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MicrosoftのチャットAIが使えるアプリ「Bing」

「Microsoft(マイクロソフト)」は2023年2月23日にAIチャットを搭載した検索アプリ

「Bing(ビング)」のプレビュー版をリリースしました。

 

Bing AIは専用アプリの「Bing」以外にも

ウェブブラウザの「Microsoft Edge(エッジ)」や

チャットアプリの「Skype(スカイプ)」でも利用が可能です。

 

Bingアプリの入手方法

新しくリリースされた「Bing」アプリは、AndroidとiOS(iPhone)で利用できます。

Android版アプリはGoogle Playから無料でダウンロードできます。

 

「Bing – あなたの AI 副操縦士(Google Play)」

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.bing&hl=ja&gl=JP

 

Bingアプリの使い方

Bingアプリを起動すると、Googleアプリと同じように

検索画面やニュース、天気といった情報が表示されます。

 

Bing AIを利用したい際は画面下のアイコン(上記画像の赤枠)をタップします。

アイコンをすると、Bing AIの画面が表示されます。

Bing AIは会話のスタイルを「創造的」「バランス」「厳密」から選択できます。

調べ事などに利用する際は、基本的に「バランス」を利用することをおすすめします。

 

Bing AIを実際に利用してみた

せっかくですので、実際にBingアプリでBing AIを利用してみました。

まずは、Bing AIに自己紹介をしてもらいます。

Q.自己紹介をしてください。
A.こんにちは。私はBingです。インターネットで検索したり、会話したり、コンテンツを作ったりすることができます。☺

かなり簡単ではありますが、しっかりと自己紹介をしてくれました。

最後に絵文字を使っているところが少し可愛いですね。

 

次に当サイトのテーマでもある「Android」について質問をしてみます。

Q.Androidについて教えてください
A.AndroidはGoogleが開発したモバイルオペレーションシステムです。

Linuxカーネルやオープンソースソフトウェアがベースで、

スマートフォンやタブレットなどのタッチスクリーンデバイスに使われています。

Androidの特徴は、カスタマイズ性やセキュリティ、スクリーンリーダーなどのアクセシビリティ機能などです。

Androidのスマートフォンは、多くのメーカーやキャリアから販売されています。

Androidについて、「どのように作られたか」「何に使われているか」「どのような特徴があるか」を簡単に教えてくれました。

 

今度は少し難しい質問をしてみます。

Q.Bluetoothの仕組みについて教えてください。
A.Bluetoothは、2.4GHz帯域の電波を使って、近距離のデバイス同士を無線で接続する技術です。

Bluetoothに対応したデバイスには、チップが内蔵されており、それぞれが通信相手を認識してデータをやり取りします。

Bluetoothは、音声や画像などのデータをストリーミングすることができます。

Bluetoothの利用例としては、イヤホンやスピーカー、キーボードやマウス、スマートウォッチなどがあります。

Bluetoothについて、「簡単な仕組みと概要」「どうやって通信しているか」「何ができるか」「何に使われているか」を簡単に教えてくれました。

 

「Bluetoothの仕組みについて」の質問でしたが、仕組みを詳しく説明するというよりは、

Bluetoothについての簡単な説明をする程度といった感じの返答です。

 

やはり、専門的な情報の収集にAIを利用するのはまだまだ難しいようです。

 

次に、流行りの「ChatGPT(チャットGPT)」のようにマクロの作成ができるか試してみます。

Q.都道府県をリスト表示するマクロを作成してください。
A.Excelで都道府県をリスト表示するマクロを作成する場合、以下のようなコードを使用できます。

コードはVBAで記述されています。コードブロックの中に貼り付けて実行してください。

※VBAコード省略

Bing AIもChatGPTと同じように、Excelのマクロ(VBA)を作成できることが分かりました。

Bing AIも仕事や作業の効率化に十分貢献できる能力を有していると言えます。

 

Bing AIのメリット

ここまでの利用方法とテストを見て「ChatGPTと同じじゃないか」と思ったでしょうか。

それもそのはずです。Bing AIはChatGPTと同じく「OpenAI」を利用しているAIチャットツールです。

すなわち、大本になっている技術は全く同じツールなのです。

 

では、ChatGPTではなくBing AIを利用するメリットは何なのでしょうか。

 

Bing AIは最新の情報を参照している

ChatGPTは2021年以前のインターネットの膨大なデータを元に学習・訓練されたAIです。

そのため、2022年以降のデータを持ち合わせていないため、日々変化する情報やトレンドに対応することが出来ないのが弱点とされています。

 

それに対し、Bing AIは常に最新の情報を参照しているため、

質問に対して新しい情報を元にした返答をしてくれます。

 

「トレンド」や「ニュース」などの「日々変化する情報」を検索したい場合は、

ChatGPTよりもBing AIを利用する方が、新しくて正しい情報を得られる可能性が高いでしょう。

 

Microsoftのアプリから簡単アクセス

Bing AIは、今回紹介したアプリから誰でも簡単にアクセス・利用することができます。

 

それに対し、ChatGPTは公式サイトにアクセスしてアカウント登録する必要があるなど、

海外サイトの扱いに慣れていない人には少し敷居が高いサービスでした。

 

MicrosoftアカウントはWindows PCを利用している人なら誰でも持っているはずですし、

BingアプリやEdge、Skypeなど日常から利用する機会が多いアプリと連携されている点も強みです。

 

まとめ

「Microsoft(マイクロソフト)」は2023年2月23日にAIチャットを搭載した検索アプリ

「Bing(ビング)」のプレビュー版をリリースしました。

 

Bing AIはBingアプリの下部にあるアイコンをタップすることで誰でも簡単に利用することができます。

 

Bing AIはChatGPTのような「調べ事」「仕事の効率化」「AIとの会話」など、様々な利用方法があります。

 

また、Bing AIはChatGPTとは異なり常にインターネット上の最新情報を参照しています。

「ニュース」や「トレンド」など「日々変化する情報」の収集に関しては、

ChatGPTよりも優れているAIチャットツールと言えるでしょう。

 

「Bing(公式サイト)」

https://www.bing.com/
 

 

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べすれい

べすれいと申します。
スマホゲームを開発している会社で働いていた経験があります。
AndroidとiPhoneを使用した結果、Androidに落ち着いています。
スマホゲーム開発の経験も活かし、スマホの便利情報をお伝えできればと思います!

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