと考えると不安しか残りません。

そもそも日本・アメリカのユーザーが多くのシェアを占めているXは、日本ユーザーおよびアメリカユーザーを減少させてしまうと立ち行かなくなる恐れすらあります。

今後も最新情報をチェックして、Xの動向を確認していきたいところです。
 

 

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businessofd

クラウドワークスで、フリーランスとして活躍中。
今まで培ってきたITの知識や技術を活かして、さまざまな記事を執筆しています。

AppleよりはAndroid派で、オープンソースという性質上さまざまなAndroidが存在するのも魅力だと思っています。
最近のマイブームはキャッシュレスアプリで、コンビニなどで待たずにサッと決済できる利便性は手放せません。
Androidにさまざまなキャッシュレスアプリを入れて、メリット・デメリットを比較しながら使うのがクセになっています(笑)。

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